マスクも消毒剤も無しでウイルス感染を防ぐには | 自然から元気をいただく 品上がりシニアライフ

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こんにちは!

還暦サーファーKBです。

新型コロナウイルス大変ですね。

マスクも消毒剤も手に入りません。

 

今回はマスクも消毒剤も無い状態で

ウイルスから身を守る基本について書いてみます。

 

私は製薬企業に勤務していて

感染情報に関わることもあります。

ウイルスの侵入を防ぐという点から

基本的な情報を整理してみます。

 

結論から言うと

ウイルスは粘膜から侵入します。

どうやって侵入するかというと

粘膜に触れた手から侵入するのです。

 

特に、眼、鼻、口は注意が必要です。

眼、鼻、口を触る手にウイルスが付いていると

そこからウイルスが侵入します。

 

ウイルスは感染者から排出されます。

感染者が触った場所にはウイルスが付着しています。

中には症状の乏しい方もいるので

誰が感染者なのかは判りません。

そこで、人の触れる場所に触れたら

自分の手にもウイルスが付いていると考えます。

 

したがって外出時には顔(眼、鼻、口)は触りません。

触る前は必ず手を洗います。

これが鉄則です!

 

電車の手摺りに触って

その手で眼をこすればヤバいのです。

 

次に手の洗い方です。

 ちゃんとした手洗いをしないと意味がありません。

 

一番危ないのは指先です。

指先はウイルスが付着している可能性があるので

ここから洗います。

 

 石けんと流水で手を洗う場合、

手指全体を石けんで泡立てから

指先を手のひらで擦り洗います。

 次いで

手のひら、手の甲、指の間、親指、手首と

強く擦り洗いをします。

 

ちゃんと手を洗うと30秒以上かかります。

その手… 洗えていますか??

 

 手洗いは石けんと流水が基本です。

手の皮脂と共に付着した微生物も洗い流します。

 

アルコール手指消毒剤は入手困難です。

もしアルコール手指消毒剤で洗ったとしても

ちゃんと手を洗えているでしょうか?

 

 アルコールはすぐ気化します。

十分量(3mL)、すぼませた片手になみなみ位、

薬液を取らないと手全体を洗えません。

 

 アルコール製剤で不十分な手洗いをするより

石けんと流水で丁寧な手洗いをした方が効果的です。

 

マスクは

咳やくしゃみ等の飛沫(移動距離1m)の吸入防止で

着用します。

 

そばにマスクをしないで咳やくしゃみをする人がいたら

必要になります。

 

一方、

咳やくしゃみを周囲へ撒き散らさない目的で

着用することもあります。

これを咳エチケットといいます。

 

咳やくしゃみの症状があってもマスクが無い場合、

ハンカチやティッシュ、衣服の腕で口を覆います。

 この時のティッシュは直ちに捨て

手を洗います。

咳やくしゃみを受けたハンカチ等で
周囲には触れないようにします。

そのハンカチを触ったら手を洗います。

 …実際にはかなり大変です…

 

最後に消毒剤です。

色々な消毒剤がドラッグストアの棚に並んでいますが…

消毒用エタノールを有効成分とするもので必要十分です。

 

 

以上、まとめますと、

 ウイルスは、主に、眼、鼻、口等の粘膜から

侵入します。

その粘膜にウイルスを運ぶのは自分の手です。

眼、鼻、口に触る前は、必ず、手を洗います。

外出時は眼、鼻、口を触りません。

  
手はちゃんと洗わないと意味ありません。

特に指先は必須です。

アルコール(消毒用エタノール)が無ければ、

流水と石けん丁寧に手を洗います。

 

マスクは、飛沫対策、咳エチケットとして必要ですが、

咳やくしゃみをする人から離れる、

咳エチケットはハンカチ、ティッシュ等で代用することも

できます。

消毒剤は消毒用エタノールを含むものを使用します。

 

基本的なことをまとめてみました。

少しでもお役に立てれば幸いです。

 

http://kebs.jp/daily-life/healthcare/infection-control/