9月10日までの会期で名古屋の徳川美術館において表記の特別展が開催されています。前期が明日8月15日まで、後期が16日からで、展示替えがあります。先日、前期ぎりぎりのところで、同館学芸部部長代理原史彦さんのご案内で見てまいりました。

ふだん写真でしか見ることのなかった蓬左文庫所蔵の勝幡城図・清須古城図・小牧村古城絵図などが展示されていて圧巻でした。

いくつもある展示品の中で私が注目したのは「小牧山城木製模型」です。これは初めて見ました。すでに17世紀の段階でこうしたものが作られていたことを知ったのは収穫でした。

また、少し前にニュースになった松江歴史館の「極秘諸国城図」も何点か展示されていました。「江戸始図」のほか、静岡県内の横須賀城図・浜松城図も初めて目にしました。

その他、各城跡の発掘出土品も多く、また、関連する文書も展示されていて、「よく、これだけのものを集めた」と感心してしまいました。

酒井忠次とその妻碓井姫のお墓が京都の知恩院にあることは本で知っていて、以前、知恩院を訪ねた時は捜したのですが場所がわかりませんでした。先日、知恩院の「暁天講座」の講師を依頼されたので、あらかじめ、日本城郭協会学生研究会のときからの友人である京都在住の橋本楯夫さんに下調べをしてもらっていました。

「暁天講座」はその名の通り、早朝6時から7時まででしたので、まだあたりが涼しい内に橋本さんの案内で墓地に足をふみ入れ捜しあてるのに成功し、念願のお墓参りをすることができました。

また、橋本さんの案内で、知恩院のすぐ下にある先求院も訪ねました。酒井忠次の画像をお持ちの寺で、忠次のお位牌、碓井姫のお位牌も拝ませていただきました。

 

2年後の2019年は、今川義元が生まれてちょうど500年目となります。先日、静岡商工会議所と静岡市の主だったメンバーが集まり、「今川義元公生誕500年祭」開催に向けた推進委員会を立ちあげました。その設立総会で私が委員長を仰せつかりました。今川義元の“復権”に務めて参りたいと思います。

ところで、500年前の1519年は戦国時代史の中ではいろいろなことがあった年で、北条早雲(伊勢宗瑞)没後500年にもあたりますし、武田信虎の躑躅ヶ崎入城500年にもあたります。それぞれ、取り組みがあると思います。