匝文俳諧/しりとり駅伝双六 冬。はや嶺、猫足。 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

逆読みすると別の俳句になる二階建て俳句をゴネています。意味に無理多し、です。どこを直したら、もうすこしでもよくなるでしょうか。

つ——ね 

接木終ふ/四鴉ごね寝屋は/目やる棟     (仲春)
つぎきをふ しあごねねやは まやるむね
ねむる山/はや嶺猫足/訃を聞きつ      (初冬)

季語: 接木(つぎき)・仲春。山眠る・三冬。ここは眠りばな、で初冬。
接木(つぎき):木の枝や芽を切り取って台木に継ぎ優良な株にする植木の手法。
終ふ(おう):ハ下二段動詞。①自動詞。終わる。果てる。②他動詞。終える。日本語の文法には、(欧米語のような)自動詞・他動詞の用語はありません。
猫足(ねこあし):①猫のように音をたてないように歩くこと。②家具の脚の先が内側に向いて丸まり、猫の足に似ていることからその形をいう。

 春の大事な作業の接ぎ木もどうやら終わった。カラスが騒いでいる。四羽の一家がもめている。塒(ねぐら)のことらしく、しきりに軒先を窺がっている。
 冬に入ったばかりなのに山は眠り仕度に入っている。尾根は寒がりの猫のように手足を丸めている。どこかで誰かが亡くなったらしい。

「受験期突入」ですね。日頃の勉強が実を結ぶチャンスです。慌てないで落ち着いて問題に取り組めば、あなたなら合格間違いなしです。ホラ!深呼吸3回。吐いて吸って…もう大丈夫!