八王子高尾 ピアノ教師 の日記 -55ページ目

八王子高尾 ピアノ教師 の日記

桐朋学園大学ピアノ科卒業後個人でピアノを指導しつつ演奏活動を続けております。八王子市高尾駅より徒歩5分です。
皆様と音楽やピアノについて、交流ができれば幸いです。ピアノについてのご質問等も是非お寄せ下さい。
oyuki42koba☆yahoo.co.jp ☆を@にかえて下さい。

遅くなりましたが、新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。


4日、ニューイヤーコンサートにソロとソプラノ伴奏で出演させて頂きました。
ソロの曲目はラヴェル「ラ・ヴァルス」

この曲は作者自身でオーケストラ、2台ピアノ、ソロピアノが書かれてます。
何度か2台で演奏した経験があり、憧れの曲でもありました。



2台に比べソロは技術的に難しい事は覚悟していました。
が予想外の壁にぶつかりました。



2台で表現できない何かに惹かれてソロで弾きたいと思ったのに、それがわからない。
どんなに練習を重ねても「違う!」という違和感がぬぐえないのです。



こうなると蟻地獄、簡単なフレーズすら弾けなくなります。
本当に何も弾けなくなり、音楽性と技術は一心同体なのだと実感します。
どう弾きたいのか見失ったら、何も弾けなくなります。


誰の演奏を聴いても素晴らしいけど違う!



この悶々は数か月続き、本番で何も弾けなくなる夢を何度も見ました。
本番はせまり、解決しなくても弾き続けるしかないのです。


何がイヤって、これが一番孤独でイヤ!


たまたまラヴェルのソナチネを耳にしました。
この曲、私は1楽章が一番好きです。

古き雅な工芸品を昔を微笑ましく想い出して慈しむ様な繊細な世界。

あ~、私がソロで弾きたいと思った要素はこれだ・・・
2台では表現出来ないこの曲の一面「繊細な優雅さ」


 

それは例えばシードマイヤーの美しい音に幼少から触れていた事。
子供時代に、父が水の戯れ、ラ・ヴァルス等を聴かせてくれていた事。
その他様々な経験により作られていったものなのでしょう。

 


ピンときたのが本番2週間前!


どうしていつも神様は、こうも本番直前に舞降りて来るのでしょう。
(それに悶々としないと神様は来てくれない)

とにかく1回でも多く弾くしかありません。


今年はお年賀状も何もかも、皆様に大変失礼してしまいました。
もう、とにかく追込みに必死でした。


お陰様で無事に本番を終える事が出来ました。

「ピアニシモがとても美しくて魅かれた」という感想を頂きました。


答えが見つかって表現したい事が一応伝えられたかと思います。
が同時にこれがスタートです。


多くの名ピアニストが演奏している曲を、私ごときが敢えて弾く必要性などありません。

でも「弾きたい」と切望し、演奏する機会を頂き聴いて頂ける。本当に幸せです。



何かに共感し「こう弾きたい」という心が一番大切なのだと実感します。


本年も皆様にお世話になりますが、宜しくお願い致します。



魅惑的で猥雑なグールドの世界
http://www.youtube.com/watch?v=BS0i9aCGclc&feature=related

若々しいユジャ・ワンの世界
http://www.youtube.com/watch?v=Jsm-HaRwI2I

八王子市 高尾のピアノ教室で、クリスマス会を開催しました。


実は新年4日、私はコンサートで追込みの最中です。
クリスマスでなく新年会にするつもりでした。

けれどうっかりしてました。

生徒さんのご希望でクリスマスソングを練習してもらっていたのです。

「で、先生、私これ・・・新年会で弾くんですか?」


た・・・確かに、それ変だわ

それで、急きょ開催決定(笑)

 

なので皆様に今課題で練習している曲を、気軽に弾いて頂きました。

 

お子さんに、演奏のマナーを伝える良い機会でもありました。

他の人の演奏もきちんと聴きましょう。
聴いて頂く方に感謝して、丁寧にお辞儀をしましょう。
椅子を直すときは、お客様にお尻を向けない様に。

とても素直にきちんと学んでくれました。

 

大人の生徒さんも、素敵な演奏をしてくれました。


ブルグミュラーを演奏した生徒さん、丁寧でしかも活気ある演奏でした。
「主よ、人の望みの喜びよ」に初挑戦した生徒さん、きれいな音でした。
クレイダーマンの「秋のささやき」も、とても切なく丁寧でした。

他にも色々・・
毎週の事だと実感しませんが、こうして聴くと去年と全然違います。

 

