金盞花群星戦果軍戦記
———きんせんくわ ぐんせいせんくわ ぐんせんき /
軍隊の戦記は、まるで金盞花がいっぱいのように、「星の徽章」の
戦果で華々しく飾られている。
漢字を変えると意味もがらりと変わり、平和ムード。
●和訓詮議ここ亜細亜午後金盞花
———わくんせんぎ ここあじあごご きんせんくわ
和訓(日本読み。たとえば「山(さん)」をヤマ、と読むなど)を
付ける国語審議会。 ここはアジアの東端の島国。金盞花が見守
っています。
「金盞花」は、もともと中国語ですからどうしても漢詩になりますね。
「~花」は、現代語では、「~か」ですが、旧仮名遣いでは「~くゎ」です。
そんなわけで回文にとっては新仮名のほうがずっと楽ですが、俳句界は主流が古文なのでそれに従うことにしています。長い物には巻かれろ、です。寄らば大樹の陰です。
回文俳句ではおかげで苦労しています。若い時の苦労は買ってでもしろ、といわれますけどねえ。
お若いですね、と言われるのは、随分トシくってっじゃねえか、と言われているのと同じです。5歳の子に、ボク若いねェとはいいませんからね。
そんなこんなで大変な世の中ですがガンバリましょう!