回文二連俳句/渦連星〈双子座〉たかくくり | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

ほんとうは回文俳句ではないのです。逆読み異文句というべきなのでしょうが……羊頭を掲げて狗肉を売る…ごめんなさい。ハイそこ開けて‼ (サギ師下手より退場)

○そごたぐふ/のみしさのちは/みずげんせ

 齟齬類ふ/のみ恣嗟のちは/見ず現世
 遷化すみ/鉢の刺身の/鰒蛸ぞ

齟齬(そご):食い違うこと。物事が意図通りでないために予定通りに進まないこと。
類ふ(たぐふ):ハ四段。比ふ。①匹敵する。相当する。②いっしょにゆく。いっしょにいる。伴う。
恣嗟(しさ):嘆き嘆息すること。
現世(げんせ):現実。
遷化(せんげ):【仏】高僧が死ぬこと。

思った通りにゆかないことをさかんに悔やんでいたが、ただそれだけのことだった。
修行を積んだ高僧も死ねば、いや、生きていたとてフグやタコとおなじさ。

お弔いも終わって生臭坊主が酒を飲んでどんちゃん騒ぎをしているようにもかいしゃくできますね。

向井理さんの「ダブルチート」がおもしろいです。「創作は詐偽」と思うようになりました。特にここのブログは。---忸怩たる思いです。