回文俳句日記7月30日兼題「夏越」 | ouroboros-34のブログ

ouroboros-34のブログ

こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

今日も、以前に松山365に出したものです。結構、草稿が溜まっているものですね。お古でお茶を濁しますが、申し訳ありません。
「夏越の祓(なごしのはらえ)」陰暦六月晦日の水神を祭る行事です。境内に作った大茅の輪をくぐって息災を祈ります。陰暦六月末は今日に当たります。浴衣を着た人で今夜あたりは賑わいそうです。

●宵の宮夏越の四股名《闇乃鵯》
———よひのみやなごしのしこなやみのひよ

祭りのまえに子供相撲があり、目下、見どころのあるのが「闇のヒヨ」だ。
小兵だが闇雲に突っかかってゆくので、こんな四股名が付けられている。

●茅の斎輪をくぐり去り九苦汚穢の地
———ちのいわをくぐりさりくくをわいのち

茅の神聖な輪をくぐればこの世の多くの苦しみから逃れられるのだ。
夏越(なごし):陰暦6月晦日に行われる大祓の神事。夏越の祓(なごしのはらえ)。「輪越祭」とも呼ばれ、参詣者が茅の輪をくぐったり、形代(かたしろ)に穢れを託して祓い流したりするなど神事が行われる。夏越の節句。小さな輪を首にかけたりする。菅貫(すがぬき)。
祢宜のあとに続き8の字に3回回る。 神鈴を振る。焼き払い神事。

現代仮名遣いでも構わないのですが、基本的に旧仮名をつかうことにしています。理由は、このほうが作りやすいから。たとえば「蝶」は、「ちよう」でなくて「てふ」で済む。逆読みのとき、ウヨチはどうにもなりませんが、フテなら字数も少なく、なんとかなる、からです。(「筆」をはじめ、フテ…というコトバはたくさんあります)

銷夏法はどうなさっていらっしゃいますか?