匝文俳諧/しりとり駅伝双六 八海合羽 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

複眼的な視野から俳諧を眺むれば‥‥
複葉機が飛んでいた‥‥

ね——な  

葱坊主/八海合羽/鬼真似たな          (晩春)
 ねぎばうず はつかいかつぱ きまねたな
菜種蒔き/八界河童/数羽帰嶺          (晩秋)

季語:葱坊主・晩春。菜種撒く・晩秋。
葱坊主:葱の花。葱の擬(ぎ)宝(ぼ)は花の形からの名称。
八海合羽・八界河童(はっかいかっぱ):ハッカイは「八戒」(在家の人が一日だけ出家生活を倣ってまもる八つの戒律)なら辞典にあるが、まったく典拠不明。ご存知の向きは、乞御教示。 

 モスクのように葱坊主が生えている。まるで、オニの道中合羽。ごまのはいの猿真似ってトコだよ。
 農夫が黙々と菜種を蒔いている。沙悟浄が数羽(?)の蝙蝠を引き連れて尾根の洞窟へ帰るところを妄想した。

本集随一の大妄想ですかね。

このまま春、かとおもっていたんですよ。万物はぶり返すって
真理ですかね。コロナ風邪に気を付けてってどうすればいいのでしょうね。