5巻目で何事⁉️と驚く八咫烏シリーズ | エンパス森ふくろうの独り言

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自分はエンパスだったんだ!と今更気がついたふくろうの独り言

3巻目では猿に食い散らかされた八咫烏達が見つかり、山内は大騒ぎとなる。

一体どこから猿が入って来たのか?生き残った少女は何を見たのか?何か知っていることはないか?

謎だらけの事件が解き明かされていく過程は、まるでジグソーパズル🧩をピタピタと嵌め込んでいくのを見ているような感じです。




4巻目では若宮の近習だった雪哉が、エリート武官を養成する学校に入ります。元々強い雪哉はさらに強く賢くなり、

この先も若宮の警備及び軍師として活躍することになります。

このシリーズの最初から続いている若宮派と兄宮派の対立激化、「真の金烏」の条件とは?

また起こった猿の襲撃。今度は何と山内の中心部からだった❗️となって、

読む方が息もつけないくらいの話の展開に睡眠不足が悪化しております😆

雪哉が虐められまくる士官養成学校の描写は現実にも、よく聞く話で、

それに絶対負けない雪哉というストーリー展開もヒーローものによくある話なのはさておき、

「真の金烏」は全ての八咫烏の親でもあるから、今までの歴史を全部記憶として持っていなければならないのに、

若宮にはそれがない。だから真の金烏であるとは認められないとなっています。

では、なぜその記憶がないのか?またそれはどこから誰が得たものだったのか?禁門の外には何があるのか?

ストーリーはまるで開けるたびに中身が違って、あっと驚く重箱のようです。


5巻目のタイトルには「烏」が付いていません。おまけにいきなり話は現代で、主人公は高校生の女の子志帆😮

一瞬、買った本を間違えたかと思ったわ‼️ 村に伝わる奇妙で不気味な風習。「ゴク」って何?(人身御供だってすぐにわかったけど)

化け物のような山神の母親になることを強いられた志帆はどうする?志帆を助けようと奮闘する祖母久乃。

そこに関わって来たのは大天狗と若宮と謎の「英雄」(ひでおではありません😆)

現在と八咫烏が交差する世界で起こる出来事と災厄を志帆は防ぐことは出来るのか?山神の本当の名前とは?

夜10時からベッドで夜中まで読んで、また今朝5時半に起きて7時半には読み終わってしまいました。

こんな面白い話を読み終わらずにはいられない‼️そしてそこでやっと「玉依姫」の意味がわかるのです。


あとがき代わりの対談で、そもそもこれが「八咫烏」シリーズの原点だったと明かされる上にこれが書かれた時、

著者は高校生だったと知った時の驚きも味わえる作品になっています。

若い頃だったからこその制約のない構成力と想像力に感嘆しながら、私は今6巻目を読み始めたところです。

この6巻目が出版されたのは2019年。もう5年も経ってる❗️この巻で八咫烏の第1シリーズが完結するそうで、

まだまだ私の睡眠不足は続きそうです。