楕円球空間 -43ページ目

Neujahrskonzert 2016

今年も始まった。

指揮がヤンソンスということで出来の良さは保証されたようなものだが、期待通りのいい演奏会だった。

そもそもシュトラウス1世の作品を1曲しかいれないという選曲がいい!1世っていい曲あんまりないんだよなぁ。まぁ現代的じゃないってだけかもしれないが。定番の曲もそうじゃない初登場の曲も一定以上のクオリティで満足できる。

ただ少し心配なのはヤンソンスも流石に年で指揮の切れが落ちたかな、という点かな。アンサンブルの精度がこれまでの2回とくらべて落ちているのは指揮のせいのような気がする。まぁでも現在存命の指揮者でこのクオリティの演奏ができるのはムーティとメストくらいだろうから、ずっとヤンソンスでいいよ。

と思ったら来年はドゥダメルか~。遂に来た、新世代。

2015年総括

ということで2015年も全て終了。

もっとも学会の予稿の直しとか、論文にする前の計算とかいろいろあるんだが・・・。

2015年はPRLに通って、いくつかいい成果も出たが、一方でこれからいい成果にしないといけない状態のまま越年したテーマもいくつか。来年は収穫の年にしたい。そろそろN系があってもいいかな。PRLはもういいや。学生ももうちょっといい学生が来て欲しい。

個人的にはもう少し読書の時間を増やしたい。日本はもう崩壊段階なので特にどうなってもいいんだが、だからといって自分の人間性や知性は崩壊している場合じゃないので、来るべき世界進出にむけて準備を加速する2016年とすることが目標。

大学選手権

年末には高校ラグビーまで見に行ってしまった私。

高校の同級生が大のラグビーファンだったことを今頃知った。一緒に花園まで行って堪能。筑紫vs東京朝鮮はいい試合だったなぁ。

そうこうしているうちに大学の準決勝が明後日に迫る。リーグ戦は全く予想を裏切られ、帝京・東海は当てたものの、明治・大東文化は外した。明治が流通経済を、大東文化が筑波を、それぞれあそこまで圧倒するとは・・・。特に大東文化は、リーグ戦最下位も予想していただけに不明を恥じる・・・。15人で80分戦うのが基本のようだし、よく練習しているんだね。

で、準決勝。帝京vs大東文化、東海vs明治ですか。帝京はリーグ戦グループで大東文化に勝った中央を100点ゲーム&完封で圧倒し、結局仕上がってきた。一方、大東文化も日に日に成長しているみたいで、試合ぶりを見るのは楽しみだ。まぁ帝京が55-15くらいで勝ちそうだけど・・・。東海vs明治は接戦(肉弾戦)か。明治も上り調子のようなので、もうここは明治勝利を予想するか・・・。30-25くらいの接戦になりそうだが・・・。

今年はここに行きました

今年は過去最も海外に行った年かも。

3月:ベルリン
6月:ミュンヘン・ロンドン・ウォーウィック
7月:バルセロナ・クラクフ
7月:香港
8月:サンディエゴ
9月:パリ
10月:グルノーブル・ミュンヘン

12月にワシントンに行くはずだったのだが、これがなくなって一安心。どこでも講演に交流にと忙しかったが、実り多い議論もいろいろできて有意義でもあった。なかでもアウシュビッツに行ったのが自分的には記念碑的。

来年は既に5回決定済み。

1月:サンディエゴ
3月:レーゲンスブルク・ボルチモア
6月:ギリシャ
7月:シンガポール
11月:ニューオーリンズ

もうちょっと増えそうな気がするので、適宜チョイスしないといけないかなぁ。

Book of the year 2015

今年もいろいろ読んだ。印象的だったのは以下の通り。

・引き続きモディアノもの、いろいろ。
・「中世ヨーロッパの歴史」
・「ピアノを弾く哲学者」

あと、結局記事にしなかったけど「船に乗れ」。これはよかったなぁ。硬軟取り混ぜて、いろいろ読んで、いい本にいっぱい出会えた。来年もいい本いっぱい読みたい。とはいえ、研究上の必要性から物理の本をいろいろ読まないといけない、という事情もあって、読者にかける時間は減っている。

ともかくまずは「8月の砲声」「ある数学者の生涯と弁明」からだな。

Music of the year 2015

今年もあと2日なので、そろそろ。

今年は結構いろいろ聴くチャンスがあった。

1月:京大オケ
3月:ベルリン・バロック・ゾリステン
6月:京大オケ
7月:バルセロナ・リセウ
7月:バイエルン
9月:パリ・オペラバスティーユ
9月:パリオペラ座管弦楽団

やっぱりパリオペラ座管弦楽団のマーラー4番が圧倒的名演で今年のMusic of the yeraは決定。次点はベルリン・バロック・ゾリステンとリセウかな。ベルリン・・は大人の古楽、という味わい深い演奏会で、リセウはとにかく弦楽器の柔らかさが驚き。バイエルンのアラベラも面白かったし、今年はいい一年だったかも。

