匝文俳諧/しりとり駅伝双六 盂蘭盆会 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

怪盗二十面相アクロバチック俳諧、有為の奥山道にさしかかりました。ではゴラン高原…あ、いや、ごらんください。

う——ゐ 

盂蘭盆会/構ふ僧と錫/帙この維   (初秋)
うらぼんゑ くふそうとすず ちつこのゐ
ゐのこづち/鈴と嘯く/園圃老    (晩夏)

季語:盂蘭盆・初秋。いのこづち・晩夏から初秋。
盂蘭盆(うらぼん):七月十三日~十五日に行われる仏事。初秋の霊祭り。
帙の維(ちつのゐ):書物を保護するための箱型のカバー。転じて、本。
ゐのこづち:雑草。実が花軸から離れやすく、すぐ衣服にくっつく。漢方の解毒剤。
園圃(えんぽ):菜園や苗圃。

 盂蘭盆会。長い年月に底光りのする錫杖と仏典を手にして僧が居並ぶ。
 農園の老人は裾についたいのこづちを、無音の鈴、これすなわち、百姓の勲章だと自慢している。

「コロナがなにほどのものぞ。おととい来やがれ」とうそぶいていたら、ホントに一昨日風邪をひきました。昨夜は15分おきに咳が出てほとんど寝ていないのです。ウチのとなりがコロナにやられて、やめておけ、と言ったのに見舞に行ってうつったようです。もう後の祭り。皆さん、命を大事にしましょう。こころを鬼にして病気見舞いに行かないようにしましょう。(鼻水タラタラ落としながらこれを書く私はウロボロス)