来つ皆は忽然根つこ花水木
———きつみなは こつねんねつこ はなみづき /
忽然(こつねん):にわかに。突然。こつぜん。
花水木:落葉小高木。葉の出る前に多くの白または紅の花をつける。街路樹に多い。
「花水木」(晩春の季語)は、「水木の花」(初夏の季語)とは別物。
やってきたみんなは、あたふたと木の陰に身を隠した。ところが、その木、ハナミズキなので見え見え、隠れたことにはならないのがおかしかった。
わたしは、一匹づつ引っ張り出して飲み込んでいった。
四月二十九日。
私の青春時代を打ち砕いた最も呪わしい男ヒロヒトの誕生日です。
天長節と言っていました。昭和戦争終結後、「天皇誕生日」に変わり昭和天皇死去後に「みどりの日」になりました。
「みどりの日」という名前について、祝日法改正法案は「自然と親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」としていました。戦争の血にまみれた日がみどりの日とは、命名者はいったいどんな神経をしているのでしょうか。
さすがにヒドイと思ったのか、2007年、「みどりの日」が「昭和の日」に変わりました。改正祝日法では「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と説明していました。
GWなんて浮かれている場合じゃない、トランプにおべっかを使って航空母艦や戦闘機を買っている場合じゃない。ココンミゾユウのピンチなのだからぜんぶ戦争道具の発注はキャンセルして医療費に回すべきなのです。
ショーワの日なんてやめちまえ!
ヒロヒトがマッカーサーに、天皇制を認めて下さるならオキナワは米国の永久借款地にしてもかまいませんよと言ったことをオレは忘れない。