毎年、この時期に浜松市北区で開かれている私の歴史講演会の今年のテーマは「井伊谷における三方原前哨戦〜仏坂の戦いと伊平小屋の戦い〜」でした。元亀3年(1572)12月22日の三方原の戦いのちょうど2ヵ月前、武田信玄別働隊山県昌景が三河の長篠から井伊谷に攻めこんできたときの歴史を解説しました。
仏坂の古戦場、伊平小屋(伊平城)は昨年も訪れていましたが、仏坂の戦いの直前に攻められた三河の柿本城(愛知県新城市)にはしばらく行ってなかったので、講演前に現状をたしかめてきました。以前行ったときは樹木が生い繁っていて、曲輪があることがわかる程度だったのですが、木が伐られ、曲輪がよく見えるようになっていました。また、一部ですが、柵も復元されていて、整備が進んでいることがわかりました。ここは、「井伊谷三人衆」の一人だった鈴木氏の本拠です。その麓の満光寺の庭園もみどころです。