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淡島さん(加太神社・淡路神社)

淡島さん(加太神社・淡路神社)
淡路明神(あわしまがみ)
本宮は和歌山市にある加太神社の俗称
祭神 少彦名命(スサナヒコナ ノ ミコト)・大己貴命(オオナムチ ノ ミコト)
息長足姫尊(オキナガ タラシヒメ ノ ミコト)
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尾鷲・八幡神社境内にある淡路さん。
地元では、婦人病に御利益のある祠として知られています。
その伝承には幾つかありますが、
主祭神の少彦名命は、医薬の神であり、その神徳が強調され、
特に婦人病に効果ありと伝承されているそうです。
参考資料 おわせふるさとガイドの会

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動く島影 雀島

敗戦近くになると、軍艦が樹木で艤装して、島に見せかけて移動しました。
警備船なら、ちょうど水地の前にある雀島に、もう少し木が生えたぐらいの姿になったのでしょうか。
そんなことで、逆に雀島が、擬装した軍艦と見間違えられたらしく米軍に爆撃攻撃の標的にされたことがありました。
幸い島には命中せずに近くの海面に落ちたので、雀島は難を逃れたそうです。
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参考資料 おわせふるさとガイドの会

庄司家文書と善根宿(ぜんこんやど) パート2

8年後のお礼と墓参りに
杢助の行き倒れ病死から8年後の天保9(1838)年2月27日の日付で、
杢助の子ども伊八郎が2人連れでお礼参りに訪ねた記録が、後日(平成14年)庄司家の仏壇の木箱から発見されました。
和兵衛に宛てられた文章は、縦16.8㎝・横17㎝の巻物で、その大意には「2人が国に帰り、ことの次第を聞いて驚きました。
たいへんお世話になり、お礼をしたかったのですが、遠く離れているため(西国の端田舎にて)、失礼していました(その儀行き届かず)。
ようやくこの度、伊八郎ら2人(杢助子伊八郎と申す者外壱人同道仕り)がお礼と墓参りに行きますのでよろしく。
(追啓)長崎にも(長崎とは七里の場所なので)(機会があれば)見物に来てください、案内させていただきます。」と云うもので、親類の太次兵衛と勘兵衛の連名で書かれたものです。
前回に文書では、妻子が無事に国に帰ったのかどうか分からなかったが、後日発見された文書で無事の帰国がはっきり分かりました。
伊八郎と一緒にやって来たのは、おそらく杢助の妻ではなかっただろうか思われます。
しかし、残念ながらこの文書の届く2年前に和兵衛さんは他界してしまいました。」
また、大正7(1918)年には、古江の光明寺で杢助の88回忌の供養もとり行ったと云う文書もあり、古江の庄司家の墓地の一角に和兵衛さんの子の徳平さんが建てた杢助の供養塔のあることも分かりました。
いずれにしても、九州からの巡礼者で、しかも農民が残した記録は珍しいとのことであり、また、善根宿とはどんな宿であったかを理解する上で参考になる資料かと思われます。
なお、古江在住の庄司剛士さんは、和兵衛さんから6代目」の子孫に当たります。

◎古江 光明寺(こうみょうじ)
宝永年間(1704~10)曽根安定寺三世により建立
正徳(1712)6月 梵鐘を鋳造する。
延享元年(1742)曽根安定寺寒隆和尚が光明寺を開創する。

参考資料 おわせふるさとガイドの会

庄司家文書と善根宿(ぜんこんやど) パート1

行暮れと病死
善根とは、仏教の教えで、いろいろな善根をすることが根本となって、良い報が受けられるようになる・・・とするものです。
善根宿はこの教えにしたがって、諸国を行脚する修行者・遍路のほか困っている旅行者を無料で泊める宿のことを言い、施業宿(ぜんぎょうやど)・報謝宿・おかげ宿ともいいます。
この地の庄司家文書によれば、文政13(1830)年8月に肥前の国高来群船越村(現 長崎県諫早市)から杢助(もくすけ)夫婦と子の伊八郎の一家3人が善行寺参りの旅をし、さらに西国33ヵ所巡りをしようとした途中、古江浦(現 尾鷲市古江町)についたものの行暮れ、善根宿「和兵衛」のお世話になりましたが、父親が病に倒れ、介抱の甲斐なく亡くなってしまいました。
葬式など供養も手厚く施され、妻子を初七日まで泊め置いたのち、妻子に病死したことを書きしたため手紙を持たせて地元へ送りかえしたことが記録されていました。
しかし、無事に国に帰ったのかどうかは分かっていませんでした。
古文書の発見は、平成9年10月のことでした。
参考資料 おわせふるさとガイドの会

尾鷲の港湾

尾鷲の港は、志摩半島から熊野市北部まで続くリアス式海岸の中にあり、
その中でも深さがあり、一番の天然の良港を形づくっています。
帆船の時代には、物資の「集散港」、航行のための「風待ち港」、台風などの「避難港」として、たくさんの帆船が入港して賑わいました。
その当時に、各地から運ばれてきたメロディーや歌詞が、混交されて生まれそだった文化遺産が「おわせよいとこ 朝日をうけて 浦で五丈の綱を曳く」と歌われている民謡「尾鷲節」であります。
尾鷲湾の全域が「日本の朝日百選」の地ベスト8の中に入っています。
絶好の観望地は、
初日の出(冬季)・・・渡鹿の岬(比叡山別院 天鷲山長楽院)
1月下旬から2月中頃・・・北浦町、八幡神社付近
9月中頃・・・行野宮島公園
参考資料 おわせふるさとガイドの会