捕獲生地紹介 とりあえず最終回
引っ張りまくっていますが、とりあえず今回はこれで最後にします。きりがない。
最後は大物と大馬鹿モノ。
まずは馬鹿モノから!
ヽ(゜▽、゜)ノ来ました! 久々の馬鹿テキスタイル。
一目見て、そんなに古くないしこの馬鹿さ加減、イケ◯に違いない! と、思ったのですが
違いました。
ANTTILA でした。
ANTTILAはフィンランドの大型スーパーですね。日本で言えばヨーカドーみたいなかんじ?
HP見たらなんか、このパターンが今シーズンのイメージビジュアルなんですかね?背景に出てきます。
いやいや、このお馬鹿さ加減、たまらないね。
そして、大物
ついに入手しました。 1950年代、ムーミンファブリックの完全版。
私が持っていたのはものすごく色が退色していて、なおかつ縦に裁断されていたので、この「tove」のサインの部分が入ってなかったんだよね。
感無量。
そして今まで、ムーミンの目の部分はグレーの色が退色して消えてしまったのかな? と思っていたのですが
やっぱり無い! 完全に忘れてるよこれ!
でもそんなのも含めて
感無量。( ̄ー ̄)
次はマリメッコのレアものを
カリーナ・ケロマッキの SONAATTI です。
何回も復刻されているファッション系の柄です。名作。 これは多分、インテリア用にプリントしたものではないかと。
この人はあんまり柄のデザインを多くは残していないんだけど、ファッションや教育の分野では多大な功績を残した著名なデザイナーさんです。
この生地、地色の黄色が地染めではなく、地型なんだよね。
でもって、ポイントのオレンジ部分だけ避けて、あとはまるまる重版という大胆な版構成。
なので版のジョイント部分がすごい事になってます。
この踏み足ベタベタのジョイント部分を避けずに服にしてたんだろうね。
今では絶対に出来ないなあ。
そしてラストを飾るのは
今回、一番心を奪われた生地です。
マイヤイソラの KARHUNKUKKA です。
これ、割とちゃんとしたビンテージショップで買ったので、ワタシ的にはけっこう勇気がいるような値段だったのですけど
もう、どうしても欲しくなってしまって、購入。
実はその2~3日前に、色違いのものをタダ同然のような値段で手に入れているのですが
多少の年代の違いはあるにせよ、、まあ、配色以外はそんなに違いは無いんです。
ビンテージ屋の人曰く、最初の生地はある日、老婦人が売りに来て、どのように使っていたのかも説明してくれたそうです。
テーブルクロスだけど毎日使っていた訳ではなく、外のコテージのテーブルの大きさに合わせて作ってたもので
たまに、天気のよい時に外で食事をする時にこのテーブルクロスを使って、またしまい、たまにまた外で使って、たまに洗って、というのを何年も繰り返していたそうです。室内では一度も使っていなかったそうです。
店主曰く、たまに日光に浴びて、たまに洗ってを繰り返す事で独特の色の変化、生地のヨレ感になっているのではないかと。
彼もこんな良い感じのこの生地は初めてだと。だからこの値段なんだと。
聞いててなんか、この生地が太陽の下にある風景とか、夕日に照らされている情景とかが目に浮かんで来ちゃって。写真もそんな雰囲気に撮ってみました。
店主の話を聞いて、何で自分がこんなにこのビンテージファブリックにはまってしまったのか、何となく思うものがありました。
実は私は正直言って中古というものがあまり好きではない。出来れば新品が良い、というクチなのだが
やはり今では表現出来ない、昔のアナログな作り方で作られた生地に惹かれているのだろうと思っていたけど、どうやらそれだけではなかった様で
生地は使われた状況、状態、使っていた人で生地は様々に変化し、オリジナルとは全く違う表情に変化している訳です。特に重版で刷られた色は変化しやすい気がする。
重ねて言うけど、私はそういう「ぬくもり」とか「あたたかさ」みたいな要素は嫌いなんだけど
でも、どうやらそういう所にも惹かれちゃってるのね。
悔しい。
でもまあ、あのビンテージ屋のお兄さんに体よくセールストークをかまされて買ってしまったとも
言えなくはない、、、、(。-人-。)
捕獲生地紹介 その3
だらだらとその3でございます。
今回はマリメッコの日本人デザイナーのツートップ、脇坂さんと石本さん。
このお二人がどんだけ
まずは脇坂さん
、、、重版天国 ヽ(゜▽、゜)ノ
以前ご紹介した重版天国も良かったけど、これはそれ以上だね。
なんなの、これ。
こんな重色使い見た事無い。
柄も含めて、もはや良いのか悪いのか判断できない。
牧歌的な田園風景をモチーフにした柄なんだろうけど、色がすごすぎて
牧歌的の「ぼ」の字も無くなってしまっている。
むしろサイケデリックな雰囲気すら漂っていて、言うなれば「牧歌サイケ」。
うーむ、、新しい分野だ、、、、
全くの、勝手な推測だけれども
これ、ある程度下書きした後、フィルムに版ごとの柄を直接描いてるのでは?結構即興的に。
理性的に、計画的に考えてしまったらこんな風に色計画、版構成できないんじゃない?
