テキスタイル獣道 -22ページ目

ミラノサローネ編 その7


所用があって最終日を待たずして本日帰国。

今、リナーテ空港に到着しました。 これからパリ経由で羽田まで約18時間。

正直、アワードへのノミネートは予想外だったのでこんな日程を組んでしまった。

発表を現地で聞けないのは残念すぎる、、。 本当に後ろ髪を引かれる思いで帰国します。

日本に到着してメールをチェックするのを楽しみにしておきます。












色々な事がありました。

色々な出会いもありました。

色々考えさせられる事も沢山ありました。

それでも今は、初めてのミラノサローネを出展者として迎えられた幸運を、全ての関係者に感謝したい。

感謝。 全身全霊 私の全てで 御礼申し上げます。 m(_ _ )m












しかし、空港の無料WIFIを使うとしばらく変なメールが沢山来る気がするのは私だけ? 
(=◇=;)





ミラノサローネ編 その6



速報。

ミラノサローネで展示中のアイシンのインスタレーション『Imagine New Days』がミラノデザインアワードのファイナリスト15組に選ばれました!

おおおおっ! まじか! 快挙だろ、それ!










結果発表は日曜日。

私は前日の土曜日のフライト、、、、(T▽T;)

残念すぎますが、羽田で知る結果を楽しみにするしかないなあ。




アワードは5つの部門があって、そのうちの一つは観客の投票で決まる部門があるようです。

で、ミラノに来ている方にお願いです。

是非アイシンのブースを見て、良いと思ったら是非投票をお願いします!

ちょっとめんどくさいですが、下記の要領でお願いします。




【ミラノデザインアワードへの投票方法】

※4月15日(金)までにお願いします。


1. まず、以下からアプリをダウンロードしてください。
http://fuorisalone.it/2016/it/app

2. サイドバーからMILANO DESIFN AWARDを選びます。

3.リストの中からAISIN Imagine New Daysを選びます。

4.RATE THE EVENTを選んで、ウィンドウが開きます。

5. Facebookかtwitterのアカウントと同期します。

6.<ここ重要!>CONCEPT, EXPERIENCE, TECH, COMMUNICATIONの星を選びます。(5つ星まで)

7. VOTEを押して、投票終了。






宜しくお願い致します!

m(_ _ )m





ヒツジからもお願い申し上げます。










ミラノサローネ編 その5



サローネ初日、なんだか慌ただしくばたばたバタバタ。

オープニングもバタバタばたばた。

そんな中で個人的に撮った画像で今回の作品の説明をばちょっと


今回はアイシン精機のミシンをプロモーションすると言う事で、ミシンつながりでテキスタイルの私に話が来たのですが

お得意のプリント生地で会場を構成する案や、刺繍の工場に発注して、どでかいタペストリーを作って構成する案など、色々考えたのですが

結局、プロモーションする肝心のミシンで作らなければ意味はないのではないか? と言う考えに行き着き

外注も試みたのですが、ミシンを持ち込んで作ってもらうと言うのはやはりハードルが高く

結局、ウチの事務所で全て制作する事にしました。




事務所のスタッフ&バイトスタッフ総出で半年間の製作期間をかけて制作したインスタレーション、「STITCH FIELD」

どうぞ!














全て手作業でステッチを入れた細長いスラット、約1500本、総長約5000メートル








そして、こちらも全て手作業でステッチを入れた動物柄のスクリーン







事故が無いように会場を監視するキツネ








ひなたぼっこするヒツジ







一応、ウサギのつもり、、、









アナログ感バリバリ。と、言うか全て手作り。

そういうのを狙って、ピースフルな空間になれば良いなあ、と。















デザインとかって、もっと手の力を信じて良い と、思う。




ミラノサローネ編 その4


本日より、ミラノサローネ2016 スタートします。


STITCH FIELD【インスタレーション】
鈴木マサル




























TORTA
伊藤節&伊藤志信【ミシンテーブル、スツール】















Drive to shine【インスタレーション】
吉本英樹

























■出展概要
出展テーマ:Imagine New Days
開催期間:2016年4月12日~4月17日 会場:スーパースタジオ・ピュウ ラウンジ(LOUNGE, Superstudio Più)
住所:Via Tortona 27, Milano(イタリア・ミラノ トルトーナ地区)
会場スペース:380㎡
参加クリエイター:鈴木マサル、吉本英樹、伊藤節&伊藤志信、
会場設計:森ひかる
総合プロデュース:桐山登士樹









ミラノサローネ編 その3


ミラノに来ております。








というか、設営の為にもうとっくにミラノ入りしていて、このブログでも進行状況を毎日更新するつもりでいたのですが

あれやこれやとトラブルやら問題やら沢山ありまして、とても呑気にブログにアップする状況ではない感じで

と、言うか疲れてもう宿に戻ったら倒れるように寝てしまう毎日で

更新出来ずにいました。 あははん



今回は初めて深夜便と言うやつでミラノに入ったのです。
深夜羽田発で、翌日早朝にミラノ着のやつ

そのままタクシーで会場に来たら担当者が

( ・д・)/「鈴木さん、待っていましたよ!さあ、あの作業台にどうぞ!」


準備されていたのは高さ4mのやぐら。
16時間の移動の直後、そこからまるまる2日間、4mのやぐらの上で設営。
頑張れ、47歳の私!




