らあめん花月嵐西多賀店

2025-02-19 00:00:00

らぁめん花月嵐は1992年創業のグロービートジャパン株式会社がFC展開するラーメン店。花月嵐の他にちゃぶ屋という一歩進んだ豚骨ラーメンを提供するお店も手掛ける。2025年2月現在全世界で230店舗以上運営している。背脂たっぷりで中毒性のあるげんこつらぁめんの他にスタンダードな味噌味の「黄金の味噌」も人気。

花月に行くと「黄金の味噌ラーメンXX・シャキネギ・ほうれん草トッピング」を高確率で注文してしまう。写真はシャキネギダブル。一昨年名前の後ろにXXがついてマイナーチェンジしたようだが今までとの違いが正直な所解らなかった。個人的に味噌ラーメン点グラフのど真ん中、全部「普通」の位置にいるラーメンがこの黄金の味噌でゴマの効いたスープはしょっぱすぎず脂っこすぎないゴマの効いたスタンダードな味噌の味わい。壷ニラ（と最早呼べるのだろうか）やニンニククラッシュとの相性も一番好み。シャキネギとほうれん草の下にもやしとコーン、細切れチャーシューがいらっしゃる。

マイナーチェンジがなされてもっちりとした中太麺（表記は太麺）に変更されたが以前の麺よりこちらの方が黄金の味噌のスープに合うと感じる。花月嵐では全種類のラーメンを頂いていて限定麺も結構試しているが黄金の味噌が頭一つ抜き出ている所感。

何故かほうれん草がセパレートでやってきた「黄金の味噌XX・シャキネギほうれん草トッピング」。もう何杯食したか解らないくらい花月嵐ではこればかり注文している。

たまには違うメニューを…と思い注文したのは「横浜家系ラーメン藤崎家」。その名の通り家系ラーメンの味わいも花月嵐では提供されている。具材はネギ海苔チャーシューほうれん草。家系ラーメンのお店で味濃いめ油多めで注文する人はかなり物足りなく感じてしまうかもしれないが地元の味仙台っ子に慣れている身としてはしょっぱすぎず油っこすぎないのでかなり食しやすい味わいだった。壷ニラやニンニククラッシュも良い感じに馴染むしライスとの相性も当然〇。

麺は黄金の味噌と同じもちもち食感の中太麺（太麺表記）。

黄金の味噌が登場する前はこればっかり注文していた「嵐げんこつらぁめん・塩・シャキネギトッピング」。チャーシューメンマ煮卵がほとんど見えなくなるくらいシャキネギが載ってきてくれた嬉しい一杯。1990年代後半にかけて一世を風靡したスープの上に細かい背脂を振りかける所謂背脂チャッチャ系の味わい。25年くらい前は背脂チャッチャ系なんてラ王のカップ麺があったり至る所でこの背脂の降りかかったラーメンを見かけたが最近はだいぶ減ってしまった。げんこつらぁめんの中でも塩味は塩加減が優しく背脂の甘みも相まって見た目以上にマイルドなラーメン。

麺は細麺と中太麺（実質中細麺）から選択可能。写真は中太麺オーダー。パツパツではなく黄金の味噌の麺と同じくもっちりとした感じ。

お腹に余裕があるなら注文したい「鉄板イタめし・ニンニクバター味」。醤油バター味かニンニクバター味から選択可能。平たく言えば熱された鉄板で提供されるニンニクバター味のチャーハンでよく混ぜ混ぜして頂く。しばらく放置しても焼き目は付かずしっとりとした食感。この辺は店舗差があるかもしれない。醤油スープは少し酸味を感じる。

藤崎家の味わいに合わせたい「ギョーザセット」。ライスと餃子3個で390円とちょい足しするのにありがたい価格。餃子は焼き目はパリッとしているが餡の味は優しいので醤油等をかけて頂きたい。

以前は卓上に置かれていた激辛壷ニラはニンニククラッシュと同じく店員さんにお願いする形になった。1皿15gでラーメン1杯に付き3皿（45g）オーダー可能でそれ以上は160円で45g追加できる…が、年々もやしの分量が増えていって今では激辛壷もやしになっている始末。もやしは好きだがこのもやしはちょっと違和感があるので有料でもいいから激辛壷ニラはニラだけに変更して頂きたい。