21世紀型の新しい企業の形 | 中小企業経営者の知恵袋

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こんな時代でも、強くたくましく成長を続ける中小企業経営者の皆様の力に少しでもなれたら…そんな想いで情報を発信していきます。

バブル崩壊、リーマンショック・・・資本主義が岐路に立たされている中、21世紀の新しい価値観の中で、いろいろな形の企業が生まれつつあります。


たとえば、広島県にある、メガネ21。

こちらの会社は、中間管理職・上司はおらず、また、人事・経理・総務部もない。さらに、社長は4年で交代する任期制。ノルマもなければ、給料はガラス張り。

実際にホームページを見ると、社長の年収も公開されてます。

また、毎年、利益がでると、社員に分配してしまい、たとえば、2011年2月期の決算は、売上高42億にたいして、経常利益は▲6百万円。

そして、社員一人一人の経営の参加度が高く、何かあったら、社員が会社にお金を貸すような仕組みができている凄い会社。


そして、2013年1月7日号の日経ビジネスでは、「幸せな資本主義」として、資本主義の未来を支える新しい未来を支えるお金の流れに関して特集されてます。

・たとえば、「Kiva(キバ)」と呼ばれるサイト。こちらによって、発展途上国の借り手の声を集め、小口の資金提供者を結び付ける、マイクロファイナンス。


http://kivajapan.org/

・ネスレ、GSK、エリクソンなどのCSR(社会的責任活動)の事例

・英国のジョンルイスにみられる、社員が会社を所有し、利益を公平にシェアするモデル

会社で働く人、そして、組織にかかわる人々がみな幸せになる、21世紀の新しい企業がどんどん生まれ、とても興味深いですね。