楕円球空間 -121ページ目

帰国

帰国した。近年まれに見る「当たり」の会議で刺激もたくさん、知り合い作りもきわめて有益だった。


ということで早々に論文のチェックやこれからの方向性の検討。でも論文執筆も卒論のチェックも学生の発表のチェックもあって疲労してきた・・・。読まないといけない論文も山積み。頑張る、がその前に息抜き。

ニューオリンズより

某巨大学会でニューオリンズに滞在中。


今回は情報収集がメインなわけだが、学会の意外なレベルの高さに軽いめまいが・・・・。いいアイディアもいろいろと湧いて4月からが楽しみになってきた。重要論文のほうも時差ボケゆえの夜中の仕事で少しづつ進展。図が命!らしいので図に命をかけて作製。あとは文章なんだが、表現を凝るのでいろいろと大変・・・・。


街のほうは出歩かないのでよくわからないのだが、全般に治安悪さ感漂う街で出歩く感じでもない。食事は意外と(アメリカにしては)口にあう感じ。でももう飽きた(苦笑)。機内食でいいので和食がたべたい。欧州に行ったら絶対に感じない感想だけど。



卒論終了

昨日で卒論発表会が終了。論文そのものの提出はまだ先だが、一応大イヴェントである発表会は終わって一安心。


今年は例年よりも出来がよいほうでは?少なくとも2名は今すぐ学会で発表させても十分、というレベルで安心。1人はかなり不安だが、その不安な1人も今月は学会デビューがあり、指導に気合を入れないと危ない感じ。今の時期は4年生間で一番成長に差がでる時期で、能力とかやる気にものすごく左右される。


それはともかく、終了後には全員でM2の追い出しコンパ。料理のほうはいまひとつで、あまり呑まなかったせいもあって、いまひとつ燃焼感が不足(笑い)。でも学生は4時まで盛り上がったのもいるらしい。M2は本当に出来不出来の差が大きい学年だったが、伸びる人はどこまでも頑張って伸び、ダメなのは何をしてもダメ、だった。結局教官の寄与なんてほんのわずかのような気がする。一番伸びた学生に「本当に本当に一方ならぬご指導をいただいて」といわれたときは嬉しかったけど。


ということで、もう既に来年度へのいろいろな準備が開始。新4年生の面接・講義の準備(今年は多い)。それに加えて重要論文が全然進まないので、アメリカで頑張って書いてくる。


クレメラータ・パルティカ

BSにて放送されていたものを録画視聴。


クレーメルは灰汁が抜けたというか、若干ではあるが好々爺、という感じ。演奏のほうは・・・・。基本的に昔とスタイルは変わらないかな。「リトル・ダネリアーダ」とか「ブエノスアイレスの四季」とかは曲は面白い感じもするのだが、演奏スタイルにあっていないような感じ。一方メカニックなショスタコはまずまずよかったように思う。


室内弦楽オケなので、マラ10のアダージョを編曲してやっていたが、これはこれで面白かった。でもやはり音の重なりが少ない分、迫力には欠ける。最後の不協和音の凄まじさがないだけに、その後のカタルシスも中途半端に・・・。全般にわざわざ聴きに行くほどではない、という感じかな。


そのあとのタカーチカルテットの演奏は、人柄の良さそうな4人の演奏という感じで温かい感じの演奏。モーツァルトもシューベルトも楽しめた。線の細い演奏、という感想を持ったのは音響のせいもあるかも。

研究会終了

無事2日間のスケジュールを終了。今回は自分はオーラルがないので楽。


この分野の進み具合もたいがいで、特に理論の発表は皆目わからないものすらある。その「皆目わからない」発表する何人かの1人が高校の後輩(苦笑)。昔から天才の名をほしいままにしていたのだが、まさかここで同じ分野になろうとは・・・・。おまけに某研究プロジェクトでも同期で、年に10回くらい会う。いつも物腰が丁寧でソフトないい若者です(ここだけ先輩風・・・)。10回くらいあって話しを聴くと、さすがに5回くらい前にはわからなかったことが少し分かった気になってくるのでラッキー。いい刺激をもらっています。


帰りは高校同期の連中と品川で牡蠣を楽しんで帰宅。ワイン呑みすぎたと思ったが今日も残らず元気。痩せたら酒にまたつよくなった。不思議。



雑務と研究

「雑務」と言ってはいけないんだろうが、昨日は某重要試験の監督。2次試験は長いよなぁ、とか思いながらも一日なんどか過ごす。試験中は本も読めないし音楽も聴けないので、もうやることは1つ。そう、問題を解く(笑い)。しかも書いたりできないので、暗算とか(笑い)。行列の掛け算を暗算でやるのはちょっと大変だったがどうせ対角行列になるんだろう、と思ってはしょって計算したり、とか。


