蕎麦探訪:西八王子「坐忘」(11/23) | 滑り屋本舗 ☆ 雪がある限りはSKIに行こか~♪

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日々の出来事をユル~く綴ってます。
参考になるようなネタは皆無なので、『アホやね~♪』とか『ぷぷぷぷっ!』 と笑い
飛ばしながら読んでちょーだいませ。

三連休の初日、蕎麦喰いに出かけました。
今回の訪問先は西八王子の「坐忘」で、食べログ等のSNS評価も高く、また「ミシュラン☆☆」にも認定されているのだとか。(良ぉ知らんケド)

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当日は開店の11:30を目指して突撃しましたが、電車を1本乗り遅れたため、ちょっと待つことに。


周りを見ればワタクシらと同様の「お待ち客」が10人ほど居てはしましたが、どー贔屓目にみても観光客のようで「リピーターらしき地元民」は見当たらず。

この時、ワタクシの脳裏に 『 味が落ちた 』 遊歩のイメージが浮かびました。(一抹の不安)




30分ほどで店内に呼び込み。
収納員数は4人掛けのテーブル席が3つ、2人掛けのテーブル席が4つ、ワタクシらは上がり座敷の二人掛けテーブルをあてがってもらえました。

壁には、、、、流行なんでしょうかね?、前回訪れた「よし木」と同様に暖簾が掛かってたりしていて、まずまずの居心地。

店内は静かで、、、、つうか、先に食べていた方々は皆さん同様に「黙々と」蕎麦を啜っておりましたっけ。(歓喜の声ナッシン>不安深まる)

今回のオーダーは、ここを訪れた方々がほぼ異口同音で「オススメ」としている以下の3メニューと併せ、蕎麦については天ぷらを1つ付けた格好でワタクシは「せいろ」、相方は「粗挽き」としました。
 ①前菜三品
 ②そばがき
 ③だし巻き玉子






ここから先は「いつものレポート」とは異なる口調で展開します。(提供された品々の感想のみ)

◇前菜三品
出てきた3つとも感動・感激とはほど遠く、自分でこしらえられるレベルの品ばかりでした☆いずれも「出汁」が効いていないので 『 シャープさに欠ける味 』 とか 『 寝ぼけた味 』 いう言葉で一括りにできてしまう感じだったように思います



◇そばがき
見た目は「型枠から落としたチャーハン」って感じ
かなりブリブリした食感がありましたが、そば粉だけではこうした食感にはなりませんので、小麦粉等の「つなぎ」が使われていると思います
味そのものは「まあまあ」でしたが、プロが提供する品としては「如何なものか」と感じたトコロです(自分でこしらえるレベル)


◇だし巻き玉子
ワタクシには「何じゃコラ!?」って味でしたねぇ
だし巻きの筈なんに、舌で感じる出汁の味わいは極々僅か、それゆえ 『 超薄味だし巻き玉子 』 と名前を変更して提供すべきだなと思いました
こうした味を好まれる方も居てるかも知れませんが、ワタクシの感性ではコレが「粋な味」とか「旨いね」と感じとることはありません☆実際に食べても大根おろしのパンチ力に玉子が押し負けている感じしかしませんでした

左は「前菜三品」の3つめ、ね


◇天ぷら
歯触りは良いのですが、油がイケテないように思えます
蕎麦屋の天ぷらといえば、油への香り付けのため大概は「ごま油」を混ぜるのですが、此処ん家のは菜種油1種のみみたい(混ぜていてもサラダ油程度かな?)
正直、スーパーで売っている天ぷらの方が旨いように思えましたね(それを「そばつゆ」で食す=塩気キツい)
揚げ方はさすがにプロの技が反映されたましたが、味自体は「家庭料理レベル」でしょうかね?


◇せいろ
「新そば」なので香りは良かったですが、味は・・・・・・・、今の「遊歩」と大差なかったです



◇粗挽き
「つゆの存在に負けてしまう100%粗挽き蕎麦」ちうんを初めて味わいました、反面、塩で頂くなら「まずまず」だったと思います
※なお、ワタクシの蕎麦喰いは直喰い→塩付け→つゆ浸し(わさびは蕎麦に直乗せ)と常に一緒、探訪する店毎の比較をしたいのでこの手順を変えることはありませんし、これが「その店の蕎麦本来の味を試せる喰い方」だと思っています



◇そば湯
「ちょっと濁度のある」そば湯、まぁ 『 旨さを謳う店 』 で数多く見られるものと一緒、ゆえに「食べる系」ではありませんので差ほど濃ゆくもありません

◇そばつゆ
甘さちょっと控えめでシャープさ感じとれる旨さがあったものの、わざわざ特出しするほどのものではありません(「遊歩」「藍」と同等)






【総評】
これで「ミシュラン☆☆」というのなら、
 ①調査員の審査がよほど甘かった、あるいは風邪等で味覚が鈍っていた
 ②栄えある冠にあぐらをかいて店側が精進を怠っている
としかワタクシには思えませんでしたね。←そうした予感はあったけどさ

店の形態としては「サイドメニューにも力を入れている割烹蕎麦屋系」なのかなと思いますが、割烹といえば和食、で、和食といえば「出汁が決め手」であり「店の命」のハズ。

高級料亭などでは「出汁は出しゃばりすぎない事」が絶対条件のようですが、舌で感じ取れないほど微細なものではありません☆素材の良さを活かしつつ出汁もシッカリ効かせる-そんな感じだったように記憶しています。
 ⇒それなので、此処ん家が出してきた「出汁を用いているだろう品々」には違和感を覚えた次第
 ⇒とりわけ、前菜三品はそうした和食の王道からも外れているように感じました(ガスクロでは検知できるハズ>笑)

食後のデザートまで出てくる


蕎麦にしても、食べログ等の評価を基に遠場からやってくる客に対して「これが旨い蕎麦」「ミシュラン認定店の味」と思い込ませてしまうような、ある意味 『 ミスリード 』 にもなり得る可能性が高いようにも思えました☆これは、蕎麦好きなワタクシからしてみれば 『 気の毒な事 』 としか言い様がありません。

とりわけ、かつての日本酒が辿っていた不幸な道と同様、「日本蕎麦ってこんなもの」という 『 悲しい方向で一括りにまとめられてしまう可能性 』 を秘めているように感じた次第です。




質や味の差が店毎にあるのは当然のことかと思います。
例えば、「京都にこら」と「駅の立ち食い」では明確な差が存在するのは明らかでしょう。
でも、そこは食べる側の我々もハナから承知している話であり、それを解りきった上で切り分けて来店しているのですから問題ありません。

ただし、旨いと専らの評判店などに期待して出かけた割に 『 あれ?、こんなモンなん?? 』 だったらショックは大きい、、、、ですよね?。

ですから、ミシュランを取ったとされる此処ん家には是非とも軌道修正を頂きたいですっっ!!!!。←認定された当時は「それに見合う中身を伴っていた」ハズなんで

まあ、
店側が「自分家を凌ぐ蕎麦なんぞ世の中には山ほどあること」を認めたくない・知らない、あるいは「蕎麦はこんなもんで良い」「ウチはミシュランが認めたんだぜ」と決めつけているなら、それはそれで仕方ない話なんだと思いますし、ワタクシのように 『 旨い蕎麦を喰いたいだけの身 』 からしてみれば、単純にリピートしなきゃHappyな訳ですからね~♪。

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ちうコトでっ!、
此処ん家がワタクシの再訪問ライブラリに記録されることはありませんでした-!!(笑。



じゃ、今日はこんなトコで
蕎麦作りの感性が鈍ったんなら潔く廃業した方が宜しいデ



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