この柄はすでにいくつか持っているんだけど、良い配色だなー、と思って
良いよねー。 脇坂さん、色が良いよねー
そして、石本さん
いきなり珍品。
これ、マリメッコが業者向けに作ったハンガーサンプルらしきもの。
それだけでも買っちゃう感じだったのですが、柄も何とも言えない雰囲気だし、色や柄の配置がとっても不思議。
きっと、裁断してランチョンマットとかにするための、アイテム専用生地だったのかね?
で、耳ネームを良く見たら石本さんのデザインでないの! 買う時には気がつかなかった。
石本さん、芸が多彩だよねー。
そしてこれ!
これ、実はずっとこの配色が欲しくて探してて、無くっていつか欲しいと思っていたんですが
今回、なんとご本人から分けていただきました!
これ、じつは私が生まれて初めて生で見たマリメッコの生地でして(配色はグレーのやつ)
非常に想い出深い生地なんだよね。
後から気がついた事だけどこの生地、ベースの柄をプリントして一旦ロールに巻き上げ、再度マシンにセットして、そこに別の柄を着色抜染でプリントしているんです。
で、その2回のプリント行程の柄リピートを変えているんです。なので実質、柄リピートの無い生地になっているのです(ややこしい)。
そんなの、商品として許されるのかよ とか思うよね。クレイジーだよねえ、、、
クレイジーその2
おいおい、、、、
売れないでしょ、これ!
そもそも何に使えば良いのよ!
一体、どの辺りを狙ってデザインしたのか、、、
ご本人に直撃インタビューした所
(・ω・)/「あー、あれね、地中海をイメージしてデザインしたんだよね」
、、、、
えーっと、、、地中海って、、、
(・ω・)/ 地中海
西をジブラルタル海峡で大西洋と接し、東はダーダネルス海峡とボスポラス海峡を挟んでマルマラ海と黒海につながる海をいう。(以上、Wikipedia より)
凡人の私には理解しがたい世界だ、、、恐るべし、クレイジーツートップ
続く
捕獲生地紹介 その2
その2です。
今回はVOKKOで行こうかな、、、
VOKKOは以前もこのコーナーでやったけど、そうはいっても今回も外せないよな、、
滞在中、もう結構な生地を入手している状態で、これ以上は持って帰るのが困難だなという状況の中で 知人がヴォッコの生地を売ってくれる事になって
帰りにしんどい思いをすればいいやと割り切って、まとめて購入。
フィンランドのテキスタイルデザイナーやビンテージバイヤーって、かなりの割合でVOKKO好きで
VOKKO愛がすごいんだよね。やっぱり、マリメッコやマイヤイソラが王道とすると、カウンター的な存在だったんだろうね。作風も含めて。
私自身も昔はあまりVOKKOのデザインってピンと来なかったんです。物足りなく思えちゃって。
でも今はその物足りなさが中毒的に好きになってしまって、VOKKOの生地を見るとパブロフの犬状態で買ってしまいます。
でもね、VOKKOの生地ほど良さを説明するのが難しい生地は無いような気がするなあ。特に画像では、、、
何とか、少しでも伝わるように
どうぞ!
