八王子高尾 ピアノ教師 の日記 -54ページ目

八王子高尾 ピアノ教師 の日記

桐朋学園大学ピアノ科卒業後個人でピアノを指導しつつ演奏活動を続けております。八王子市高尾駅より徒歩5分です。
皆様と音楽やピアノについて、交流ができれば幸いです。ピアノについてのご質問等も是非お寄せ下さい。
oyuki42koba☆yahoo.co.jp ☆を@にかえて下さい。

毎日寒い日が続いておりますが、もう少しの辛抱の様です。
近所の小学校(浅川小学校)から、毎朝元気な声が聞こえてきます。


子供さん達は元気ですネ(*^_^*)


寒い中を生徒さん達もよく休まずいらして下さいます。
この冬は皆ひどい風邪をひく事もなく、レッスンも無事進んでおります。


大人の皆様は重装備。帽子、マスク、サングラス、マフラー
体調管理して頂けて助かります。

「こんにちは~~~」・・・・ギョギョ

次々押し込み強盗が来る様ですが(失礼しました)

 

大人の生徒さんに、実験的に連弾コンビを何組か結成して頂きました。

この方達は、長い経験があり、他の教室からいらっしゃいました。
どうしても欠けている基礎があります。


基本は大切なので、細かい注意が多くなります。


それを新発見と喜んで下さる方と、自己嫌悪に陥る方といらっしゃいます。

そういう方たち同士で組んで頂きました。

 

前向きな方の笑顔を分けて頂けて助かります。

やはり音楽の楽しさは常に持ち続けて頂きたいのです。

 

連弾は全く初めてという方ばかり。
どうやって座るんですか?から始まり、ワイワイガヤガヤ


イントロから事故の連続でも、笑い声が絶えません。
こちらも注意しやすくて助かります。

リズムや拍子の正しい取り方を、これで覚えて頂けそうです。


それが出来ないとアンサンブルが崩壊する事を、まずは本日体験(笑)


「連弾、楽しいですね」・・・でしょ?(*^_^*)

 


リズムの問題はこれでいけそうです。

次の課題は行き当たりばったり奏法の撲滅!


又楽しい方法を考えます(*^_^*)

音楽性がないと嘆く方に


音楽性、センスは、正しい練習法を習慣づける事により身に付くものなのです。
リズムを例にあげてみますね。


何度か書きましたが、拍子をきちんと取る事。
何故それが大事なのでしょうか?


1、弾き始める前に、きちんと拍子を取ってから弾く。


これをしないと、出だしがふらつき、音楽がだらしなくなります。
こういう事を平気で続けていると、だらしのないテンポに狎れてしまいます。

自分でリズム感を壊す様なものです。

 


拍子は、その曲の性格を表しています。
刻む様な4拍子や、揺れる様な8分の6拍子等々


これがきちんと取れないと、曲の性格が表現できません。

 

絶対にやってはいけない事・・・何となくふらりと弾き始める!
これはやめましょう。



2、そして拍子に音を合わせる習慣を付ける事、


細かい音符が連続して続く時、なだれ込むように弾く方が多いです。


例えば4分の4拍子で8分音符が連続する場合。

8分音符のみに気を取られ、タタタタタタタタと弾く方が多いです。
拍子をとらず、何となく8分音符を続けて弾くだけです。


まずきちんと拍子をとり、それに合わせる事が大切です。
1(♫タタ) 2(♫タタ) 3(♫タタ) 4(♫タタ)

 


些細な事です。意識すればできます。
でもこれをどうでも良い事だと考えてはいけません。


この間違いを犯すと、例えばトイレに駆け込む様なモーツァルトになります。
細かい音符に気を取られると走るのです。
ピアノの先生や音大生ですら多いのです。
何回も聴きました。


きちんと拍子がとられている演奏は安定して聴く事ができます。

まずはこれを徹底する事が基本です。

 

例えなだれ込む様に弾きたくても、拍子に合わせる事は大切です。
拍子をとっている事を聴かせるか、隠すかの違いです。


拍子の上で煽る様に聴かせたり、沈む様に聴かせたりできるのです。



3、次に楽譜に書いてある音符の長さを正確に徹底して守る事。


これが基本です。注意すればできますね。


これを徹底する事で、なぜその音符で書かれているか解る様になります。


音符には長さや拍のとり方に由来する性格があります。
その性格が曲の性格でもあります。


その性格を強調する事で、表現できる事が沢山あるのです。
広がりを感じさせる様なリズム、刻む様なリズム、・・・・

 


音楽性がないと嘆く前に、一度基本にかえってみましょう。
楽譜に書いてある事を徹底して細かく考えてみましょう。


音楽性は正しい習慣の積重ねで形成されていくのです。
その基本を身につければ、リズムだけでも様々な表現ができます。
とっても楽しいですよ。

応用については具体的に又書きます。
基本の大切さと、応用の楽しさが解って頂けると思いますので。


毎日の練習をどう行うか、それが大切なのです(*^_^*)

 

私の先生がよく仰ってました。

自分に厳しく注意を怠らず、日々の積重ねを継続できる・・・
それが素質です。

耳が痛かったです(笑)

音楽性について、少し書いていきます。
今回はまず、概要です。


「私、音楽性がないからダメなのです」と仰る方がいます。
最初の頃は「そんな事ないですよ~」と笑顔で励ましておりました。

しかし何を言っても、そのセリフが出てきます。
最近は満面の笑顔で「素質のせいではな~~い!」

少し厳しくしております。



この方だけではありません。

「私は音楽性がなくて、楽譜通りでつまらないと言われます。」


大暴言です。楽譜は素晴らしい音楽を示しています。
そのとおり弾かないからつまらないのです。



こういう事なのです。




曲を弾き始める時、ふら~っと弾き始めます。
「ご自分でテンポを決めて、1~2小節拍子とってから弾きましょう」

何年言い続けても、いまだにそれを忘れます。



何拍子ですか?・・・4分の4拍子

今のは4拍子にきこえませんよ~~・・・
4分音符を意識して、それで4拍とりましたか?


何となく音を追いかけて弾いているだけです。
まず拍子すら楽譜どおりに弾いていないのです。

こういうリズムで弾こうという意志がない。



どこからどこまでクレッシェンドしますか?
ここからここまでクレッシェンドするという意志がないのです。



このスラーの通りに歌ってないですよね。
ここから歌い始めて、ここで終わってないですね。
歌おうという意志がないのです。



このアクセント記号、見えてますか?
見えてるなら、アクセントにしようと意志を持って下さい。


フェルマータなのに拍子動いたままですね。
自分の意志で停めてないですね。


と優しくネチネチ(笑)



私が楽譜に書いてある全ての指示をきちんと示して弾いてみせます。
特別な事はしてません。楽譜に書いてあるとおり。

何となく、ではなく、自分の意志でそう弾こうとする事で、生きた演奏になるのです。




「楽譜通りでつまらない」そういう作品は、歴史に残りません。


まずは楽譜をきちんと読み、その通りに弾こうという意志を持って下さい。
その時必要になるのが、楽譜をきちんと読み取る力です。


それについて、少し細かく書いていきます。


リズム、メロディ、ハーモニー


音楽の基礎力ですね。でもそれは素質が問題ではありません。
きちんとした習慣で必ず身に付きます。



音楽性がないと嘆く前に、今できる事を見直して下さい。



他の誰でもない、「自分が弾く」意義はそこにあるのですから。