流すかな流さる魚泣かすかな
———ながすかな ながさるさかな なかすかな /
元禄2年3月27日、《奥の細道》矢立の初として、
行く春や鳥蹄魚の目は泪 芭蕉
を詠んだ。
悲しみで魚の目が濡れたとは、見事にシュールな表現で、あとさきこの句しかない。この句に由って作ったので無季ながら春の句としている。
きのうは、春暖にねずみも鳴き声が出ないうちに欠伸にかわった、という俳句をご披露しましたが、ナント、マウスがウンともスンともいわなくなりました。電池切れでした。
押し入れ中探しまくりましたが電池が見当たらない。
こういう時はまったくお手上げですね。
電話くれればいいのに。帰ってきた家人はそういいましたが、電話より先に押し入れの整理でショーガ!と言い返したかったのですが、こっちの電池もへたり気味、疲れ切ったからだを休めるのほか、ありませんでした。魚の目にナミダではなくて、ウロのめになみだ、でした。
親爺ギャグで、ごきげんよう。