回文俳句日記8月17日兼題「竹とんぼ」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。



  竹トンボ晴雨あれはポンと下駄   
   ———たけとんぼはれあめあれはぽんとげた

晴れ?雨? 抛った下駄はどちらかな?竹とんぼクンよ、見てきておくれ。

季語探しに歳時記を見ていたら、「砂日傘」というコトバに目がとまりました。どういう意味?

解説を見てやっとわかりました。砂で作った日傘ではないのです。ワルイ季語というべきでしょうね。英語のほうがわかりやすいのですから・・・正解は、ビーチパラソル。傍題に、海岸日傘。浜日傘。苦労の跡が偲ばれますね。
だからこの季語は「砂場の日傘」に使っては誤りです。海の家で貸し出すテント地の業務用大型パラソルでなければなりません。
ヘリクツはさておき、これで回文俳句?とワルイ考えがむらむらとわいてきました。

  砂日傘先なる渚境なす
  ―――すなひがささきなるなぎささかひなす

ホテルの占有ビーチは宿泊客かオーナーに入場制限されていて、われわれは芋を洗うようにたて混んだこちら側で泳ぐしかない・・・その悲哀?恨み節? で作ってみました。
「砂日傘」サン。さっきは悪態をついてゴメン。句をありがとうね。

昭和ヒトケタ人は、「B」と「P」の区別(濁音と半濁音)が難しい。
ここでも「ビーチ」なのか「ピーチ」なのか迷いました。他にも「ブロマイド」を「プロマイド」と言ったりします。(試しに辞書を引いたらカッコ書きでコノコトが注意されていました⁉ 親切なのか、お節介なのか)

はい。どちらさまも、ごめんください。