音楽性がないと嘆く方に
音楽性、センスは、正しい練習法を習慣づける事により身に付くものなのです。
リズムを例にあげてみますね。
何度か書きましたが、拍子をきちんと取る事。
何故それが大事なのでしょうか?
1、弾き始める前に、きちんと拍子を取ってから弾く。
これをしないと、出だしがふらつき、音楽がだらしなくなります。
こういう事を平気で続けていると、だらしのないテンポに狎れてしまいます。
自分でリズム感を壊す様なものです。
拍子は、その曲の性格を表しています。
刻む様な4拍子や、揺れる様な8分の6拍子等々
これがきちんと取れないと、曲の性格が表現できません。
絶対にやってはいけない事・・・何となくふらりと弾き始める!
これはやめましょう。
2、そして拍子に音を合わせる習慣を付ける事、
細かい音符が連続して続く時、なだれ込むように弾く方が多いです。
例えば4分の4拍子で8分音符が連続する場合。
8分音符のみに気を取られ、タタタタタタタタと弾く方が多いです。
拍子をとらず、何となく8分音符を続けて弾くだけです。
まずきちんと拍子をとり、それに合わせる事が大切です。
1(♫タタ) 2(♫タタ) 3(♫タタ) 4(♫タタ)
些細な事です。意識すればできます。
でもこれをどうでも良い事だと考えてはいけません。
この間違いを犯すと、例えばトイレに駆け込む様なモーツァルトになります。
細かい音符に気を取られると走るのです。
ピアノの先生や音大生ですら多いのです。
何回も聴きました。
きちんと拍子がとられている演奏は安定して聴く事ができます。
まずはこれを徹底する事が基本です。
例えなだれ込む様に弾きたくても、拍子に合わせる事は大切です。
拍子をとっている事を聴かせるか、隠すかの違いです。
拍子の上で煽る様に聴かせたり、沈む様に聴かせたりできるのです。
3、次に楽譜に書いてある音符の長さを正確に徹底して守る事。
これが基本です。注意すればできますね。
これを徹底する事で、なぜその音符で書かれているか解る様になります。
音符には長さや拍のとり方に由来する性格があります。
その性格が曲の性格でもあります。
その性格を強調する事で、表現できる事が沢山あるのです。
広がりを感じさせる様なリズム、刻む様なリズム、・・・・
音楽性がないと嘆く前に、一度基本にかえってみましょう。
楽譜に書いてある事を徹底して細かく考えてみましょう。
音楽性は正しい習慣の積重ねで形成されていくのです。
その基本を身につければ、リズムだけでも様々な表現ができます。
とっても楽しいですよ。
応用については具体的に又書きます。
基本の大切さと、応用の楽しさが解って頂けると思いますので。
毎日の練習をどう行うか、それが大切なのです(*^_^*)
私の先生がよく仰ってました。
自分に厳しく注意を怠らず、日々の積重ねを継続できる・・・
それが素質です。
耳が痛かったです(笑)