回文短歌いろは歌留多「そ」その16 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

[そ] マーク・トゥエイン

空(そら)のなか 高(たか)くなぎれし 蝶(てふ)舞(ま)ふ間(ま)
  「ブ」で痴(し)れ気(き)なく 片仮名(かたかな)の「ラ」ぞ

———谷風に煽られて空高く舞い上がった蝶を見て「ブ」かな、いやそうじゃないな「ラ」が風に煽られているという感じだな。アレ? 未確認飛行物体?

なぎれる:下二。①横へそれる。逸脱する。②横に崩れる。③売れ残る。「なぎれ」は、上記の意味の派生名詞。「なぐれる」ともいう。殴る(なぐる)は、四段動詞で別物。

マーク・トウェイン:Mark Twain, アメリカ合衆国の著作家、小説家。『トム・ソーヤーの冒険』の著者として知られ、数多くの小説やエッセーを発表、世界中で講演活動を行うなど、当時最も人気のある著名人であった。
「マーク・トウェイン」というペンネームは、川を蒸気船が航行する際の測深手の水先人への合図“by the mark, twain”(2ファゾム:約3.6m。日本語では「水深二尋」と訳されている)から採った(これは蒸気船が座礁せず安全に通航できる限界の浅さ)。以上、ネット調べ。おもしろいですね。日本の例では、「二葉亭四迷(クタバッテシマエ)」のような感じですか。
それは、蝶ではなく、「フ」でも「ラ」でもなく、「ブーメラン」だったのでした。
カタカナのブとラはよく似ていてよくまちがえるのでだいざいにしました。ひらがなの「ぬ」と「ね」「む」の区別はもっと難しいですよね。みなさん、どうやったおぼえたのかな?


昭和の子でマークトゥエンのお世話にならなかったヒトはいませんよね。