またまた・・・・凹んでおります。少々途方にくれてます。
昨日のレッスンの前の最初の一言・・・
「先生、2週間練習してないからね。だって弾けないから面白くないんだもん」
子供さんのは発言ではありません。御年輩の男性の生徒さんです。
でもこの方は、30分歩いて通って下さり、レッスン開始40分前にいらしてお話をしていらっしゃいます。。
さすがに少々支障があるので、20分前に来て頂く様にお願いした次第です。
ここに来るのがいやというより、練習がいやなのでしょう・・・
まず椅子の背もたれに寄りかかり、だらりとした姿勢が何度言ってもなおりません。
足腰や背中に故障がありますか?と伺うと、「ないよ。でも疲れるから・・・」
「ならば1回弾いたら少し休みましょう。弾いてる間はきちんと座りましょうね」
「大丈夫だってば・・・」・・・・でも足も背中もだらり・・・
レッスン中は、私が注意を始めても強引に行き当たりばったり弾き続けたり、全然無関係な話をされます。
最初は耳が遠いのかと思いましたが、そうではない様です。
弾けないと、イライラしてピアノを責め始めます。
鍵盤がうちのより広い・・・譜面台が高くて見づらい・・・鍵盤が重い・・・
時々癇癪をおこし乱暴にピアノをたたく様な弾き方をされます。
昨日、それで私も厳しく言ってしまいました。
もちろんできるだけ穏やかに笑顔で話す努力はしましたが、おそらくひきつっていたとは思います。
楽器を製造して下さった方々の事、一生懸命お金を貯めて買った人達の事、大事に弾いている人の事、全神経を使って調律して下さる方の事・・・・
でも話始めても全然耳を貸して下さらず、ピアノを乱暴に鳴らし続けます。
それで・・・「私の話を聞いて下さい!」・・・と叫んでしまいました。・・・・凹んでおります。
推測ですが・・・
思う様にうまくいかない事で、いらいらされるのかもしれません。
又、何か家庭の事情か何かでストレスがあるのかもしれません。
若い頃の様に集中できず、ご自分でもいらいらされているのかも知れません。
少し楽に進めて差し上げたいのですが、曲の難易度が低いといやがります。
弾きやすく編曲するのもいやがります。
レッスン時間も短いのはいやだ・・・と仰います。
私自身が同年代なら、もう少し気持ちを理解できるのかもしれません。
今までも知人に相談すると、「適当に楽しませてあげれば?・・・」と言われてしまいます。
「ご高齢でも、初めてでも大丈夫です・・・」・・・・無責任には言えない言葉かもしれません。
覚悟がいりますね・・・今更ながら、痛感しております。
でも来週もまた来るっておっしゃって下さいました。よかった・・・
私もまだまだだな~・・・・当分凹んでますが(涙) ・・・・・これも良い経験ですね。
クラシックを学ぶにあたり、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンは避けては通れません。
私も生徒に練習してもらっています。どれも素晴らしく、それらを学ぶ事で音楽力の基礎が作られます。
それらを下地にして、ベートーヴェンの後期~ショパン、シューマン、ブラームス、リスト・・・等のロマン派の作品に入りいました。
若い頃から、これらの作曲家は馴染み深い存在でした。
私の個人的事情で、モーツァルト、ベートーヴェン初期までお世話になった先生があまりに怖くて(笑)
古典派には、トラウマがあり、成人してからは近寄る事がありません・・・(先生、ごめんなさい)
一番の成長期に習った先生は怖かったけど、シューマンやショパン、様々な作曲家を幅広く教えて頂きました。
またその先生はロシア音楽を得意とされていました。
ラフマニノフ、スクリャービン、チャイコフスキー等様々な素晴らしい作品に触れ、ロシアのピアニストも招へいして下さいました。
私はロシア音楽を好きになる様に努力もしましたし、その機会沢山ありました。
絵画も音楽も文学も好きです。
ドストエフスキーやトルストイも一生懸命読みました。(・・・・長いな~~)
絵画は好きでした。クラムスコイの「忘れえぬ女」・・・ため息がでました。
音楽も・・・今でも大好きなのはボロディン
でも自分が何か弾くとなると、全然気持ちが乗りません。
演奏会で弾いたのは、スクリャービンのエチュード、ソナタ4番 ラフマニノフ、前奏曲から3曲
なんと成人してからそれだけ・・・