相変わらず
デザインしているんだかして無いんだか分からないような生地です
いや、安心して下さい。ちゃんとしてますよ!
ほら!!
ボーダーのラインの終わる位置と耳の巾のバランスが絶妙ではないですか!
素晴らしい、、、(何が?とか言わないように)
だいたい、日本のプリント生地ってギリギリまで使えるようにとかいう理由で端まで全てプリントしたりするじゃない?
そりゃー、それは正論だし正しいんだけど、あえて言わせて頂くと
生地は耳が美味しいんじゃ! (`(エ)´)ノ_彡
何の役にも立たない耳、その耳に全精力を注いで生地を作っている馬鹿者がたくさんいるのじゃ!
だから、プリントする生地の巾に合わせてデザインして、いざ生地を発注したら巾が全然違うのが来てしまった(よくある)とか、やめて欲しいんじゃ!生地屋さん!
話がそれちゃいましたね、、、おつぎは、、
いい度胸しているなあ、、、
こんな売れ筋からほど遠いカラーのレモンイエロー1色をほぼベタ面プリント
売りを少しでも考えたら、まず出来ないだろうなあ。
信念を曲げないというか、鋼鉄のような意思なんだろうなあ
コンニャクのような意思の私には出来ないわー
これもね。
当時のトレンドカラーだったのかなあ。
でも、色を流行や何かで決める人ではなさそうだけど。
色といえば
VOKKOといえばこの色ですね。
この茶色。
彼女のミニマル路線を突き詰めて行くと、色の要素も邪魔になって黒とかばかりになってしまいそうですが、そうはならないんです、何故か。
カラフルとは言いませんが、この茶色の他、朱色、ネイビー、イエローとかを好んで使っているような気がします。
今気がついたけど、VOKKOの生地でグレーとかってあったけ?
いかにもありそうだけど、、、、あまり記憶に無いなあ。
おつぎは、、、、
これは、、、、
さすがのヴォッコでも駄作は存在するのね!
それでも買っちゃうけどね!
こちらはVOKKOブランドとしては珍しい重版モノ。
マリメッコ時代は案外好んで版を重ねていたのですが、ミニマル路線を突き進むうちによけいな要素が邪魔臭くなって来たのでしょうかね。自信のブランドでは単色、1版プリントが多いです。
こちらはビンテージではなく、マリメッコからでてる復刻生地。
良いなー。
ヴォッコさん、まだ現役だからね。
そのうちミニマル傾向に拍車がかかって、耳ネームだけプリントとか言う生地がでたりして
真っ白の生地に耳ネームだけ とか
買うけど。(-_☆)
遅くなりましたが捕獲生地紹介 その1
ワタワタしていて結局3ヶ月遅れ。
ヘルシンキ出張あとの恒例コーナー、捕獲生地紹介です。
前回の捕獲は大物、小物、ゴミ、様々含めて過去最高の物量。
とても全てご紹介できませんが、キャラの強い辺りを何週かに分けてご紹介しますね。
それでは
こちらから、、、
いきなり珍品、、、。
そんなに古いものではありません、これ。 2006年のマリメッコ
デザインは必殺のヒットメーカー、マイヤ・ロウエカリ。なのにこの珍奇っぷりはどうよ。
デザイン名は「KASSIOPEIA(カシオペア)」。、、、うーむ、、、ダサい。(。-人-。)
突っ込みどころ満載のデザインですが、特にここ、、、
この渡り鳥みたいなのは何?
そもそも、どこがカシオペア?
