癌(卵巣癌)患者になっちゃいました -77ページ目

久々のドライブもどき

去年の5月ごろいったきりだった、ショッピングセンターに行きました。

少しばかり遠いので、久々のドライブがてらお出かけです。


手術後、かがめる姿勢が厳しくて、

車はほんのチョイ乗りだけにしてました。


昨日のCTの結果で家族が明るい気分です。

少しづつ生活を戻していこうね、と話したところです。


早速、お買い物ドライブ復活です。

途中荒川を渡る橋の上から、もやの中にも富士山 富士山 、久々です。

また、河川敷ではモトクロスの練習が。

もうもうと土煙をたてて、小さな子や大人がオートバイごと凸凹しながらはねてます。


う~ん、春ですね。

車の中は温室状態。

でも・・・・・


主人も私も例の「超立体マスク 花粉Super」でなにやら怪しい「カラス」顔。

締め切った窓で湯だった状態です。


我慢の限界でエアコン。


二人してマスクしてエアコン。

本当に困った季節です。


目的地では久々のお買い物。

ウエストユルユルのパンツでもなく、

オーガンジー袖のブラウスを購入。



お買い物復帰1号記念ブラウスになりました。


で、あわてて帰宅して日課のtotoのお散歩。


   


こんな風情のある光景に出くわしました。

梅になんでしょ?



 

ひっぱりまくるtoto。


とにかく春はもうすぐそこに・・・



術後6ヶ月、抗癌剤終了後CT 異常なし

先週撮ったCTの結果を聞きにいきました。

入院前の検査以来はじめて、自分で運転していきました。


本当に便利。

通院で何度かタクシーを使ったけど、

なんだか落ち着きませんでした。


30分くらいの時間なんだけど、

なんだか妙に運転手さんのご機嫌をとったりして・・・


ふんぞり返ってのってもいいんだけどね。

なんとも、性格でしょうかねぇ。


すいすいと慣れた道を運転です。

というのも、このがんセンター、以前の職場のすぐそば!

5年間も車通勤で、国道から獣道まで知り尽くしています。

多少住宅開発で変わりはしたものの、

目をつぶってもいける道(うそです)


ですから、これまで通院の際は少々複雑だったんですよ。

あんなに元気に仕事をしていた昔の自分に嫉妬したりして。


でも、今日は久々に穏やかな気持ちで帰ってこれました。


「異常なし 合格 」


いつまでも続いてくれますように。


ドクターとも冗談交じりでいろいろと話もできたし、

CTの結果もプリントしてもらいました。

いろいろと書いてはあるけど、

「問題ないですね」とドクターが言うので問題なし。


次回は、肝臓のチェックと、マーカーのチェックかな。

3週間後にいきます。




なんか、傾いた映像で気持ち悪い。。。。

左の白い部分の最上階のすぐ下のフロアに一ヶ月入院してました。




読みやすいコミック本でも

柳原和子さんの訃報を昨日書きましたが、

癌関連の本にコミック本も結構ありますね。


最初に読んだのが さかいひろこさん の 「おっぱいがたいへん」




乳がん治療記ですが、アニメで読みやすくかかれてます。

難しい言葉もアニメとの相乗効果ですんなりとはいってきました。


また、赤星たみこさん の「ガンを治した赤星です」はアニメをまじえた子宮がんの体験記です。



           