もちろん他にシューマン、ブラームス、ショパン等・・・・素晴らしい作品にトライさせて頂きました。
時に共感し、時に心が折れ、自分の技術不足にため息をつき・・・
只、30代になった頃から、自分の中の声に素直に耳を傾ける様になりました。
まだまだこれから触れる作品が沢山あって楽しみですが・・・でも少しずつわかってきた様な気がします。
ずっと好きで弾き続けたい曲、自分が弾きたい!他の人ではダメ!という作曲家とその作品・・・
やっとわかってきました。これから多分その方々の作品に没頭しそうです。
どんなに優れた名演奏でもダメ、自分が弾きたい!・・・・・(何様のつもりでしょうネ)
まず、それには、もっと色彩豊かな遠近感のある音が出せないと・・・
でも楽しみです。少しずつそれらの作品について触れていきますね。
私も生徒に練習してもらっています。どれも素晴らしく、それらを学ぶ事で音楽力の基礎が作られます。
それらを下地にして、ベートーヴェンの後期~ショパン、シューマン、ブラームス、リスト・・・等のロマン派の作品に入りいました。
若い頃から、これらの作曲家は馴染み深い存在でした。
私の個人的事情で、モーツァルト、ベートーヴェン初期までお世話になった先生があまりに怖くて(笑)
古典派には、トラウマがあり、成人してからは近寄る事がありません・・・(先生、ごめんなさい)
一番の成長期に習った先生は怖かったけど、シューマンやショパン、様々な作曲家を幅広く教えて頂きました。
またその先生はロシア音楽を得意とされていました。
ラフマニノフ、スクリャービン、チャイコフスキー等様々な素晴らしい作品に触れ、ロシアのピアニストも招へいして下さいました。
私はロシア音楽を好きになる様に努力もしましたし、その機会沢山ありました。
絵画も音楽も文学も好きです。
ドストエフスキーやトルストイも一生懸命読みました。(・・・・長いな~~)
絵画は好きでした。クラムスコイの「忘れえぬ女」・・・ため息がでました。
音楽も・・・今でも大好きなのはボロディン
でも自分が何か弾くとなると、全然気持ちが乗りません。
演奏会で弾いたのは、スクリャービンのエチュード、ソナタ4番 ラフマニノフ、前奏曲から3曲
なんと成人してからそれだけ・・・
もちろん他にシューマン、ブラームス、ショパン等・・・・素晴らしい作品にトライさせて頂きました。
時に共感し、時に心が折れ、自分の技術不足にため息をつき・・・
只、30代になった頃から、自分の中の声に素直に耳を傾ける様になりました。
まだまだこれから触れる作品が沢山あって楽しみですが・・・でも少しずつわかってきた様な気がします。
ずっと好きで弾き続けたい曲、自分が弾きたい!他の人ではダメ!という作曲家とその作品・・・
やっとわかってきました。これから多分その方々の作品に没頭しそうです。
どんなに優れた名演奏でもダメ、自分が弾きたい!・・・・・(何様のつもりでしょうネ)
まず、それには、もっと色彩豊かな遠近感のある音が出せないと・・・
でも楽しみです。少しずつそれらの作品について触れていきますね。
私の所有するグランドピアノは、ドイツ製 シードマイヤー&ゼーネ・・・大変レアなピアノです。
父は初めて郊外に家を買ったときに、念願のピアノを買おうと思ったそうです。
田舎の古い家で隙間だらけ、土地は広く周りに何もなく、住宅事情の心配がありませんでした。
どうせ買うならグランド!と貯金をはたき楽器店に行ったところ、掘出し物と見せられたのがシードマイヤー
国産のに比べ少し高かったけれど、優しい音に惹かれ無理して買ってしまったそうです。
ちなみに本人ピアノ弾けません
ピアノといえば女の子の習い事・・・・ピアノを習い始めた小学生の私が、身分不相応にもこのピアノの弾き手となり、音大を出るまで長く付き合う事となりました。
可哀想なシードマイヤーは、ほぼ毎日数時間叩かれっ放し。
そして音大時代父の仕事の都合で両親と別居した私は、この相棒を実家に置去りにして、ヤマハのアップライトを抱え一人暮らしとなりました。
長い日々の後、やっと相棒を迎えに行きました。
誰も弾かないピアノは高温多湿の両親の家でボロボロ。ごめんね~
引き取りメンテしてもらいつつ弾いているうちに、やっと危篤状態から回復しつつあります。
再会当初はペダルは壊れ、鍵盤はガタガタ・・・塗装をしないと、崩壊寸前・・・・(お父さん、お金貸して!
