R32エンジン＆ミッション＋リヤデフオイル交換

エンジンオイルは約0.9万キロ未交換、ミッションとデフオイルは前々回の車検時に交換してから約4万キロを走破したので、９月のシルバーウイークを活用して全て交換しました。
⇒EGオイルの方は一般的な交換サイクルから見ると「超サボリ過ぎ」すね

⇒ミッション＆デフは概ね4万キロ毎の交換なんで「丁度良い案配」すね

◇エンジンオイル
　数年前に通販で購入した「Shark製」のオリジナル・エンジンオイル（国産）
　100%化学合成品で粘度は10w-40、API/SN規格とのこと☆20L入りペールボトルで購入

◇ミッション＆デフオイル
　「TAKUMIモーターオイル社」製のオリジナル・ギヤオイル（国産）
　自社の通販サイトを活用して購入☆100%化学合成品＋GL5適合
　4LでTAX・送料込み￥6,800.-と、Ultraリーズナブル！！
　⇒メーカーはこれらのオイルに「100%化学合成品を用いろ！」と指定してます
　⇒本当は『 LINK-OIL製品』を狙ってましたが…、値段に負けました（笑
　

【実際の作業】

◇エンジンオイル
「実に面倒」とされているエンジンアンダーカバーを取り外しての作業となります
今回はオイルエレメントも同時交換したため約5.5Lを交換
抜いたオイルの状態は過走行したダメージを確実に負っており、粘度・色ともに「×」でしたねぇ

◇ミッション＋フロントデフオイル
プラグの形状が「イジリ止め付き16mmトリプルスクエア（12角）」と特殊なので『 SST 』が必要
Ko-kenやスタビレー等の著名ツールメーカーからソケットレンチ用のコマがリリースされておりますが、4万キロ単位での出番に高級ツールは必要無いので、Amazonで見つけた「無印モン」を購入
⇒「安価でも確実」と評判のストレート製よりリーズナブル
⇒モノは「インパクト対応の12sq差込口」仕様です

ソケット「コマ」ぢゃなくて…、ビットですな

それなんで、ソケットに抱き合わせてやる必要がありんす

①プラグの取り外し
コレは絶対「フィラー（注入側）」から

ドレン（排出側）からやるとフィラーが外れない時にパニクること必死です

（プラグのねじ山はM24mm規格）

②旧オイルの検視
ギヤの歯欠け等により金属粉が混入すると「ギラギラとぉ～輝やぁく♪」オイルが出来上がるのですが、抜いたオイル（モチュール製）をじっくり観察しましたところ大丈夫のようでした

③プラグ再装着
抜けきったらドレンプラグを締め付けますが、トルクをかけ過ぎるとミッションケースを割ってしまいますので御注意をば！！

オイルの注入には『 SK11製/ドリルポンプ』を用いました！！
⇒この行程については「シリンジ（デカイ注射器）」を用いるのが普通のやり方ス
⇒一般ユーザー用に流通してるんは機密性が低いのか「オイルだだ漏れになる」との声が多かったが故

パイプは１ｍのものを適当な長さに振り分け

ドリルポンプ近影☆右側から吸い上げて、左側へ吐出

必要なブツをこーんな感じに配置し、最後にポンプ本体から出ている六角シャンクを充電ドリルドライバーのチャックに結合して、、、

オイル缶側の長さは「底に触れる」程度、それ以上長いと吸い上げが弱くなる感じ

　

スイッチＯＮ☆ばびゅーんっっ！
ってな感じで、ものの数秒で注入が終了

最後に、フィラー注入口に指突っ込んでみて適量と判断したらフィラープラグを締め付けて完了
⇒指突っ込んで、指の腹にオイルが触ればＯＫ（注入口下端の位置が目安）
⇒適量になると溢れてくるんで、それを目安にするのが簡単かな？
⇒約2.3L使用

◇リヤデフオイル
プラグの形状は「17HEX」のテーパーネジ、よって、再度ねじ込む際には『シールテープ』か『液体ガスケット』が必要になります

ホームセンターで売っている「M10高ナット」の対角が17mmなので、ソレを使っているユーザーさんは多く、実際、ワタクシもそうしました
⇒普通のHEXビットソケット（ストレート製）を購入しましたが使えませんでした
⇒フィラー側のスペースが狭く、ビットソケットだけでもフレームに干渉する始末
⇒高ナット回しは持っている「スリム肉抜きコンビネーションレンチ（国産鍛造品）」でも作業できました