いやー、楽しませてくれますね。さすがです。
最近、こういうお馬鹿テキスタイルをリリースしてくれないのがちょっと寂しい。個人的には。
では、次なる珍品
これも実はマリメッコ。おそらくは輸出用にデザインされた生地だと思います。
ブランドとしてはマリメッコだけど、ASKOって言う会社向けに別注扱いで作られたものみたいです。
1968年!Σ(・ω・ノ)ノ! 私が生まれた年だ。そう思うとすごいなあ。
デザイナーは ANNELI QVEFLANDER って人。 以前、誰かから輸出用のデザインを中心にデザインしていたデザイナーと聞いた事があります。なので、知る人ぞ知る的な存在のようです。
時代的な事もあるのかもしれませんが、この人のデザインは結構エグいです。タンペラとかで活躍したメッツォバーラ的なデザインをする人ですね。
来ました。出所、正体不明の生地。
このライオンの顔の脱力っぷり、血色の悪さはどうよ。 ドラちゃんっぽいよね。
でも何となく良いんだよねえ、、、。デザインとかもう辞めたくなるね。
これも名無しの生地。割と古そうだけど使われた形跡は無く、新古品状態。
っていうか、柄の部分の質感がバリバリなんですけど、、。何か、刷った後で蒸し洗いする前の質感に似ているんですが、、、
まさかなー、、、まあ多分、顔料プリントだと思います。
で これ、町の古物屋で売っていたのですが、こんな名も無い生地にしては結構値段が高くて
まけてくれと言ったんですがお店の人が「これは私も気に入っている柄だからこれ以上安くは売らない (  ̄っ ̄) 」と、きっぱり。
状態がいいからとか、年代が古いからとか、そういう理由だったらこっちも言いようがあるんですけど、「気に入ってる」とか言われちゃうともう、ぐうの音も出ないですね。
結局、そのままの値段で購入させていただきました。何の価値もない生地ですが。
その2につづく
色の出所
いやいや、全然更新が遅れちゃってるんですが
先月に開催された内田繁さんの展覧会の画像を頂いて(と言っても、頂いたのも結構前 (。-人-。) )、その画像がすごくカッコ良いので
以前ここにアップした私の携帯画像ではちょっと悲しすぎる感じなので、遅くなっちゃいましたがアップします!
撮影は全て、淺川 敏さん。 そらカッコ良いわー
実は会場でも感じていたのですが、頂いた画像を見て改めて思ったのですが
私の生地を使ったファブリックパネルと、内田さんのデザインした家具の色との関係がすごい事になっているなあ、と
特にこの画像
当然、このファブリックパネルのディレクションは内田事務所でやっている訳だから、相性が良いのは当然なのかもしれませんが
生地は元々あるものを使っている訳だから、それ用に色を出した訳ではないのですよ。それでいてこのドンピタっぷりはすごい。
以前ここで書いたように私はその昔、内田さんのデザインをいろいろ見て回ったりと、それなりの影響を受けているので知らず知らずのうちにこのような結果になったという事かな。
さらに遡ると、内田さんが若かりし頃に開発した椅子のカバーリングテキスタイルを、私の師匠でもある粟辻先生がデザインしていたりするので、もしかしたらそこまで遡る事なのかと思ったりすると、何か果てしない気持ちになるなあ。
2015年の今、こんな形で自分の色の出所?元ネタ?を見ると、本当に感慨深い。
勿論、私はとてもうれしい。
ライチョウに会いに
相も変わらず亀のような更新で申し訳ない。
せめて週一くらいで更新せねば。がんばります。
さて、先日お知らせした富山もよう、先日手元に実紙が届きました。
ライチョウ
カイセン
どちらもとても良い感じで、評判も良いようで、いよいよこの企画も次のステージに行く、、と、良いなあ!
ライチョウが配られた10月20日(新聞広告の日)、知り合いがたまたま富山に泊まっていて 朝、ホテルの部屋のドアを開けたら廊下に、各部屋の前にこの真っ赤な紙面のライチョウが延々と置かれていて「何だこれは!」と驚いたとか
カイセンが配られた翌日の21日、これまたたまたま富山に行った知人がキオスクでこの新聞を買って「富山の新聞はおしゃれだなあ」と勘違いしたとか
いろいろと各方面からご連絡をいただきました。やっぱり新聞ってメディアはすごいなあ!
