回文俳句日記12月27日兼題「師走」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

  汐洲橋しんがり離岸し師走星
  ———しほすばししんがりりがんししはすぼし /

汐洲橋を最終便の船が離岸してゆく。師走狐が北極星を見上げて鳴く声が冴えわたっている。そうだ、これから、北極星を師走星とよぶことにしよう。

几帳面な家人が朝寝した。
経営している美容院は稼ぎ時、暮の大掃除・正月の準備と大車輪で疲れたのだろう。小生はといえば、おととし、電気の笠の上を雑巾がけしたのを最後に労働しなくなった。
朝食は野菜サラダがメインの定食だが、ラジオの語学講座が始まるので、サラの皿にサラダが投入されるはしから食べてゆく。トマトが入る。トマトを食う。ピーマンが入る。齧りつく。バナナ。ほい来た。林檎ががーりん。
家人がいう、わんこ蕎麦みたいね。わんこサラダね。わんこはわんこでも、餌に犬の感じだね。トーストを咥えてラジオのまえへ・・・間に合った。
朝からひとつ労働をすませた気分だ。

なにもしなくて疲れる暮だ。
どちらさまも ごきげんよう。