で、出発前日まで作業して完成させて、くっそ重い手荷物として持ち込んだクッション。

それの中材を現地で用意してもらうよう、頼んでおいた訳です。

( ・д・)/「あー、クッションの中材はこちらに用意してありますので」










(  ゚ ▽ ゚ ;)、、、、、

確かに、中材、、、、

日本でクッションの中材といえばヌードクッションなんだけど、、、素材そのものと来たもんだ。

仕方ないので、布屋さんに走ってヌードの側地を縫う事にしました。




そういう、細かいトラブルから大きなものまで様々ありましたが、何とか本日、設営は完了しました。 現在、撮影隊が入っています。

半年かけて準備したものが納まったら、もう泣いちゃうのではないかと思っていたりしましたが、安堵の気持ちが強すぎて、ホッとして、、もう、ただそれだけ。

製作中、ずーっと心配していた事はまったく問題なく、最高に良い出来になったと思います! 良かった!

すぐに公式の画像をアップしますのでお待ち下さい。


最後に




いかついイタリア人のおっちゃん達がヒツジのサインを張る図

ミスマッチすぎて笑える。




ミラノサローネ編 その2

今回ミラノサローネで私が参加する アイシン精機㈱ は基本、自動車部品メーカーです。

そんなお堅い企業の仕事が何故うちに来たのかというと

今回ミラノでPRするものの1つに、実はミシンがあるのです。






http://www.aisin.co.jp/news/2015/010319.html


おそらく、テキスタイルつながりで私にお話が来たのかと!



で、インクジェットプリントでどーんと生地を作って吊るすとか、工場に発注してどーんとレース生地を作るとか、色々プランを考えた訳ですが

舞台が大きいのでそれなりの規模感で、クールにカッコ良くで進めないと、と気張って考えたのですが、どうもしっくりこなくて

と言うのも、そもそもミシンってそんなに未来的なものじゃないし、スケールが大きい訳でもないし、どっちかって言えばアナログチックで凄く人との距離が近い存在だし。

デジタルでどーんと何か作るというより、おばあさんがカタカタとミシンをかけてる様なイメージがしっくり来るなあ、と考え直して

で、考え直したプランはどうやっても外注するのが困難なもとなってしまい
結局、うちの事務所で全て作る事になってしまって

10月からスタートし、、、、実に6ヶ月間。(実はまだ絶賛制作中 (+_+))
スタッフ、バイト、総出で制作しております。(終わるのかしら、、、、)

完全に、家内制手工業。 アナログ感半端ないです。



近年のこの手の展示はデジタル化が顕著で、暗いスペースで光と映像が飛び交って人の動作とインタラクションして、、というのがトレンド。

結果的に、全く逆行する事になってしまいました、、、、。


つい先日(ギリギリ!)、仕上げたものをミラノへ発送。







無事に届くかしら、、、、

もういっそ、私もこの中に入って行きたい! (;°皿°)




つづく

ミラノサローネ編 その1


毎年4月にイタリア、ミラノで開催される世界最大規模のデザインイベント、ミラノサローネ。

毎年毎年この時期になると若手からベテランまで、世界中のデザイナー達のきらびやかな情報がネットを駆け巡り、私はただただ羨望の眼差しでそれらを眺めながら自分とその辺りとの距離の遠さに何というか、一体どうやったらあんなきらびやかな世界に飛び込めるのだろうか?と考えるも、そんな術は全く思いつくはずもなくただただ悶々と過ごしていた訳ですが

しかし昨年、その機会が突然やってきました。 ホント、突然。



以下、アイシン精機株式会社のプレスリリースより


アイシン精機株式会社( 以下、アイシン 取締役社長: 伊原保守 本社: 愛知県刈谷市) は、2016 年4 月12 日から17 日まで、イタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク2016」に出展します。
アイシンは、2014 年から「ミラノデザインウィーク」に出展しており、今回が3 回目の出展となります。アイシンでは、自動車の外装品( ドアハンドル、スポイラーなど) から住生活商品( ミシンやベッドなど) にいたる幅広い分野において魅力的なデザインを提供し続けています。今後、より広い分野で社会の変化を捉え、世の中に豊かな生活を提供できるよう、国際的デザインイベントのミラノデザインウィークに出展いたします。