最近出版した 「がん安心講座」は 2007年6月の出版で最近の情報も盛り込んでおり、

自分の状況を照らし合わせながら読むことができました。


でも、実はもっともお薦めがこれ。

あくまでも私の趣味を最大限入れ込んでのご推薦ですが。



2巻        1巻        3巻    



大島弓子さん の「グーグーだって猫である 2」です。

彼女の「卵巣癌」の治療記が書かれています。

飼い猫のエピソードと治療記が独特の世界で描かれています。


ワタクシすっかりはまってしまい、もちろん 1巻、3巻も購入。

さらに、大島弓子選集他も読み漁ってしまいました。


ちなみに、「グーグーだって猫である」は角川書店の「本の旅人」等雑誌に連載されています。

確定申告に行ってきました

なぜか、totoが早起き。


頭を暴力的に「ガリッ」と引っかかれ、

飛び起きたのですが、早~い ぐぅぐぅ 。


仕方ありません。

着替えて、いざお散歩出発。


帰ってきて、まだ、7時 時計 。

洗濯機を回して、ポットのお湯を入れ替えて、

新聞を開いたものの、まだ7時半。


う~ん、なんかもったいないような。

かといって、梅を見に行くわけにもいかないし。


と、懸案事項の「確定申告」にいってしまおうか ひらめき電球 。

本当は、金曜日のCTの結果を聞いてから行くつもりでしたが・・・


よし、そうと決めたら、準備万端にしておいた書類袋を取り出し、

「かつら」をかぶり(これが大切です グッド! )

マスク マスク 、めがね メガネ で完了。

最近、お化粧をしなくなり、出かけるまで早いのなんのって。


税務署に8時15分着。

開始は9時からとか

(税務署は8時半だと思っていたのですが、県税事務所で受付けしたからかな。

相談したいことがあったのでこちらに来たのですが。

本当のところ何時から申告が始まるのかよくわかりませんでした。)



    


番号札はもう14番。

皆さん気合が入ってます。


9時になり1番から。

15分ほどでワタクシも呼ばれました。


今回の目的は、もちろん「医療費控除」、あと私の所得税の還付。

なんといっても、6月で仕事をやめてしまったので、全額還付です。


確定申告作成サイト  であらかじめ申告書は作成していたのですが、

問題は医療費の領収書。


これから生命保険の請求をしようと思うので、

手元においておきたいと思いその旨、申し出ると、

その分に関しては提出しないで結構ということでした。

事前に、明細書 も作っておいたので、

領収書と照らし合わせ、チェックをしてもらいその分に関しては提出せずにすみました。


係員の人の親が去年心臓疾患で大きな手術をしたとかで、

非常に理解があり、さっさとことが運びました。


しめて、15分。早い チョキ 。

気持ちよく終わり会場を出ると。。。

すご~い列(100番までの札が出払っていました)

外では駐車場に入れない車が路上に列、列、列・・・・。


よかった、totoが早起きしてくれて。 toto, Good Jobキラキラ


事前の準備と、早起きと自画自賛で満足のいく 音譜 お仕事でした。

還付が楽しみです。




柳原和子 さん 亡くなる

先日、癌関連の書籍紹介で書いた

柳原和子さん が亡くなったそうです。


「がん患者学」などの著作があるノンフィクション作家柳原和子(やなぎはら・かずこ)さんが2日、都内の病院の緩和ケア病棟で、卵管がんのために死去した。57歳だった。葬儀は近親者だけで行った。 (asahi.comより)


癌の疑いありといわれたときに、

ネットで柳原さんのことを知り、彼女の闘病の姿勢に勇気付けられました。




2005年10月25日 NHK放送の記事


彼女のエッセイです。

興味がおありの方はこちらです。


NHK がんサポートキャンペーン 連載エッセイ

南禅寺便り  ノンフィクション作家 柳原和子


ご冥福をお祈りいたします。

超立体マスク

日課のtotoのお散歩、午後の部が終わりました。


午後の部とあえて書くということは、

そうなんです。

朝の部もあるのです。


以前は,朝は5時半。

私の仕事からそうなってしまったのですが、

夏は気持ちいいのですが、

冬は真っ暗 三日月 。

totoもかわいそうだったな。


今はというと、なにせ毎日が日曜日のワタクシ。

何時でもOKです。

が、決して寝坊はしません。(もちろんtotoが)

どんなに遅くとも日が昇るとそわそわモードです。

今は、6時半ごろからそわそわして、7時で限界に。


まずは、尼さん状態の頭をなぜるように「肉球」でさらっと軽く、

それでも私の反応がないと「なめなめ攻撃」

最後は力をこめて、尼さん頭をつめを立ててゴリっ ドンッ 。


さすがに、ワタクシも寝ていられません 汗


さっさと着替え、いざ出発。


冬はセーター着用です(着せるのに大大変ですが)

