銀座食堂 | およ@仙台ラーメン

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仙台市とその近郊でよくラーメンを食しているのでそれらの紹介ブログ。テーマから地域のソートができます。皆様のラーメン選びに役立てれば幸いです。

銀座食堂は昭和9年(1934年)創業の老舗。鶏ガラベースの透き通ったあっさりスープに自家製麺が合わさったどこか懐かしいラーメンを求めてお昼時は混雑する。店内に入ったらまずは左手側壁面にあるメニューから商品を選び店内中央にある小窓に向かってオーダーするというこれまた懐かしい作法を用いる。

 

 

アメブロで良くして頂いているkaiちゃんさんに教えて頂いた銀座食堂。調べてみたらどう考えても好みのお店だったので即訪問。注文したのはメニューに有るととりあえず注文したくなる「ワンタンメン」。鶏ガラベースのあっさりさっぱり塩分控えめの優しいノスタルジックな、誰でも安心して食せる味わい。

 

 

細く、軽く揉まれている感がある自家製麺。ツルツルもちもち食感で若干柔らかめに茹でられているのが昭和の感じを彷彿とさせる。

 

 

ワンタンはたっぷりと5個載っている。妙に丸っこいな…と思いながら開いてみたら丼の端から端に届きそうなサイズのとんでもなくビッグなワンタンだった。ひき肉のうまみがギュッと詰まったワンタンだがその大きさ故ほうとうを頂いているかのような錯覚を覚えた。

 

 

雪が降ると冷たいラーメンが食したくなる性分なので銀座食堂の冬でも注文できる「冷たいラーメン」も当然オーダー。鶏ガラベースのあっさり醤油味は温かいラーメンと変わらず、そこにほのかな酸味と白胡椒が加えられている一杯。よく冷やされていて塩味も温かいラーメンより感じる。銀座食堂のチャーシューは温かいラーメンもそうだが油分少な目の鶏胸肉が用いられているので冷たいラーメンと相性が良い。昔ながらの味わいを残しつつ相当レベルの高い冷たいラーメンだった。

 

 

麺は温かいラーメンと同じ自家製麺だが冷やされているのでよりコシを楽しむことができる。

 

 

卓上にはラーメン用の白胡椒とうどん用の七味唐辛子が並ぶ。

 

 

壁に貼られたメニュー表。お値段は一番高いワンタンメン大盛で900円とだいぶリーズナブル。頼む前はなんでチャーシューメンよりワンタンメンの方が高いのだろう…と思ったが食してみて納得。注文から提供まで結構時間がかかるのでのんびりと待てる時に行くと吉。

 

 

昭和を感じる店内は4人掛けのテーブル席2つと座敷が2つ。混雑している時間帯は相席をお願いされる。昭和の食堂って小窓に向かって注文してここからラーメンがにゅって出てきていたなぁと思い出させるお店の造りが初めての訪問なのに懐かしさを感じる所以。少年誌がジャンプマガジンチャンピオンと各誌並んでいるのが圧巻だがその下にVHSビデオが置いてあるのがとても気になる。

 

 

店舗外観。暖簾に年季が入っているのでパッと見普通の住宅にしか見えないので注意。駐車場はお店入口から見て左側2台分と正面駐車場の銀座食堂の看板がある部分の2台分の計4台分。トイレは2024年3月現在使用禁止になっていたので用を足してからの訪問が吉。

 

 

銀座食堂

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