)
そして外装の後、信頼できる調律師さんが五感を駆使して大格闘して下さってます。
虫食いのフェルトをならし、ハンマーをほぐし・・・鍵盤のタッチを確かめつつ揃え・・
ついに白鍵に黒鍵が沈む様になり部品を交換しないと無理という事です。
又出費だ~~
と嘆く私に容赦のない一言
「道化師の朝の歌の同音連打、今できないでしょ、これじゃ無理です!」・・・あ、ばれてる・・・
でもこのピアノは、とても優しい、けれどキラリとする音を求めると、それに応えてくれます。
ガタガタなのに私が求める音を一生懸命出してくれます。
ピアニストは耳で聴き、指の角度や動きの大小で音質の不揃いを調整してしまいます。
これは無意識にやってしまうので、楽器が変わればすぐ無意識に又調整してしまうのです。
調律師さんはあえて均等に弾きます。ピアニストにはできないな~・・・
調律は五感を駆使し、振動を腹で受け、指でタッチを感じ、耳をひっつけて行われています。
ピアノの状態から癖を見抜き、今どの曲を弾いているか、どんな音が欲しいのか、技術的な悩みは何か・・を質問し、解決してくれます。
この方は私と好みの傾向が同じで、繊細で美しい音を一緒に求めて下さいます。
ドビュッシーの霧の中にキラリと光る様な音、ラヴェルの一粒ずつ輝く様な、宝石箱の中の様な世界の音、・・・
相棒と、ホームドクターとともに、繊細な宝石の様な音を求めていけるなんて・・・
私は幸せものですね。
父は初めて郊外に家を買ったときに、念願のピアノを買おうと思ったそうです。
田舎の古い家で隙間だらけ、土地は広く周りに何もなく、住宅事情の心配がありませんでした。
どうせ買うならグランド!と貯金をはたき楽器店に行ったところ、掘出し物と見せられたのがシードマイヤー
国産のに比べ少し高かったけれど、優しい音に惹かれ無理して買ってしまったそうです。
ちなみに本人ピアノ弾けません
ピアノといえば女の子の習い事・・・・ピアノを習い始めた小学生の私が、身分不相応にもこのピアノの弾き手となり、音大を出るまで長く付き合う事となりました。
可哀想なシードマイヤーは、ほぼ毎日数時間叩かれっ放し。
そして音大時代父の仕事の都合で両親と別居した私は、この相棒を実家に置去りにして、ヤマハのアップライトを抱え一人暮らしとなりました。
長い日々の後、やっと相棒を迎えに行きました。
誰も弾かないピアノは高温多湿の両親の家でボロボロ。ごめんね~
引き取りメンテしてもらいつつ弾いているうちに、やっと危篤状態から回復しつつあります。
再会当初はペダルは壊れ、鍵盤はガタガタ・・・塗装をしないと、崩壊寸前・・・・(お父さん、お金貸して!
)そして外装の後、信頼できる調律師さんが五感を駆使して大格闘して下さってます。
虫食いのフェルトをならし、ハンマーをほぐし・・・鍵盤のタッチを確かめつつ揃え・・
ついに白鍵に黒鍵が沈む様になり部品を交換しないと無理という事です。
又出費だ~~
と嘆く私に容赦のない一言「道化師の朝の歌の同音連打、今できないでしょ、これじゃ無理です!」・・・あ、ばれてる・・・
でもこのピアノは、とても優しい、けれどキラリとする音を求めると、それに応えてくれます。
ガタガタなのに私が求める音を一生懸命出してくれます。
ピアニストは耳で聴き、指の角度や動きの大小で音質の不揃いを調整してしまいます。
これは無意識にやってしまうので、楽器が変わればすぐ無意識に又調整してしまうのです。
調律師さんはあえて均等に弾きます。ピアニストにはできないな~・・・
調律は五感を駆使し、振動を腹で受け、指でタッチを感じ、耳をひっつけて行われています。
ピアノの状態から癖を見抜き、今どの曲を弾いているか、どんな音が欲しいのか、技術的な悩みは何か・・を質問し、解決してくれます。
この方は私と好みの傾向が同じで、繊細で美しい音を一緒に求めて下さいます。
ドビュッシーの霧の中にキラリと光る様な音、ラヴェルの一粒ずつ輝く様な、宝石箱の中の様な世界の音、・・・
相棒と、ホームドクターとともに、繊細な宝石の様な音を求めていけるなんて・・・
私は幸せものですね。