匝文俳諧/しりとり駅伝双六 狂い咲き | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

カチューシャ可愛いや…武蔵野は雪でした。逆毛に櫛の静電気がままならぬ今宵、逆まつげが痛い。逆さ文芸の宿命でしょうか。

く——や  

狂ひ咲/よきとき柴背/野辺が寝屋       (初冬)
くるひざき よきときしばせ のべがねや
屋根替の/忙(せは)しきときよ/気障ひる来      (仲春)


季語:狂ひ咲・初冬。屋根替・仲春。
ひる:昼食。

 桜の返り咲きが見事だ。しばらく見ていこうと思ったがあいにく、しごとの途中で柴を背負っている。ともかく野営のテントまでいったん帰ってからだ。
 屋根の葺き替えにとりかかって手が離せないときに限って、あのキザな野郎は飯食いに来やがる。

昨日は、東京郊外が雪でした。降る端から溶けてユキました。いや、溶けながら、降りながら溶けてゆく、先を急ぐ忙(せわ)しない降りかたでした。「ユキ」を逆読みすると「消ゆ」。別に、屋根ふきをしていたわけではありませんが。
少しづつですが寒さも緩んでいるのですね。でもまだ暖房が無いとオシッコが近い。