先日、徳島県教職員団体連合会の主催による講演会のため、徳島市に行ってきました。徳島に行く場合はいつも、新幹線の新神戸駅から明石海峡大橋を渡って淡路島を突きぬける高速バスを利用していて、今回もそのルートでした。

これまで何回か通っているのですが、鳴門の渦潮を見ることができませんでした。今回はじめて、渦をまいている状態を目にすることができました。

前泊して、徳島城址を見てまわりました。復元された鷲の門を写真に撮ったのですが、その説明版に、「幕府に、鷲を飼うという名目で届け、許可がおりた」と書いてあり、それは初めて知りました。

 

徳島では名の知れた地酒は記憶になかったのですが、今回、三好市の芳水酒造(有)の「芳水」を呑みました。お燗と冷酒と両方頼んだのですが、どちらかというと冷酒の方がおいしく感じました。

毎年、この時期に浜松市北区で開かれている私の歴史講演会の今年のテーマは「井伊谷における三方原前哨戦〜仏坂の戦いと伊平小屋の戦い〜」でした。元亀3年(1572)12月22日の三方原の戦いのちょうど2ヵ月前、武田信玄別働隊山県昌景が三河の長篠から井伊谷に攻めこんできたときの歴史を解説しました。
仏坂の古戦場、伊平小屋(伊平城)は昨年も訪れていましたが、仏坂の戦いの直前に攻められた三河の柿本城(愛知県新城市)にはしばらく行ってなかったので、講演前に現状をたしかめてきました。以前行ったときは樹木が生い繁っていて、曲輪があることがわかる程度だったのですが、木が伐られ、曲輪がよく見えるようになっていました。また、一部ですが、柵も復元されていて、整備が進んでいることがわかりました。ここは、「井伊谷三人衆」の一人だった鈴木氏の本拠です。その麓の満光寺の庭園もみどころです。

昨日、日本城郭協会・学研プラス主催、文部科学省ほか後援の第16回「城の自由研究コンテスト」の表彰式が開催されました。私が林文部科学大臣に代わって文部科学大臣賞の賞状を手渡しました。

今年は応募作品が392点で、審査の結果、この日は文部科学大臣賞のほか、日本城郭協会賞、学研プラス賞、審査員特別賞と佳作の合わせて20の作品が表彰されました。また、今年度から新たに学校および団体賞というものを設け、2つの学校が表彰されました。

審査結果はこちら

印象として、今年は小学生の作品にいいものが多かったように思います。そのことを反映して、入賞作品の多くが小学生の作品でした。審査員の一人中学校の先生のお話だと、「中学生は部活や受験で、自由研究に取りくむ暇がない」とのことでした。それでも「城の研究をやろう」と応募してくれる中学生がいることはうれしい限りです。