マイノリティ・リポート -22ページ目

夕張には行かない

夕張夫妻というキャラクターがカンヌで広告賞をとったそうですね。
で、それを作った制作会社はビーコ・・・ええ?
この会社、僕が就職活動中にエントリーしたけど、面接どころか筆記試験も受けさせてもらえなかったんですよね。そして、よりにもよって、僕の思い出の地の夕張が、この会社に広告を発注するなんて・・・しかもわざわざ東京の会社に。

【東京の会社がまずいというよりは、金を使ってでも地元業者となんとかするのが筋ですよね。「ただで作ってくれるから任せました」では夕張からは何も生まれないと考えたのでしょう。その点、メロン熊は100%夕張発だそうでうれしい限りです。20110611 追記】

うーん、おそらく今後僕が夕張に足を踏み入れる事はないでしょうし、夕張のものを買う事はないでしょう。たぶんカンヌにも行かない。

写真新世紀に落ちてからキャノンの製品も買ってないし(トラウマかと思うぐらい手が出ない)。逆に言うと、個人ではそれくらいの事でしか憂さ晴らしは出来ないのですけど。

あと余談ですが、花畑牧場が夕張に工場を作ったでしょう?あれで夕張の雇用を増やしたと田中義剛さんは言っているけど、実際は人材派遣会社に請負させているんですよね(時給680円~)。それも夕張と札幌の派遣会社に業務を委託しているので、これはおそらく、派遣会社同士を競争させて賃金(コスト)を下げさせるというよく聞くやり方ではないかと。

別に田中社長が1000万円のフランク・ミューラーの時計をしているからこんな事を言っているわけではないですよ。田中義剛は悪知恵が働くほど頭は良くないでしょう。たぶん誰かが入れ知恵しているのだろうし、自分のお金をどう使うかは本人の自由ですから。

自分のお金を、どう使うかは本人の自由ですから。

天声虫語

むかしむかし、あるところに海外の鳴き声コンクールで優勝した盲目のセミがいました。授賞式の次の日セミは帰国しましたが、家に帰るまでの道中で迷子になりました。

山の中で、セミは一軒の家を見つけました。それは労働者のアリの家でした。
セミはアリにこう言いました。

「私は海外の鳴き声コンクールで優勝した盲目のセミです。道に迷ったので今晩泊めていただけませんか?」

アリはセミに言いました。

「あなたは金持ちの家に生まれ、親の愛情を受け、自分がしたいことだけをしてきました。そして自分がしたかった事をしてコンクールで優勝しました。僕はずっと絵描きになりたかったけれど、誰も僕の絵を認めてくれませんでしたし、誰も僕の事を絵描きだとは思っていませんでした。僕はずっとあなたの友達に食い物にされ、こき使われて生きてきました。僕にはあなたの頼みを断る権利がある。お引取り下さい」

それからまもなく、盲目のセミは成虫になって一週間たったので死にました。

すると、アリとセミとのやり取りを見ていたチョウがアリにこう言いました。
「せめて畳の上で死なせてやればよかったのに。お前はなんて残酷なんだ」

上から目線のチョウの話し方に怒ったアリは、チョウの背中に素早く回り込み、チョウの羽をぜんぶ噛み切りました。そして、悶えるチョウの身体を渓谷まで運び、谷底に突き落としました。

「飛べるものなら飛んでみな」

谷底から、べちっと言う音が聞こえてアリが見下ろしてみると、チョウが尻から変なものを出して死んでいました。

アリは思いました。

「チョウは、甘い汁を吸うばかりで、自分は何もしないくせに勝手な事ばかり言っていた。僕がしなくて良い苦労をしている姿を見て笑っていた。あの盲目のセミの事も見ていただけだったし、セミを自分の家に入れてやろうともせず、セミが死ぬと僕を非難しはじめた。あいつは虫の風上にも置けない。ウジ虫以下だ。チョウはまるで有名大学出身のマスコミ関係者や役人官僚のようだった」

その後、いままで必死に働いても報われてこなかったアリは、ひょんなことから不労所得を得て生活に余裕が出来、家庭を持って、のんびりと好きな絵を描きながら幸せに暮らしました。

