今日も、
沢山のブログの中から
私のブログに遊びに来てくれて
ありがと(人*´∀`*)♡♪
寒いから、あたたまって
ゆっくりしていってね
昨日のクリスマスが過ぎたら
もうお正月準備!
うちは、毎年恒例の
香箱蟹(コウバコガニ)の
甲羅盛り作りました (o^-')b
今年、カニは
少しお安いと言っても
こうして甲羅盛りに
なったものは、高級品。
毎年、能登の漁師さんに
お願いして送って頂いてる
お取寄の活きたカニ!
お正月用の分は
こうして甲羅盛りにしてから
冷凍してしまいますが
茹でて、上手に水気を落とし
まずは、
甲羅盛りにした日に
食べるのが
毎年の恒例で
『本日のおうちご飯』
香箱ガニ
”甲羅盛り”
昨年は、大で1杯、1200円
でしたが、今年は
大1杯 900円
コウバコガニは
ズワイガニのメスのこと
を言います。
大きなオスに比べて
大でも、この大きさの
大人のメスの
コウバコガニ。
① 活きたまま冷蔵で届きます
能登の香箱蟹漁は
毎年11月半ばくらいから
12月28日くらいまでで、
しかも海が荒れれば
漁に出られずですから
漁期はとても短いんです。
これは、
種を保存の事でもあるので
他の土地ではまだまだ
漁をするところも
あるのでしょうけど
能登ではしっかり管理
されてて素晴らしい♪
私が10年前に能登に行ってから
いつもお願いしてる細道さん
ラインでやり取りして
送っていただいてます。
② まだ動いていますよ♪
こちらは、とてもきれいにして
送っていただいてますが
③ カニビルを外したり
④ 甲羅と足の間は
流水とブラシでよく洗います
⑤ 外子もたっぷり♪
⑥ 洗い終わったら水〆(ミズジメ)
カニは、どのカニでも
生きたままキケンを感じると
「自切(じせつ)」 といって
自分で脚を切り離して
しまいます。
脚を切り離すと、
そこから旨味が逃げるので
切り離させないために
真水に入れて、
絶命させなくてはいけません
甲羅を下にしてカニを重ね
全部が、真水に浸るように
して、10分ほど放置。
カニも苦しいから
口から、苦い汁を出すので
浸した水が汚れます。
そのまま茹でずに
水換えをして
きれいになったら
⑦ 塩を入れます
浜茹での塩加減だと
カニ1杯に対し、大さじ1
と言われますが
家庭では鍋の大きさも
水分量も限られるので
この様に寸胴鍋に
・香箱ガニ、10杯
交互に隙間なく重ね
・水、すっぽり被る程度
・塩、大さじ4~5
を入れて
⑧ 重みのある落し蓋をして
カニをおさえて、
更にフタをして、
強火にかけます。
香箱ガニは
体の中にオレンジ色の内子
体の外に茶色か臙脂色か
オレンジの外子を持ちます。
この外子がボイルで
膨張するので
上側にあるカニが
持ち上がらないように
落し蓋でおさえます。
量が多いので
強火でも、沸騰まで
時間がかかりますが
⑨ 沸騰したら蓋を外し
落し蓋だけで
15分茹で
茹で上がりです。
⑩ 茹で上がり直ぐを
寸胴鍋ごとシンクに移し
⑪ すぐにカニを取り出し
口を下にして
余分な水分を落とし
⑫ 直ぐに脚だけ
各側10秒ずつ程
氷水に浸けて
甲羅を下に
重ならないようなザルに
広げて粗熱を取ります。
脚を冷やすのは
脚の身が、
きれいに外れるように
するためです (o^-')b
⑬ このまま素手で触れるくらいまで
冷ましたら
⑭ ふんどしを外します
外したふんどしは
子側を下にして
カニは口を下向きに
余分な水分を落とすように
これですっかり冷まします
⑮ 冷めたら、この状態で
一晩冷蔵庫で休ませます。
(o^-')b
直ぐに剥くよりも
身が落ち着き
味噌の旨味も身に
回るので
私は必ず、一晩置いてから
剥きます (o^-')b
⑯ 解体
大雑把に分けると
・脚
・甲羅の中みそと内子
・胴体の身と内子
・ふんどしの外子
に分けます
⑰ まとめて仕事しやすく
甲羅や胴体や外子は
1杯ずつ分量になるように
セットで待機
⑱ まずは脚から
これも1杯分ずつに分け
人工大理石などの
硬い上で作業します。
パンを捏ねたり
クッキー作ったり
傷つきにくいから
人工大理石はすごく便利
⑲ 太脚を確保
もっと詳しい解体の仕方は
2022年11月25日のブログ↓
⑳ すりこ木などで身を押し出し
太脚の身がきれいに出たら
ちょっくら待機!
