回文俳句日記7月6日兼題「神無月」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

  其水無月代掻き軽し絆見し
  ———しみなづき しろかきかろし きづなみし /

其:指示代名詞。人や物をさす。それ、汝、おまえ。ここでは、「その」「この」。

ことしの田植えの準備、田掻きに、いつもの助っ人が来た。村人たちのきづなをそこに見た。

水無月(みなづき):旧暦六月の異称。梅雨が明けて水の無くなる月。「水の月」の転ともいう。田に水が必要となるから。一方、ミナヅキのナは、「無」ではなくて、「の」、つまり、「水の月」、田に水を張る月、という説もありこのほうが正しそうだ。
神無月(かんなづき)も正しくは、「神の月」である。古語ではそうなる。