めでたしめでたし。

政治について

『小沢一郎の党首辞任。』

元秘書の献金受領が小沢党首辞任の引き金になったのは明白なわけですが。

疑問に思うのですが、小沢一郎の元秘書の献金受け取り事件で、自民党にも同じ企業から献金を受けた人がいたのに、なぜ一斉に検挙しなかったのでしょう。

検挙前の捜査で裏づけはあったはずですし、献金元が同じでしたから、自民党員もいっぺんに捕まえられたはずですが、あえて小沢氏だけを検挙して自民党に逃げ道をつくったように感じました。

小沢側に書類が残っていたから逮捕した、という報道がありましたが、それでは何のための捜査なのか・・・。
確実にあるものを探すのか、ないかもしれないがあるかもしれないものを探すのか、という違いでしかないと思いますが。

小沢がやった事は正しいか、と問われれば、正しくない。ですが、その、正しくない事をやった他の人間はお咎めなしというのは間違っていると思います。

金を返せば罪は問わないというなら、もう法律から作り直さなければならないでしょう。



『4兆円の使い道。』

国会では、いま、補正予算で15兆円の財政出動を審議しています。
そして、15兆円必要だといって計上したにもかかわらず、4兆円余るから基金にまわす、と政治家の皆さんは言っているようです。ニュースでさらっと流れただけなので、もう忘れている方もいるのではないでしょうか。

僕も、もううろ覚えです。

しかし、4兆円余るってのはすごい計算の仕方です。どうやって間違えたんでしょうか。
もしかして、わざと余りも含めて15兆円を計上したんじゃないでしょうか。

しかも、4兆円を仲良く分け合うその”基金”というのは実はたくさんあって、それらは全部(ほとんど?)、官僚たちの天下り先なのだそうです。
まさにばら撒きです。

財政出動といっても国の借金ですから、余るのなら、さっさと返済して利息だけでも払って欲しいものです。4兆円といったら、定額給付金で使われる予算の2倍じゃないですか。
定額給付金にして、国民一人あたり28,000円を受け取る事になります。
前回とあわせると、合計4,2000円です。これは大きい。

定額給付金の審議の時でさえ、どうせなら全国の小中学校の耐震化に遣ったほうがいいとか、それだけあればNICUの増補ができるとか、いろいろ議論があったはずですが、4兆円あれば全て実現可能です。
規模を問わなければ、薬害肝炎、薬害エイズの被害者を救済する事もできるでしょう。

しかし、いまのところ4兆円を受け取るのは、先ほども言ったように官僚たちが作った”基金”のようです。

雇用不安だの、輸出の不振だの、企業の倒産だの、困っている人は沢山いるのに、政治家の皆さんは天下り官僚たちの組織に4兆円出すというわけです。
しかも、それは国民への増税を織り込んで作った借金であると・・・。

 今日、衆議院で補正予算が可決したそうです。
参議院議員の皆さんの、良識ある判断に期待します。



『バスカッシュの方が好き。』

 ところで、補正予算案に計上されたアニメ美術館は、作る方向で動いているのでしょうか。
なんでわざわざ新築するんですかね。土建業者が潤うから?どうせなら「私のしごと館」をリサイクルして使えばいいんじゃないですか?と思いました。池袋の三越も空いてるのに・・・。

・・・小沢さんと大して変わらんな。ハコよりアニメ制作会社の待遇改善に力を入れて欲しい。
しかし、アニメ産業の場合、もしかしたら広告代理店の取り分が多いのかも知れず、そうだとしたらまず業界の体質を是正するべきなんでしょうけど。

麻生さんは本当にオタクに人気があるのでしょうか。マンガ好きだから?

オタクの皆、目を覚まそうぜ。
総理大臣がマンガ好きだからって騙されちゃいかん。
『黒神』で言ったら、政治家はドッペルゲンガーシステムを操るマスタールートみたいなものなんだから(俺も良く分かってないけど)。

世襲議員の制限にしても、政治家の人がよく職業選択の自由があるとか憲法違反だとか言いますが、世襲議員が後援会を引継いだり、先代から”お世話になっている”企業(新聞社含む)と仲良くしたり、全くの新人と比べて有利な条件があるのではないか、故に組織票が集まりやすいのでは、とか、本人がバカでも親の七光りで当選できてしまうのではないか、とか、後見人的な官僚がいて傀儡になってしまうのではないか、とか、そういう懸念も当然あるわけで、制限はある程度は必要だと思います。

ただ、制限を設ける際に、官僚たちの都合のいいように作られてしまう可能性もあるので、有権者の皆さん注意しましょう。