現存する東龍の中で一番古い店舗だが実は東龍本店（現・東京屋）の初代店主から暖簾分けされたお店。店名通り他の東龍より町中華寄りのメニューでラーメンの他に定食やご飯物も頂ける。東龍と言えば茄子と牛肉の東龍麺が有名だがこちらのお店では東龍で唯一東龍「飯」を食す事ができる。勿論味噌ラージャンもメニューに有。
東龍麺と共に東龍の名物である「みそラージャン・超辛」。ベースのスープは東龍本店（現・東京屋）に似ているこちらの一杯は一言で言い表すと「辛味噌タンメン」。辛さの段階は設定されていないが常連さんがこの味噌ラージャンを辛くしたい時は「超辛」と言うらしいのでそちらでオーダー。ごくスタンダードなあっさり味噌スープに辛みが加わっているのだがそこそこ酸味を感じるのは辛味成分由来と思われる。辛さを増してもそこまで辛く感じず蒙古タンメン中本のカップ麺と同等の辛さに思えた。他の東龍の味噌ラージャンを意識して注文するとびっくりするかもしれないがタンメンもいい感じのお店なのでこれはこれで野菜がしっかり摂れて良。
麺は黄色い中太麺。この麺はどこの東龍（東京屋）でもほとんど同じ麺が出てくる。もっちりとしてコシがあり少し固めに茹でられている。もやしニンジンキャベツ玉ねぎが炒められていて載っているので野菜のうまみもたっぷり。ちなみに味噌ラージャンを一番辛くした時の度合いは「東京屋＜中国飯店東龍＜名取店＜多賀城店」なのが個人的な感想。こちらのお店の味噌ラージャンは辛味より酸味の主張が強く思えた。
「餃子」焼き目はパリッとそれ以外はふんわりと仕上がっている餃子は他の東龍と焼き加減に違いはあれど味は似ている。餡の味はやっぱり薄めなので醤油酢ラー油で味付けして頂きたい。
卓上調味料。醤油酢ラー油胡椒一味唐辛子の基本セット。
メニュー表。東龍（東京屋）の中で一番メニューが多い。小チャーハンと小ラーメンが200円で付けられるので麺類・ご飯物共にもうちょっと何か付けたい時に重宝する。
店舗外観。駐車場は店横に6台ほど。11時の開店と共にすぐ全台分埋まるので混むのが好きじゃない人はランチコアタイムを避けた方が良さげ。
中国飯店 東龍
Google情報【営業時間・定休日・メニュー等】
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