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場所は分倍河原駐在所交差点の付近で御狩場通り沿い、お隣さんは美容院という立地でした。
現地には昼飯時を外した13:00に到着しましたが、お待ちが3組&店内は満席のご様子☆ちょうどウチのところで蕎麦切れとなるようだったので「滑り込みセーフ」ってところかと思います。(土日は13時あたりで予定数終了かも)
先客さんらは飲んでるのか、なかなか席を立たず、とどのつまり約40分ほど待たされてから入店。
女将さんから「寒い中大変お待たせしました」とお声がけ頂きましたが(好感度アップ)、声がけが良くとも蕎麦が外れだったら、それこそ「涙ちょちょ切れ」なので敢えてグッと気持ちを引き締めるワタクシ>意味不明=ぐほっ。
店の造りは小洒落た感じで、蕎麦屋さんいうよりはビストロ(?)的な雰囲気☆京都在住時に訪問したミシュラン蕎麦屋「にこら」をフト思い出しました。
⇒ワタクシらは新規オープンの直後に訪れたのでまだ混んでませんでした
⇒ミシュランに掲載後は予約入れないと喰えないホドの人気店になったようです
⇒ワタクシ的には東の「無庵」に並ぶ 『 西の頂点に君臨する店 』『 西の蕎麦を代表する店 』 だと思っています
(蕎麦もウマイけど、そばがきがメチャ旨ですぞ!)
此処ん家は大将と女将さんのお二人で切り盛りしているようで、4人掛けのテーブル席が4つと実にこぢんまりしています。
着席して間もなく、女将さんがオーダーを取りに来たのでワタクシは「大せいろ」を、相方は10割そばの「生粉打ち」を注文、それに「だし巻き卵」を追加しました。
かなーり美味しいそば茶を啜りながら、待つこと約10分でだし巻き卵出てくる。
見ただけでも「プリップリ」で焼き加減も実にエエ感じ☆鬼おろしで下ろしたと思える大根の量が少なめだったのが、ちょっと以外で新鮮でした。(女将さん曰く、「出汁が効いてるからお醤油も少なめで十分」とのこと)
言われるとおり、醤油少なめの大根おろしをチョイと乗せて、、、
いざ食す!!!。
わぁ~、コレ美味しい~♡♡♡。
鰹出汁がここまで効いてる出汁巻き卵って初めてかも~♪。(でも、決して卵の邪魔をしていない)
「ブリッ!」とした歯ごたえも、ホワッと焼き上げたソレとは一線を画しており、京都錦小路名物の出汁巻き卵のような柔らかさはありません。(でも、ウマイぞ!)
ワタクシも相方も「此処ん家のが今まで食べてきた中で1番!」ちうことで、珍しく意見が一致しました-!(笑。
ご飯にも絶対合いそうなんで、正直お持ち帰りしたい程でしたよ~♡。
その出汁巻き卵を食べ終わる頃に蕎麦出てくる。
外一の「せいろ」は青みがかった麺が新そばであるのを物語り、高らかに引き立つ香りが食欲をそそります。
また、その太さも「無庵」級の極細で&キンキンに立ち上がったエッジがコシの強さを自ら主張しているかのようです。
先ずは、そのまま食す!!。
あっ!、ウマーーーーイっ!!&ツルっとした喉越しも最高だわ。
次に、相方の蕎麦についていた岩塩をちょいと付けて食す!!。
わっはー、蕎麦の香りと味わいが一層引き立ちます-!。(こりゃ間違いなくアタリだわ)
で、そばつゆで食す!!。
な、何だコレわ-!!!!、
すんげーウメぇーーーっ!!!。
この旨さ、マジで「無庵」級☆ここまでそばつゆとのバランスが高い蕎麦を喰うのは久しぶりかも~♪。
⇒そばつゆ自体もね、旨いのよ☆コレがまた。
⇒出汁が効いているのは言わずもがなですが、かえしとのバランスが、も、絶妙
⇒辛すぎず&甘すぎず、それなのに江戸前蕎麦を代表するシャープさを有しているように感じました
(つゆ自体の旨さも「無庵」級かと)
ここで、相方の「生粉打ち」と交換。
全挽きの10割蕎麦なんですが、よくある 『 田舎蕎麦 』 とも違う独特の色合いと様相を呈しています。
先ずは、そのまま食す!!。
あっ!、アマーーーーイっ!!&口の中で広がる香りもゴイスーーーーっ!!。
次に、岩塩をちょいと付けて食す!!。
わっはー、蕎麦の甘さが一層引き立ちます-!。(コレはこの組み合わせが1番かな?)
で、そばつゆで食す!!。
うおぅ!、蕎麦の存在にそばつゆが負けますーーーーっ!!!。
(つゆとの親和性はせいろの方が上☆ただ、刻みネギ入りつゆとの相性はこちらの方が良いかな)
で、後は毎度のパターンで、ただただ一心不乱に喰いまくり-!。(蕎麦の1欠片も残さず)
あっ!、
そば湯も実に美味しかったですよ!。
いわゆる「お腹に貯まるドロドロ系」でしたが、そのままでも、そばつゆで割っても良し!、薬味を入れても良し! と最後の最後まで楽しめましたです!!。
総括すると、
冷たい蕎麦で喉越しを楽しむなら「せいろ」、噛むことで広がる蕎麦の風味や奥深さを楽しむなら「生粉引き」ってトコロかと感じさせて頂きました~♪。
これで「お値段もリーズナブル」ときてるもんですから、ワタクシ的には「ダメ出しをした遊歩」の後釜として 『 普段使いの蕎麦屋にしたい!! 』と強く思いましたし、此処ん家の発見によって、ワタクシ的には「無庵」の次席となっている「熊谷:藍」は足が遠のく事になるかも知れません(※)。
※藍も実に旨いんですが、遠場なので「蕎麦食い単独イベント」だけではガソリンがもったいない
(実家からは近いケドな)
※藍では大概「三種盛り」を頼むのですが、一ざる食べ終わる前に次のざるが出てきちゃうんがネック
(せわしない&僅かでも蕎麦が延びてまう)
いやぁ、良い店を見つけました。←蕎麦焼酎のそば湯割も旨そうだし(うひひ
帰り際、大将に「夜はやらないんですか?」と尋ねたら、「そば打ちで腰が痛くなっちゃうから夜はやらないんよ」との事でしたね。
打ち場を覗くと、可愛いサイズの石臼が鎮座してるんが見て取れるんですが、何とコレ「手動式」☆なるほど、これでは手間もかかるでしょうし「結構シニアな大将」にとってはそば挽きだけでも身体の負担は大きいことでしょう。
それなのでっ!、
無庵に続く絶対的No.2の存在だった恋ヶ窪の「たぬき」が廃業してしまった現在、此処ん家は 『 大将が元気なうちに優先的に通い詰めておくべき店 』 としてワタクシらのライブラリに保存されました☆例えは変かもですが 『 今シーズンの週末スキーを日帰りにとどめてでも、土日のいずれかに訪問し続けたい蕎麦屋さん 』 それが、分倍河原にお店を構える「よし木」さん・・・・・・、そんな感じです~♪(笑。
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ちうコトで、引越後の探訪第1号としては「ハイレベル」過ぎたお店だったかも知れませんが、相方もワタクシも大変満足いたしました☆2号以降の探訪に、自らハードル上げちゃった(かも!)。
じゃ、今日はこんなトコで
次回は「かき揚げ」喰いたいぞっっ!!
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