決まったコースを歩くと約4000歩。

術後のいいリハビリになりました。


で、午後は2時。

冬の間はちょうど午後の暖かい日差しがなくなる直前でしたが、

いまは少々、汗ばむくらいです。


お散歩定番のロングのダウンコートはさすがに着れず、

軽い上着となりましたが、

この時期、マスク、めがね、帽子は欠かせません。

うん?!、そう、抗癌剤対策GOODSそのものです。


これからは、花粉対策で欠かせないアイテムとなります。

で、本日、午前中のお買い物で、

なんとなく買ってみた 「超立体マスク 花粉用Super」でお散歩。



これ、すごい 合格 。

今までの、60枚500円くらいのマスク(比べるのが基本的に間違っていると思いますが あせる )

とぜんぜん違う、というより違いすぎる。


やっぱりハイテクGOODSは生活に取り込まないといけませんね。


すごく、快適なお散歩でした。

持っていってよかったもの

前もって病院から指示されていたものを準備。

一般的なものに加えて、

婦人科の手術をするにあたって以下のものも準備するように指示がありました。


・和式の寝巻・・・これって本当に病院でしか使えません。皆さんどうしてるのかな。

・T字帯・・・使い捨てでした。手術直後のみ使用です。動けるようになれば普通の下着でOKです。

・腹帯・・・ガーゼの基本形を用意しました。下着のゴムが痛いのでしばらく使用しました。

・紙おむつ・・・パックで用意してしまいましたが術後1枚だけ使いました。

・吸い飲み・・・ストローも用意しましたがやはりこれを使いました。

・清拭剤・・・「スキナ」」というものを用意しました。

スキナ


洗濯は主人と娘が担当ということもあり、

すべて多めにそろえました。


また、下着は太目のものを用意。

ネットで通常はMサイズなのですが、

3Lのものを用意しました。(購入後さらにゴムを入れ替えゆるゆるにしました。)

手術後しばらくは傷口がいたくて、重宝しました。


それ以外に、正解だったのは、ワンセグ対応機器でした。


東芝 ワンセグ対応デジタルオーディオプレーヤー

私が用意したのはこれ。
個室とはいえ、消灯後などに枕元でみるのに便利でした。
また、予約録画できるので見たいものをいつでも見ることができました。
でも、ワンセグ携帯を持っている人はそれでOKかな。

尚、病室にPCの持ち込みはしませんでした。


そのほかに役立ったものは、

・リップクリーム

・散歩用のちいさなバッグ

・筆記用具

・好きな本 数冊(私の場合は軽い推理小説でした)


などでした。

芸能人の「癌闘病記」 Part1

癌の疑いありといわれ、いろいろな本を読みました。


とっつきやすかったのは、やはりTVでおなじみの人たちの本でした。

本日、お昼の番組で見かけた 向井亜紀  さんもその一人。

子宮頸部がんでリンパ節転移もあり、放射線・抗癌剤治療をうけたようです。

このときのことをつづったのが、「16週・・・・・」です。


16週―あなたといた幸せな時間        
  


さらに、代理母を探す様子をつづった、           

プロポーズ―私たちの子どもを産んでください。/向井 亜紀

また、この続編として「会いたかった―代理母出産という選択 」 があります。

社会的にも、「代理母」という難しい問題をなげかけ、考えさせられます。


とくに、「16週・・・・」は彼女の夫との子を授かりたいという「執念」ともいうべき

熱い想いが伝わってきて、華やかな世界の人というイメージからは

想像もできないほど、痛々しいほどの病との取り組みに打たれました。


それにしても、仕事とはいえ復帰も早いし、

術後すぐ、あんなきれいにテレビに映れるなんて、その気合はさすがでした。

      

一人ランチ

一人ランチ おにぎり してます。




といっても、しっかりひっつき”虫”のtotoがおりますが・・


皆さんはどんなお昼をしているのでしょうか。



ちなみに今日はこんな貧しい感じ。

病院食より殺伐としてますあせる


冷凍のナポリタンとJALの粉末ビーフスープ、りんごとC1000。


肝機能の件でビタミン剤も含め一切の健康食品(いろいろな効能書きのあるもの)

