25年ほど前に買ったけど殆ど使ってない間にお蔵入りにしていたIC-2800D。

ゴソゴソと取り出して車に付けてみることに。

液晶パネルが汚れてるなって思って指でこすってみたらドロドロとしていました。

空調も何もない倉庫に置いてたから夏の暑さで溶けたかな、とか思いながら、使えるのでそのまま車に取り付けていました。

しかし見苦しい。

ってなわけで修理を敢行することに。

失敗したら適当に壊れてそうな中古を買ってパネルを付け替えるかメーカーに出してみるか。

いずれにしろ10000円コース。失敗したくないです。

ともかく、Amazonで最も安い偏光板（10枚で1098円）を買ってやってみることにしました。

コントロールパネルをケーブルから外して

後ろのネジ4本を外せば簡単に分離できます。

パネルのフラットケーブルが付いている白いコネクタ爪を引っ張って外すとパネルの分離ができます。

修理前のパネル

端っこからドライヤーを当てて熱くして剥がしていきます。

写真撮ってないですが、全部はずしても接着剤が盛大に残ります。

ググったら無水エタノールを綿棒に付けて洗うとありました。

最初は綿棒でやってたのですが面倒なのでティッシュに染み込ませてゴシゴシ擦り洗いました。

なぜかこのパネル、表と裏に偏光シートが貼ってありました。

裏もシンドロームにやられてたのでそちらも外しました。

ゴシゴシと乱暴だけどパネルが割れたりキズいったりしないように慎重に。

接着剤除去後のパネル

この状態で本体に戻して偏光シートの向きを調べます。

どうも表と裏のシートの方向が合っていれば良いようです。

裏は適当な向きに貼って表で合わせることにします。

サイズは50x65mmに切りました。そんなに神経質になるほどピッタリでなくて良いです。

90°ズレた向き

正しい向き

この向きで表の偏光シートも切って貼りました。

接着剤は付いてなかったので空気とか盛大に入っていますが、特に問題なく使えそうです。

元通りケースに収めて本体と繋いでみました。

治ってる。

これは嬉しい。

新品みたいにしようとか拘らなければ結構簡単で良かったです。

まだまだ25年くらい使えたらいいな。