数学は今年は簡単だったのか?どれもだいたい方針はすぐに決まるしあとは計算だけ、という感じ。でもそれなりに楽しめた。自分の過去を振り返ってみると受験勉強は数学が一番面白かった。なんかクイズ大会、という感じで。まぁ受験全般がなんかゲーム感覚、というか(もちろん時々学問の真髄に迫った!とかいう喜びとかはあったけど)とにかくわりに楽しんで1年過ごした、という印象。今もだから受験数学の問題なんか見ると閑つぶしで解いてみるが楽しめる。老後はどこかの文学部か教養学部で音楽美学か西洋哲学かドイツ政治の研究をしたのでもう一回受験しないといけないわけだが、このペースならいけるかも。


文系受験に必要なのは英語とか国語とか社会。うちは国語と社会は2次試験はないので、英語で力試し。これも頭の中だけで解く(苦笑)。英語は正直簡単だった。30分くらいで完答。2-3年前に東大の国語(しかも古文と漢文)の問題を見たら信じられないくらい簡単で、18歳当時の自分を問い詰めて説教したいくらいの気分になったが、とにかく年をとるといいこともあるなぁ、と。


理科は・・・。とにかく20年くらい離れている化学がボロボロ。この試験だけは受験生に後光が差していた(笑い)。物理は面倒くさい問題、という印象。計算長そうだなぁ。さすがに暗算ではできずあきらめて後は時間が過ぎるのを待つ。で、無事終了。


終了後、一日できなかった研究業務へ。論文を数本読んで要点を整理して、自分のこれから書く重要論文の表現やらstand pointやらを整理。それから遂に仕上がった別の論文を某誌に投稿。ようやく1つ片付いた。明日から東京で研究会で小さな発表。それから帰っていよいよ重要論文に着手。合間にアメリカ出張なんかもあるし、帰国後は国内学会のラッシュなのでうまく集中しないとダメ。

ハーゲン・カルテット

もう1つ、最近印象に残った音楽。


BSでやっていたハーゲンカルテットの演奏会。オールモーツァルト。なんど聴いてもこのカルテットは上手いし品があるし清冽な印象を残す。やはり軸はチェロで(クレメンスか?)、とにかくあの人は上手い。和音を底支えしているだけでなく、後ろからど~んと何かが押し寄せてくる感じ。


ハーゲンは98年1月にザルツブルグで初めて聴いて「これは凄い」と一気にファンになった。クレメンスのソロの演奏会にも行き、そこでも堪能。今活躍しているカルテットでは最も好き。多分しばらくこれを越えるカルテットは出てこないのではないか?

ジェロ登場

音楽の話題なので・・・。一応。


先日、テニスを終えて帰宅して昼食を摂っているとたまたまニュース(ワイドショーか?)でやっていた。思い切りヒップホップの黒人男性が超流暢な日本語でド演歌を歌っていた・・・。驚愕。見た目と歌の落差がありすぎる。


好きな番組は演歌の花道だった、とかNHKののど自慢で優勝(初出場で)した、とか。インパクトありすぎるなぁ。しかも目標は「紅白出場」。NHK的にもドンと来い!状態でしょう。クラシック以外は基本的に聴かない(演歌なんてまったく)私だが、とにかく面白すぎて応援しようと思った。

研究会終了

自己採点は85点。自分の近年の発表の中ではいいほうだった。理由は簡単で、間際まで表現も内容もデータも凝りまくったからなんだろう。


発表後の議論は、専門家が少ない(というか自分がほぼ世界一)であることもあってあまりいい質問もなかったが、これまでライヴァルだったオランダ人研究者ともそれないにお互いの立場を理解できて分野のすみわけもでできたのは収穫。あと、世界のこの領域の研究者(ノーベル賞受賞も含めて)に自分の立場と成果と力を示すことが出来たのも収穫。最後の某大物のコメントにも自分の内容が少しだけあったのは前進だったか。


ということで努力は報われた。研究会後は共同研究をしている畏友と食事しながら議論。来年度の研究体制の確認をして終了。二次会のワインバーは秀逸だった。店の名前を覚えていないのがミス。



研究会@仙台

週末から準備で大変だった。というかまだやっている・・・。


珍しくダラダラと準備をしていて、まだ原稿が固まっていない状態。明日の午後に発表なんだが・・・。相手は直接のライバルのオランダ人とノーベル賞受賞者なわけで、15分とはいえ表現やデータに気を使う。っていうか懲りすぎて覚え切れていないのか・・・。


どうも今回は弱気。やっぱりどこかで自信がないのか。昼間にメシに行った先も外れで、冷めた鯖の塩焼きに興ざめ。連れて行かれた人とは気が合わないので、やめればよかったか。明日は午前のセッションが終わったら自分で好きなところにいって1人でおちついて集中したい。


さっき発表練習したが、自己採点は30点以下。2回目が60点。ようやくなんとか形になってきたところ。何回か練習して睡眠薬飲んで寝る。