楕円球空間 -128ページ目

タンホイザー@ドレスデン

土曜日は東京でタンホイザーを観る。通算3回目。生まれて初めて観たオペラがこれで、しかもドレスデンだった(と思う)。土曜日なのでさすがに東京文化は満席。


歌手陣は有名な割りに鋼鉄系の声の持ち主がいないためか地味な印象。辛うじてケーニヒとヘルリツィウスが強さを感じた程度。ただ、意図したものではなかったと思うがそれゆえに作品の持つ宗教性・メッセージ性が強く立ち上がり、コンヴィチュニーの演出が(氏らしい遊び心や皮肉は散見されたものの)ポイントを宗教的偏狭さ1点に絞った(あえて)おとなしいものだったために全体に非常に精神性の高い公演になったように思う。オケはピットが深かったこともあって派手さを抑えた音色でじっくり聴かせる好感度の高い演奏、メルクルの指揮もじっくり鳴らせる指揮で堪能できた。これで今年7本目のワーグナーだが、さすが中期の大傑作だけあってタンホイザーの素晴らしさは突き抜けているなぁ。


あとでワーグナー協会に提出する感想文(宿題、と呼ばれる)を書かないと・・。

モデル計算・完結編&共同研究

以前やっていたモデル計算。修正が必要であることが判明し(教授、ありがとうございます)、若干の修正を。なんとか終了(教授の計算も1箇所マイナーミスがあったことが判明)。クロスチェックって大事だ。これから物性値を放り込んで計算してみる。


先週金曜は名古屋で3者共同研究の進捗meeting。クリアになった点などあって進んだ気がする。ライバルの隣国チームも結構(すごく?)進んでいてちょっと尻に火がついた状況(笑い)。長い間あるところに引っかかっていてあまりうちのチームが貢献できていなかったのだが(それだけが原因じゃなくてうちの問題そのものもあるんだが)、なんとか進捗に貢献すべく年内頑張ってみる。

反応遅い

ですが、関東学院大の不祥事。


NYでニュースを知り驚愕、というか若干呆れました。10年連続決勝進出・優勝6回、という部の歴史にプライドをもてないのでしょうかね・・?あと、バレたらどうなるかという想像力がなさすぎる・・・・。これが2部校とか、1部でも下位の部ならまだモチベーションを持ちきれない部員が、というのもわかるんですが。最近の学部生気質でもあるのですが、想像力とかプライドとか「だいがくせい」に基本的に備わっているべき部分が根本的に欠落してますなぁ。自分は連帯責任は嫌いですが、やはり今回の「出場辞退」は仕方ないでしょうね。こういう形で歴史が途切れるのは残念ですが。


というわけで一気に関心が落ちた大学ラグビーですが、関西では同じく不祥事をおこして謹慎明けの同志社がフラフラしながらなんとかマジック1まで来て(これはこれで驚愕の事態。天理があのあとパっとしないのも驚き。)なんとか優勝しそうです。以下、大阪体育・立命館・京都産業と来て関学か近畿でしょうかね?(5位争いは難しい。天理は勝つと思うが直接対決で勝っている関学と近畿の直接対決で勝ったほうか?)どうも関西勢は選手権で初戦で全滅しても驚かない、というところか。同志社は初戦・筑波が濃厚でしょうがここすら危ない(というか不利だと思う)。


関東は応援している明治が、これもふらふらしながら何年ぶりかの無敗での早明戦にたどり着けた。よかった!さすがに早稲田に勝つのは難しいと思いますが、善戦期待しています。早稲田はもう選手権もほぼ無風で勝ち抜けると思います。ということで対抗戦は早稲田・明治・慶應・帝京・筑波の順番で決まり。リーグ戦は東海・拓殖(!)・法政・大東・中央の順番で5チームかな。明治はこうなると大東と初戦・・。勝っても次は大阪体育。苦手なところが続きます(去年もそうだった?)。なんとか正月に残ってもらいたいなぁ。ヘタすると明治-慶應、帝京-早稲田、なんていう準決勝かも(さすがに東海は慶應に勝てるかな、それでも)。




カラマーゾフ・完結目前

第4巻終盤まできました。


ようやく、というか一気に盛り上がってきました。要するにあの極端すぎる人物設定は全て人間の持つ天使性と悪魔性、智と愚、欲と徳を具象化したから、ということなんですか。フョードルという人間臭いくらい人間臭い人物を軸に3兄弟にそれぞれを割り振った(イワンには両面?)、と。相変わらず女性陣は色合いがよく分かりませんが自分なりにそういう解釈をするといままでのエピソードが生き生きとしてきました。

最近の読書状況

ピート・ハミル「マンハッタンを歩く」

アメリカ出張の機内とホテルで読んだかなりディープなNY案内。自分のNYレベルではまだ十分に堪能できない感じ。NYの友人宅に置いて読んでもらって感想をきくことに。


カラマーゾフは4巻の真ん中。好きな部分とキライな部分がはっきり分かれている。部分部分で閃光のようなすばらしい箇所があるのに途中でどうしようもなくダルになるのは一体どういうことか?自分との相性か?ともかくあと1巻半。最後に凄まじい感動が押し寄せてくることを期待。


他にも多量に本を買い込んでいてこれから年末に向けて読むぞ!