毎回この企画をやる時は必ず富山を訪れてからデザインする訳ですが、今回は結構過酷でして
別件で富山に行った時に担当してくれた方が
(・ω・)/「富山にいらっしゃるのなら、ライチョウを見に行きましょう!」
と言われ、まあ良いですよと軽く考えて返事をしたのですが、その事を知人に話すと
( ゚ ▽ ゚ ;)「えっ、、、ライチョウを? 大変ですねー、お気をつけて!」
、、、え? そんなに大変な事なの?どういうこと?
ライチョウの生息地を調べてみると、、標高2450m!
まじか、、気温もひと桁、、完全にあなどっていた!
富山に到着してから入ったメール↓
「(・ω・)/ 明日、5時にホテルに迎えに行きます!」
やばい、、全くの軽装で来てしまった
後悔先に立たず、当日私は本格的な登山者たちに紛れて、よくいる「山をなめている観光者」っぷりバリバリの状態でライチョウ生息地である室堂へ。
同行した知人と私の写真がこちら ↓
天気が良かったからまあ、助かったけど、、、それでもただのスニーカーには登山道は荷が重かった、、、
こんな思いをしてもライチョウには会えなかったというオチですが
それでも、ライチョウがとってもすごい所に住んでるという事は身をもって体験してきました。
おかげで良いデザインができたと思います。
何か、「イッテQ」みたいになって来ているように感じるのは私だけか?
新しいデザイナーのスタイルを確立しつつあるのかも、、、しれない、、、
京都にて
ちょっと用があって京都に行って来ました。
あっち行ったりこっち行ったりで用事をこなしていたら、何となく見覚えのある辺りで任務が完了。
あれ?この辺りってもしかしてあれがあった地域では?と、検索してみると、やはり歩いてすぐの場所。
「あれ」というのはですね、PRINZ って言うお店。
PRINZ、今はカフェ、雑貨屋、ギャラリー、宿泊施設が一緒になった複合施設になっていますが、20年以上前に私が訪れた時はオリジナルのプリントテキスタイルショップでした。
当時の面影はほとんどありませんでしたが、カフェでお茶を飲んでいたらもう懐かしすぎて、なんかもう、色々とこみ上げて来ちゃいました。
そう、かつてこんな京都の外れにオリジナルプリント生地のお店があったのです。
その事事態、存在自体が驚きで、私の周りのテキスタイル関係の人はわざわざ京都までPRINTZを見に行ったりしていたのです。
当然、我々(私&社長)もそんな変わり者の一人で、とある用事にかこつけてPRINZを訪ねました。確か、23、4歳の頃だったと思います。
当時訪れたPRINZは狭い店内に様々なプリント生地が展示されていて
そのもの自体がどうこうと言う訳ではなく、雰囲気が、その場所がプリント生地の熱気に溢れていいたのです。
当時、師匠の事務所でまったくの役立たずだった私は、デザインどころか通常の事務仕事もままならない状態で、将来の展望も希望も自信も無く、何をどうしたら良いのか分からずにいました。
そんな鬱々としていた私に、ほんの少しの希望と夢を投げてくれたお店だったのです。
懐かしい。(T▽T;)
今はカフェとなった店内で一人、お茶を飲みながら社長にLINE。
「あの PLINTZ に来たよ。懐かしい。」
そのあと、電車で四条に出て「寿ビルディング」へ。
ここは古い趣のある建物で、最上階に ギャラリーギャラリー って言う、テキスタイル系の展覧会が多く開催されるギャラリーがあります。
テキスタイルと言っても おもにファイバーアート的なものを取り扱っていて、ファイバーアートと言う分野が盛んだった やはり20年以上前、テキスタイルを専攻している学生には憧れの場所だったのです。
でも今回、私はそのギャラリーを訪ねた訳ではなく、ミナペルフォネンのショップを見に来たのです。
現在の寿ビルディングは「ミナの城」と言っても過言ではないくらい、各階に様々なタイプにカテゴリー分けされたミナのショップが入店していてミナファンの聖地となっています。
私は初めて訪れましたが、、、噂には聞いていましたが、、凄すぎる、、、。
先日発売されたCASA BRUTAS の別冊ミナ号を見た時も凄すぎてのけぞりましたが
いやなんと言うか、まあ凄いとしか言いようがないなあ。凄い、、、。
ダメージを引きずりながら、まあいっそとどめを刺して頂きましょうかと、四条河原町のSOUSOUへ。
噂によれば、この一画はSOUSOU街と化しているという、、、見て来ました!