「ジャンニ・スキッキ」

ウッディー・アレンが演出したというロサンゼルスオペラの公演。

モノトーン調で、結構セットも凝っていた。一方で最後の部分以外はそれほどアレン色は出ていなかったような気も・・・。再演だそうなので、当初の演出の意図が若干換骨奪胎された部分もあるのかも。

ジャンニ・スキッキ役はドミンゴ(!)で、あの真面目な人がどんなジャンニ・スキッキになるのか、とすこし懸念したが、始まってみればやっぱり芸達者で無難にこなしていた。声の質はキャラクターテナーではないんだけれど、演技力でカバーしたかな。ラウレッタはとても可憐な乙女には見えないが(笑い)、健闘してた。ツェータ役のおばさんが一番はまっていたかな。

このオペラは本当に明るくて洒落ていて、プッチーニの2番めの傑作、と思う。トスカは傑作、バタフライは駄作、トゥーランドットも微妙。で、ボエームは超大傑作(歴史に残る)。こんな感じ。

2つほど

移動の最中にも物理の本を読むことが増えて(今は場の理論と宇宙論の本)、そのせいであまり趣味の本が読めない。

そんな中で出色の出来だったのは「中世ヨーロッパの歴史」(堀越孝一)。ヨーロッパに頻繁に行くので教会・史跡を訪ねることも多いし、歴史は好きなので興味はつきないのだが、一方で錯綜する中世のヨーロッパ史は理解しきれていないので、一気に知識を整理しよう!と生協で見つけて一発購入。この本は本当によく書けていて、歴史って大河ドラマなんだな、と実感できる。本当に因果律の無限旋律。適宜グーグル先生に知識を補完させてもらいながら一気に、でも堪能して読了。

もう一冊は軽い「ポール・ディラック 人と業績」。死後10年以上たってウェストミンスター寺院に顕彰碑ができたそうなんだが、1995年の除幕式での講演4つのうちの3つが収録された本。1番目と3番目がよかった。4番目のアティヤの講演は物理学と幾何学の融合に関する講演らしく、アティヤ=シンガーの指数定理を最近勉強した自分としては是非読みたかったのだが、内容が専門的すぎるという理由で日本語版では訳出されず。しょうがないので英語版読むか。

まだまだ読みたい本はうず高く積まれていて、年末年始は何もせず本だけ読んでいたいなぁ。

「アルチナ」&ユジャ・ワン&ペライア

もう年末かぁ。

今年はほんとうに忙しくて(あとでまた書くけど)、海外出張も多かった。年末の実感なし。正直言えば年末年始のいろいろは全部パスしたい。

心の選択には音楽と読書だ。エクサンプロバンス音楽祭の「アルチナ」を録画して視聴。ヘンデルのオペラなのでどんな感じなのか、と思ったが、いい意味で普通のバロックオペラ。主演のパトリシア・プティボンはルックスも歌唱も素晴らしく、さすがフランスで絶大な人気を誇るコロラトゥーラ・ソプラノだな。脇役も美男・美女ぞろいの上に演出が」非常に面白くて、知的好奇心をくすぐられる公演だった。

もう1つは非対称お辞儀で有名(?)なユジャ・ワン。ものすごいドレスとピンヒールで出てきて、これでよく演奏に集中できるな、と。技巧は十分にあって、リーバーマンという人のガーゴイルという曲は素晴らしかった。ラフマニノフのソナタはもうひとつだったけど・・・。

最後は大好きなペライア。サントリーホールを満員にできるのはさすがだ。ひょっとしたらこの演奏、一回見たかもしれないけど(アーカイブを探すと出てきそう)、何度聴いても痒いところに手が届く、そして品のいい、素晴らしい演奏。ペライアは何を弾いてもうまいよなぁ。ペライアとアンスネスが現在生存しているピアニストでは一番好きかな。

大学選手権組み合わせ&大予想

ということで出揃ったところで。

A 帝京・中央・関大・法政
B 東海・早稲田・天理・朝日
C 同志社・筑波・慶應・大東文化
D 明治・流通経済・京都産業・立命館

Aはまぁ帝京。二本目でも楽勝でしょう。Bは東海か早稲田か・・。早稲田は伸びている感じなので、あるいは東海も苦戦するか?ただFW戦次第、と予想。東海はFW戦で有利にたてば(モール戦含む)早稲田BKは今年は機能できないと思う。僅差で東海勝利、と予想。Cは再激戦区。筑波はいつもの対抗戦での死んだふり作戦が今年もハマるのか(笑)?その対抗戦で負けた慶應に勝てるのか、同志社は本物なのか、いろいろと見どころ多し。予想は困難だが、思い切って筑波!Dも難しく、明治が流通経済のFWに苦戦しながら勝ちきれるか?流通経済はBKもいいので(東海戦はたまたま負けた、という感じで底力は上なのでは?)、激戦か。ここも思い切って流通経済!

ともかくラグビー人気再沸騰の2015年。激戦・熱戦を期待します。