若林区六丁の目にある、御年90歳を超える老夫婦が営む老舗ラーメン店。このエリアには他にない白河ラーメンの様な一杯を楽しめる。商売っ気を感じない、老後を充実させているために営業していると思われるお店。奥まった場所にあり県道137号線を仙台駅方面から向かうとお店のある細い路地に直接入れないので注意。徒歩訪問を推奨。
「手打ち塩ラーメン」。塩気控えめのごくあっさりとしたスープに彩り豊かな具材が並ぶ。上位互換の「特製」手打ち塩ラーメンだと巨大なエビがこの具材達に仲間入りする。かなり優しい味わいで二日酔いの時に食すと体に染み渡って良さげな感じ。食べ始めるタイミングで奥様にすごい話かけられたりするイベントが発生する事があるのはご愛敬。
かなり柔かくピロピロ食感の手打ち麺は喜多方ラーメンよりも白河ラーメンを彷彿とさせる。昔はご主人が手打ちしていたそうだが高齢化の為今は他所で打ってもらっているらしい。仙台だと茂庭にある「もり中」の麺に近い感じ。
「手打ち醤油ラーメン」。一見すると塩ラーメンと具材が同じだがネギの切り方が違うのは拘りなのだろう。塩味と同じくあっさりさっぱりの優しい味。塩気は塩味より強い。
キャイ～ンの天野ひろゆきさんも大絶賛の「餃子」。なかなかにニンニクの効いた味わいでビールに合わせたい所。
全卓に漫画「ラーメン大好き小泉さん」が置かれていたので読んでみたらこのお店が載っていた。
漫画に書かれている通り圧倒的実家感の店内。マイケルのような茶トラの猫がいるので猫アレルギーの方は注意。そうでない方は愛でてあげると喜ぶ模様。
店舗外観。普通に民家の玄関で開けると上の写真なので一瞬間違ったのかと思う。店前に駐車可能だが台数はあまり駐めることができない（1,2台）。余談だが最近このお店のご家族の乗った車が後ろから追突されたらしくお母さんの体の調子があまり良くなさそうなので訪問の際は下げ膳等のお手伝いをすると喜ばれると思います。
ま心 えんどう
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