あっちも、こっちも、その向こうも、そのまた向こうもSOUSOU SOUSOU ソウソウ ソウソウ そうそう そうそうそうそううそうそうそ、、、、
全部 SOUSOU (°д°;)
いったいいくつ店舗があるのだ?
まさにSOUSOU街。SOUSOUの聖地。
何と言うか、、、、す ご い
20数年前、ある種の熱気と志を持って展開されたPRINZは、やはり経営的には成り立たなかったのでしょう。その後ほどなくしてテキスタイルショップとしての形態を閉じました。
そして現在、ミナもSOUSOUも主はアパレルや雑貨ではあるけども、どちらもテキスタイル色の強いブランドがこれだけの勢いで展開されていると言う現実。
素晴らしい。かつては想像すら出来なかった事だよなー。
でも、しかし、だけども
私はどこに向かって行けば良いのだ?
ミナに行った後、私が社長に送ったLINE ↓
「ミナに行った。 倒れるわ。 (@Д@;」
装飾の今日
東京ではデザインウィークまっただ中。
アルフレックスでやった展示からもう1年経っちゃったのね、、、いやはや。
今年のデザインウィーク、私はギャラリールベインで開催されている内田繁さんの展覧会に出展されているファブリックパネル、何と私の生地を使ってくれています。
本日、レセプションに行って来ました!
感慨深い。本当に感慨深い。
あの内田繁さんの展覧会に関わらせて頂いているとは、、、何と言ってもあの内田繁さんであるよー。
今から25年前、私がまだ学生だった頃。
世の中の景気が良い事もあって、デザインの世界はもう何と言うか、華やかさが半端ない状態でした。
当然、美大生達はその世界に憧れ、あしげくデザインの展覧会やオシャレなショップに通ってデザインとか言うものをむさぼっていた訳です。私も例外では無くそんなやつでした。
内田繁さんはその華やかなデザイナーの世界でもひときわ輝くスターでした。 当然我々学生達の羨望の眼差しを集めていた訳です。
大学を卒業する頃には福岡に内田さんとアルドロッシが手がけたイルパラッツォというデザインホテルが出来、卒業旅行に行こうとしたけどお金が無くて行けなかったりして
そんな存在の内田繁さんな訳です。
今私がどれだけしみじみと感慨深く思っているか、ご理解頂けたでしょうか。
そして、展覧会のサブタイトルが「装飾の今日」ですよ。
今日のレセプションで内田さんが
「装飾は罪悪だとか言われて、モダンデザインの中で忘れ去られて来たけど、本当は人間の生活に無くてはならない、人を幸せにするものなのではないだろうか?」(※聞いた記憶を辿って書いているので、少し違ったりするかもですが、おおむね内容は合っていると思う)
とおっしゃっていて、まさにもうそんな事言われた日には 私なんかは心にしみてしまって
ますます感慨深い訳です。
こんな事をおっしゃる方の展覧会に、自分の生地が使われているという事実。それだけでもう、テキスタイルを続けて来た甲斐があるなあ。
装飾の今日、是非是非足をお運び下さい。
内田繁「装飾の今日」展
10/20(Tue)~11/1(Sun)
11:00-19:00
最終日は17:00まで 入場無料 月曜定休
場所 : ギャラリー ル・ベイン
住所 : 東京都港区西麻布3-16-28
http://www.le-bain.com/access/index.html
内田繁の新作を含む家具とインスタレーションの展示














































