だし廊はここ数年で急激に店舗数を増やし人気店となった。しかし資金繰りに無理がありパンク。だし廊を経営する（株）ブロスアップは2024年2月仙台地裁に民事再生法の適用を申請し同日受理された。負債総額は2億6千万円、スポンサーとなった人材派遣業「東洋ワーク」の支援を受け現在の店舗は営業を継続し再起を図る。
前回は貝だしを頂いたので今回はレギュラーメニューの鶏中華をベースにネギと揚げネギを載せた限定麺の「ネギ鶏だし」をオーダー。鶏だしは鶏の風味がする淡白な味わいで塩気も控えめ。誰かが「だし廊は高級な幸楽苑」と表現していたがその意味がよく解る柔らかい鶏がらスープの味だった。揚げネギが香ばしくいいアクセントとなる。しっとりとしたローストポークのようなモモチャーシューも良。
麺はもちもちとしていてコシのある黄色く縮れた中太麺。通常の鶏中華はストレート麺なので麺の印象が大分違う。
セットの「焼きめし（ハーフ）」。蓮華が焼きめしを隠すように置かれていた（去年の記事参照）ので今回は除けて撮影。焼きめしは昔懐かしい感じのしっとりとしたチャーハン。チャーシューがコロコロ入っているのは良。最初から胡椒がたっぷり降りかかってるのでこの状態のままだと子供向けではない。調理の最後にふりかけているので店員さんに言えば胡椒をかけないで貰える。
卓上には醤油酢ラー油胡椒。カウンター席が無いので一人で入店しても2席以上あるテーブル席に案内される。
夜は店名が「おでん・餃子酒場 だしろ」となりおでんをメインにした居酒屋の様なお店になる。が、さすがに酒場で21時半までの営業はちょっと短く感じてしまう。
券売機メニューとおでんメニュー。おでんメニューはお持ち帰り可能。レギュラーラーメンはネオ・レトロ・リッチの表記が無くなり普通に煮干し中華・貝中華・鶏中華表記となり解りやすくなった。
店舗外観。駐車場無し。
だし廊-Retro- tekute長町店
Google情報【営業時間・定休日・メニュー等】
・貝中華を頂いた去年の記事はこちら
