お久しぶりです。しばらく更新が空いてしまいましたが、今回は新型カタナについて書こうかと思います。
開発ブログに初登場ながらすでに開発が進んでいますが、実はカタナは発売直後比較的早い段階で来ていまた。カネダが鈴鹿8耐にサポートとして行っていたりバタバタとしている間に一ヶ月が経っていました…。あっという間に時間がすぎていきますね。
早速ですが現在の各種パーツの現在の状況を。
フェンダーレスキットはおおよそデザインが決定し、現在試作中です。
純正はスイングアームにマウントされた低い位置につくフェンダー、ナンバープレートですが、純正の取り付けステーがやたらと重いんですね。走行中ひたすら揺られるスイングアームに片持ちでマウントされているので致し方ないとは思いますが、やはりバネ下にこれだけの重量はさすがに気になります。ということでフェンダーレスは通常のシート下に取り付けるタイプにしました。最近のオーヴァーの流行りに乗って高級感あふれる削り出し+ブラックアルマイトの予定です。
続いてはエンジンスライダー。こちらはもう完成し、すでにラインナップ済みです。
GSX-S1000F用として発売していたレーシングスライダーと併せて、プレートを介したタイプの物を新作しました。ネイキッドのスタイルにあった、非常にかっこいいものになっていると思います。
ウインドスクリーンも開発中です。
GSX1100S用のスクリーンを取り付けられるステー、という形での販売になるかと思われます。まだまだ開発を始めたばかりなのでわかりませんが、仮合わせの様子ではスクリーンが長く高くなるだけでぐっとカタナっぽさが増して見えました。また、コクピット側からの景色が圧倒的にかっこよくなります。純正では、タンク周りにボリュームがあるのにメーター上がスカスカで少し妙な感じでしたが、バランスがとてもよくなります。
最後になりましたが、フルエキゾーストマフラーです。こちらもまだまだ開発段階なので変更の可能性はありますが、おおよそこのような感じになるかと思われます。
刃のようなスラッシュカットとGSX1100Sにも採用されたメガホン構造、カタナのイメージに非常によくあうデザインのサイレンサーだと思います。エキパイは純正に合わせた1-2番、3-4番を先に集合させるタイプの4-2-1構造ながら、純正とは全く違うレイアウトにしました。カタナ、スズキ、ということで少し癖のあるスタイルを目指したのですが…どうでしょうか。自分で作っておきながら好みが分かれそうだなと思います笑
まだテストの段階で、これから馬力出しや音量音質をどうしていくか、という状況なのでこのまま発売できるかはわかりませんが、どうかお楽しみにお待ちいただければと思います。
各種パーツと言いつつ結局装着されていたのがマフラーのみで申し訳ありません。
マフラー以外も近いうちに撮影してまたこちらに載せようと思います。
(マフラー開発 カネダ)