帰国した

東海岸からの帰国はつらい。今回はバンクーバー経由で24時間かけて帰国。直行便でも14時間以上するはずだからもう一緒か。


帰国前日は親友(結婚直前)と独身最後の宴会、ということでNY Knicksの試合を見に行き(試合は負け。P. Ewingの実物を見たことが収穫か)、そのあとKorean BBQを食す。とはいえ日系なんだが(笑い)。日本では考えられない高級路線で、店員もアメリカでは考えられないサービスぶりで、面白かった。


帰国後は忙しく、ブログ更新もままならず。また後ほど別件を更新予定。これから実験だ。

アメリカの大学・初訪問

無事にR大学からNYに帰還。


講演も無事、大好評で終了。質問もたくさん出た。昼は教授用のカフェテリアでみんなと食べたが、これが意外とおいしいことにびっくり。10ドル以下でマトモなものをアメリカで初めて食べたよ、という感じ。ちなみにRed Snapperという魚のピカタにつけあわせでインゲン豆とライス、あとロブスターのクリームスープ。これで10ドルしない。NYだとこの5倍だして同じくらいのレベルでもおどろかないかも。とにかくState Universityなのにキャンパスは広大でオフィスはきれいで広くて(ラボも)、リスや鹿が戯れていて、野球場もかっこいい(あそこでプレーしたいものだ)。一瞬「ここで何年か研究してもいいかも」と思ってしまった自分が情けない。でもまぁ生活は単調で飽きてしまいそうだけど(文化の香りはゼロ)。


昼食後は分子単結晶の世界的権威のP助教授の訪問。物静かな若者、という感じ。こちらの研究にずいぶん食いついてもらった。(食いついてもらうようにキーワードをちりばめて話をしたわけだけど)。詳細は来月チューリッヒでね、reprintは送るから、と思わせぶりにお伝えして退去。


ということで電車で1時間かけて帰還。C助教授、ドクターコースのE君にはずいぶんと世話になったが、またいい関係が築けてよかったな、と。ちなみに昨晩はこの3人でNew Brunswickにある日本食レストランに行った。ずばり店の名前は"Hotoke"......。脱力する名前なわけだが、店の名前とは裏腹に内装は黒と赤を基調にしたしゃれたもので(まぁ黄金の仏陀はご愛嬌だ)、ウェイトレスは美人ぞろいでしかもミニスカートのチャイナドレス、というアングロサクソン男性の妄想丸出しの店。実は二日酔いが治っていなくてEdamameにSushi Plateというベタなチョイスだったがそれなりにおいしく食べられたのはやはり日本人だからか・・・?Webはこちら。


http://www.hotokerestaurant.com/


笑うよ。きっと。

摩天楼をみおろす

ニューヨークに移動。親友邸(そう、ここは屋敷だ。家賃40万円だし)に宿泊。


目の前のエンパイアステートビル。壮観です。他のビルは全部視線の下にあるんだな。さすが世界を股にかけて活躍するバンカーは違う。


昨日は27丁目のイタリアンでアメリカらしくない上品なイタリア料理をエンジョイ。そのあとアルゴンキンホテルのバーで飲む。大して飲まなかったのに強烈な二日酔い・・・・。このあと夕方の電車でR大学に移動なんだが収まるかなぁ。


アメリカより2

昨日の講演は好評裏に終了。会場がほぼ満員だったので軽く100人以上はいた。自分は緊張しないほうなのでむしろエンジョイ(客が少ないとやりがいがない)。質疑応答も活発でさすがに注目されるネタで成果を出すとウケるなぁ、と実感(笑い)。某有名研究者からも質問があり、さすがに鋭いところをソフトに突いてくる感じだった。


それにしても他の発表はスカだった・・・・。あまり自分を大きく感じないほうだが、さすがに今回は「俺、トップかも」と思ってしまいました(バカ)。タイトルで期待した講演も中身は全然だめで、しかも発表してるシンガポール人は実験の肝の部分が全然わかっていないことが自分の質問から判明・・・・。おいおい、しっかりしろよな。


セッション後、日本の某大学の助教さんから質問されたが、彼のボスは以前から知っている縁浅からぬ人(いい縁かは微妙)。正直やっていることは「トンデモ」に近いんだが、あの研究室で助教と講師は何やっているんだろう、と思っていたのでいい機会だったのでチェック。内容のほうは・・・(自粛)。


という感じで学会は(自分は)これで終了。今日の午前のポスターセッションをちょっとのぞいてニューヨークに移動。ニュージャージーのR大学での講演の準備をしないと。

アメリカより1

昨日からフロリダにいます。学会です。既に今年3回目のアメリカ・・・・。


会場はマリオットホテル。部屋が広いのはいいが、いかにもアメリカ!という味気ない巨大建築です。例によって巨大なボールルームがいくつかあって、セッションはいくつもある。自分の出番は今日。これから。今回はわりと気楽に来てしまいましたが大丈夫かなぁ(笑い)。まぁ10分だしなんとかなるでしょ。


食事のほうは24時間何も食べなかったのでまだ分かりません。例によってまたシーザーサラダとスープとビール、になりそうな予感。だって高いしマズイし・・・。


このあと明日からニューヨークに移動。1時間半の講演をして帰ります。