この会に、私の友人3人が応援に来て下さいました。


ピアノ習い始めて日が浅い生徒さんが多く、あまり沢山の曲を弾く事ができません。


クリスマスにふさわしい連弾曲を急きょ、練習して盛り上げて下さいました。
「あまり練習できてないよ~」と言いつつ、楽しそうに弾いてくれました。


くるみ割り人形、大人の生徒さんが来年弾きたいそうです。
動物の謝肉祭には、子供達が喜んでくれました。

短期間で無理なリクエスト曲に答えてくれて、とても助かりました。


何より「音楽は楽しいよ~」というメッセージを込めてくれました。


お陰で生徒さんが連弾に興味を持ってくれて、目標が出来て何よりです。


いつも、拍子をきちんと取る様に!と注意しています。
拍がきちんととれていないと、アンサンブルは出来ません。

その事を実際のアンサンブルで、説明して下さいました。

「何事も楽しむためのルールがあるのですね」・・・はい(*^_^*)


友人達も年末の発表会前の忙しい日々でした。
そんな中を手伝って下さって、本当に感謝しています。


こうして今迄多くの方々に助けて頂きました。
私も誰かのお役に立てる事があれば、こんな風に出来たらいいな~と思います。



素晴らしい友人、素晴らしい生徒さん達がいてくれて、幸せを実感した一日でした。

皆様、本当にありがとうございました。

最近、生徒さんとお話していて、ふと色々考えてしまいました。

 

教室入会の申込書の最後に、一言書いてあります。


ピアノは自宅での練習なしには上達が難しいです。
出来れば毎日少しの時間でもよいので、練習する習慣をつけましょう。
練習方法がわからなければ、遠慮なくきいて下さい。


経験の有無に関わらず、多くの生徒さんは、それを守って下さいます。
忙しくて出来ないときもあるでしょうが、それでも頑張って下さいます。

 

しかし数人、どうにも全くそれをなさらない方がいらっしゃいます。
これ読んで該当者は反省してほしいな~(笑)

 

その方達に私はよく言ってきました。
「2日に1度、15分で良いから出来ませんか?」

「頑張ってみます」

 

しかしやはり、「あれから全然出来ませんでしたぁ~」(あっけらかぁぁぁん!)

反省の有無はともかくとして、ま、明るい性格で助かります(笑)

 


その後、やはり練習はどうしても出来ないけれどピアノは続けたい、とお1人からご相談がありました。


確かにお忙しい方です。
でも、書道も習っていてそれは練習するのにピアノは弾く気にらならい。


弾こうと思ったら、墨をすっていた(笑)


「ピアノ、練習苦痛ですか?」とたずねると「いいえ、楽しいです」
「月に1回くらい、触り始めると、何時間も弾いてしまいます。」
「だからやめたくないんです」

 

???????

 

又別の方は、「ピアノの練習はレッスンですればいい」

「最初にそれはお話しましたよね」
「他の大手の教室とかに行かれますか?私はそういう方はとまどいますので」
「いえ、先生がいい!」


こんな感じです(笑)


もちろん私は、楽器を持たない方も受け入れてきました。
又お仕事で練習できてなくても、気にせずいらっしゃいと言ってます。
色々なお話をしたり、基礎的な理論等ができるからです。


けれども、この方達はちょっと違います。
色々弾きたい曲をリクエストされます。
レッスン時間が短いと不服そうな顔をされます。
家で弾かない分、ここで弾く事ばかり考えていらっしゃいます。

ま、少しずつお話していきましょう(^^)

 


はて今週末はクリスマス会です。お客様も来て下さって、生徒さんの演奏を聴いて頂きます。


一言・・・

演奏を聴いて下さる方々に、感謝の気持ちを忘れずに!
お忙しいでしょうが、その中でも、可能な限りは努力して下さい。

それが聴いて下さる方々への礼儀です。

 

もう一言・・・

私は皆さんのペースそれぞれで良いと思います。
それこそ一日おきに15分でも良いのです。

でも、少しでも練習する習慣をつける様、努力してみて下さい。


「今までの生活は変える気はありません。ピアノはやりたいです」


私は魔法使いではないので、あなた方を上達させる事はできません。


又、私も、良き先生でありたいと思います。

只それぞれの生活の中で頑張っている人の為に時間を使いたい!
そう思ってしまう、普通の心狭い人間です。


何か新しい事を始めたり、何かを得ようと思うなら、その努力は必要です。
今迄の生活にほんの少しだけで良いのです。

新しい習慣を取入れる努力をして欲しいな~