㉑ 甲羅の中は
・白いの
(カニの体液が熱で
固まったもの)
・緑茶系の
(カニ味噌)
・濃いオレンジ色の
(内子)
・レンガ色の
(外子)
これが入っています
カニ味噌は
カニの脳みそではなく
人間で言うところの膵臓とか
肝臓とか、『中腸線』と
呼ばれる消化器官 (o^-')b
動物性食の毛ガニなどの
かにみそは、黄色とか
オレンジ色が多くて
雑食で海藻類も食べる
ズワイガニ系のかにみそ
は緑がかった茶色
いわゆる、”カニ味噌色”
になることが多い (o^-')b
㉒ そこにレンガ色の外子
この、外子は
結構外しにくい。
力を入れすぎると
たまごをくっつけてる
細い芯が折れてしまうから
口当たりを考え
丁寧に丁寧に外し
㉓ 胴体の身を重ね
この上に
太脚以外の
爪や関節などの身を
ほじって乗せると
㉔ 山盛りのこの状態!
一般的に売られている
甲羅盛りは
ここまでは取ってないから
もっと身が少ないけど
なんていったって
私は、甲殻類を剥くのが
趣味と言っても
過言ではないほど
好き♪
だから、小さく残った身も
見逃さない:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
身を外し終えた蟹の殻は
カラカラと乾いた音を立てて
生き物であったことすら
忘れるよう(人´∀`)
㉕ そこに太脚の身を並べて乗せ
香箱ガニの甲羅盛り
完成です!
だいたい、1杯につき
20分ほどかかるので
㉖ 単純計算でも10杯で、200分
200分=3時間33分33秒
この時間、ただひたすら
カニと向き合い
至福の時間 ≧(´▽`)≦
手間がかかるし
時期限定だから
高いの分かるよね(^^:)
でも、家でやったほうが
絶対、身がたっぷり♪
だけど、お正月には
有ったら嬉しいよね~
㉗ 仕上げたのは
食べる分だけ残して
ふわっとラップで包み
できるだけ空気を抜いて
冷凍!
「ただいまぁ~
うわぁ~(*'0'*)家ん中
カニの匂いや♪
剥いてくれはった?
そんな時期やなぁ」byダーリン
(オマタセシマシタ (´0ノ`*)
毎年恒例、初、香箱ガニ
の冷凍してないのを
食べる日がやって
まいりました!)
「宣伝カーか?
σ(^_^;)」byダーリン
(ええなぁ (σ´∀`)σ
そうやって近所に売り歩くか)
「今日の夕食は
カニだけ?」byダーリン
(違うよ、クリスマスの
後片付けや)
㉘ っで、夕食に
昨日のチキンは
骨を外して
ソースの中に浸して
㉙ この染み染みが最高!
「昨日よりも更に旨く
なってる(*'0'*)」byダーリン
と、
チキンをきれいに
平らげました。
ソースが
ちょっぴり残ったので
明日、蒸したじゃがいもに
かけて食べます~♪
㉚ カニは
「おぉ~(´▽`:)
緊張する~♪
毎年のことやけど
この瞬間緊張する~
(≧∇≦)」byダーリン
(前の日まで、活きてた子
やからね┐( ̄∀ ̄)┌)
「\( ̄ー ̄;)なんで緊張に
輪をかける・・」byダーリン
(いやσ(^_^;) ありがたい
命やから、感謝して
食べぇって話や・・・)
㉛ お供はプレモルの黒
12月19日(火)から全国で
数量限定新発売の
ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉
上品な香ばしさ
豊かなコクとうまみ
が売りですが
黒ビール好きが思う
黒ビールのガツンとした
濃厚さはない
さっぱりとした黒ビール
㉜ では太脚から
関節の外し方で
中にスジも残らずに
抜いてあるので
まるっと蟹の旨味を
味わえる (o^-')b
㉝ その下には
ふわっとジューシーな
カニ味噌の旨味を
しっかり吸った身が♪
㉞ その下には、お宝だぁ~♪
漁期後半のカニだから
内子のニチっとした
美味しさも、
ポクポクの美味しさに変わり
外子のプチプチも
極上に良い!
そこに絡んだ味噌の旨味!
ははははは
ははは
o(〃^▽^〃)o
笑うしかない旨さ♪
阪神優勝の年は
ダーリンも私も
今まで良い事の無い年
として記憶してるけど
笑い飛ばして
いい事来るように
年末を迎えようと思います
美味しいもの食べて
今日も皆様の
良いことがある
良い一日で
あられますように♡
最後まで読んでくれてありがと~♡
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(人*´∀`*)