回文俳句日記6月29日兼題「蛍籠」 蛍籠隠しつ頻くか子狩る髱 ———ほたるかご かくしつしくか こかるたぼ / 頻く(しく):【動詞】四段。同じことが繰り返される。引き続いて起こる。髱(たぼ):若い婦人。蛍籠をもって妙齢の女が立っている。しょっちゅう起きている子を攫う女かもしれない。外面如菩薩内心如夜叉(げめんにょぼさつないしんにょやしゃ)。くわばら、くわばら。鬼子母神のおはなしでした。