は NG 状態なのでこんな感じで果物は必須です。


効率が良いと思い、一時期キウイを思い切り食べていたのですが、

その時期、血液検査で肝機能値が急に上昇してしまい、一応原因ははっきりしないものの

ドクターよりキウイ 禁止 となってしまいました。

でも、キウイを食べていた間、本当にお肌ツルツル キラキラ

こころもちシミも薄くなったような気がしました。

恐るべしキウイビックリマーク


これまでの私はというとお仕事中のランチでしたから、

高校で教えていたときは、

何を食べたのか記憶にないほどの状況でした。

というのも、お昼休みに自習時間として教室開放をしていたので、

担当教員でシフトを組んで食べていたのですが、

ランチ持ち時間15分・・・・

ひどいですね。(でも決めたの私です・・ゴメンナサイ)

ちょっと、生徒と話し込むとたちまち終了。

飲食は4時まで持越しでした。

(このときの激務とストレスが今回の病気の原因ではといわれておりますが。。ちょっと偏見かな)


で、実はもう一つ職場があったのですが、

こちらでの仕事の際は楽しいお食事会。


職場のあった浦和の町で、といっても職場から5分ほどの範囲ですが食べ歩きをしてました。

結構いろいろなお店があって楽しいランチでした。


夕食のメニューの参考になる盛り付けなどもあり、

主婦には貴重な外食でした。


ちなみに、昨晩のメニュー「海鮮丼」は

「すみぼうず」  でのメニュー参考です。


美味しかったなぁ。

また、元気になっていかないと !


ちなみに今日はお雛様 おひなさま

雛飾りは出してません (ゴメン、娘)


五目寿司はこの前作ったばかりなので、どうしようかなぁ。


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あれっ !? 、テレビに向井亜紀さん。 

子宮頸がんの手術から5年以上経過したんですよね。

闘病記よんだなぁ。

後ほど、紹介文書きますね。



穏やかなお休み

今日は風もなく穏やかな日曜日 晴れ です。

「びわ湖毎日マラソン 走る人 」を見ながら、

totoもお父さんもお昼ね。


   
                (このポーズ 倫理的にOKでしょうかはてなマーク)
最後の抗癌剤から数えると、3週目。

今までだと、次の抗癌剤入院を控えた週末で、

なんとなくあわただしい週末となっていたのですが、

今回は、穏やかな週末となりました。


昨日も、お昼は久々の外食。


抗癌剤投与時は、はじめの一週間は

吐き気、筋肉痛などでもちろん外出などだめ。

その後5日間ほど回復して、持ち直すのですが、

すぐに、白血球が落ち込んで厳しい制約の毎日。


口内炎、膀胱炎などに気をつけて、うがい・手洗いを欠かさず。

なかなか落ち着いて外食などできませんでした。


特に主人からはなにかあったら大変なんだから、

とにかく、家でおとなしくしててね 禁止 、と強く指示が出ていました。

確かに、感染症などになってまた、長期入院などしてしてしまったら、

と危機感があったのでしょう。

なにせ、toto しっぽフリフリ 命ですからね。

また、不憫な思いをさせたくないのでしょう。


外食と言っても、近所のジョナサン ナイフとフォーク 。


極当たり前のメニューをオーダーして、ドリンクバー。

極々普通です。

でも、これができなかったんですよね。


癌がわかる前は極当たり前に外食して

極当たり前にショッピングしていたのに。


まぁ、ネットがあるので必要なものの買い物は不自由はかったのですが、

ショッピングの楽しみってそういうものではありませんよね。


病気になってはじめて知った普通の暮らしのありがたさですね。

今の気持ちを忘れないようにしないと。


でも、よく考えると、

時期と言いこの半年は「森の熊 クマ 」だったと思うといいかも。

冬眠していたと思えば、暗さがないかな。


ちょうどこのところ太り気味で熊のようだし。


さぁ、金曜日のCTの結果がよければ、本格的に冬眠から覚めるワタクシであります。