■ 出展テーマ 「Imagine New Days」
「Imagine New Days」は、アイシンが「これからの人の暮らしを考えていこう」というデザインプロジェクトです。
アイシンは、創成期より家庭用ミシンの開発を手がけた“ ものづくり” の精神を自動車部品から住生活・エネルギー関連製品まで様々な分野に活かしてきました。今回はアイシンの技術のルーツの1 つともいえるミシンによって、人の創造性をカタチにする“ ものづくりの楽しさ” と“ 自然と共にある豊かな暮らし” を提案します。

テキスタイルデザイナー鈴木マサル氏は、アイシン製の家庭用ミシン「OEKAKI50」を使用し、絵を描くように自由に刺繍をしたテキスタイルによる世界を創り出します。
「お絵かき」ステッチされたテキスタイルで構成された空間では、揺らめく自然の情景の中を散策するような体感ができます。

デザインエンジニア吉本英樹氏は、ギアと光によって木漏れ日のような優しく煌びやかな空間を創り出します。作品モチーフであるギアはミシンからアイシンの主力自動車部品であるトランスミッションまで、多くの製品を動かす要となる部品の一つです。本作では、人と自然、クルマ社会との共生をサポートするアイシンのビジョンと創造力を表現します。


■ 出展概要
出展テーマ: Imagine New Days
開催期間: 2016 年4 月12 日~4 月17 日
会場: スーパースタジオ・ピュウ ラウンジ( L O U N G E , S u p e r s t u d i o P i ù)
住所: Via Tortona 27, Milano( イタリア・ミラノ トルトーナ地区)
会場スペース: 380 ㎡
参加クリエイター: 鈴木マサル、吉本英樹、伊藤節&伊藤志信、
会場設計: 森ひかる
総合プロデュース: 桐山登士樹




開催まで約2週間というこの状況でもちょっと信じ難い感じ。


しかも何と言うか、、、自分の作風そのままでいけるとは、、、


こちら、ブースのキービジュアル! ↓ 





















ヒツジ!
 



もはや後には引けません。

この作風のまま2週間後、チャオチャオ・バンビーナ!


つづく

ヘルシンキから帰国 そしてミラノ!





ヘルシンキから帰国しました。

いやー毎度の事だけど、色んな事がごちゃ混ぜの出張でした。

ヘルシンキって、私にとっては良い事も悪い事も色んな事がありすぎて、まあ割としんどい思い出が多くって普通の感情では語れない感じなのよね。 あー、しんどいわー。





帰国前日に行ったアルテックの新店舗オープニングレセプション。大盛況。内装は案外ラグジュアリーな感じ。

マリメッコの本店も移動してけっこう服メインにリニューアル。アラビアの工場も今月いっぱいで閉鎖かな。

この国は良くも悪くも合理主義だから色々変化があって、それは良い所もあれば個人的には寂しい所もあったり、まあ色々ですねー。









帰国日の朝は一面の雪。 きれいだなあ。

なんだかんだ言っても私はこの街、好きなのですね。

また来るね!


さて、

来月、私はミラノです。 こちら↓


http://response.jp/article/2016/03/19/271849.html


ミラノサローネ!

詳しくは次回のブログにて!





プリントテキスタイルに明日はあるのかどうなのか



さて、帰国前日 今回のメインイベント。
例のプリント生地の立ち会いに行って参りました。 
場所はヘルシンキ市内から北上する事約2時間、タンペレの手前の片田舎です。

日本を出発する前日にもう、清水の舞台からダイブする様な気持ちでお金を振り込んだのですが、三菱東京UFJ銀行の人に

(・Θ・;)「地方の小さな銀行のようですが、、、おそらく小さすぎて名前が確認出来ないのですが、大丈夫ですか?」 とか聞かれる始末


、、、、、大丈夫かって?






こっちが聞きたいわ!
(T▽T;)





でもここで手続きしないと滞在中に立ち会いは出来なくなってしまうので、バンクコードの通りにやって下さい、と。
銀行の人も、「もしも実在しなければ手数料はかかるけど戻って来ますから」と神の様なアドバイス。 有り難う!

大丈夫かね、本当に。 こんな綱渡りで良いのか? って感じでしたが、出発当日に
「入金サンキュー。準備しておきますね。」と言うメール。 実在したのね、、、、良かったよ。

と言う事で、不安がいっぱい。モリモリ山盛り状態でいざ、立ち会いへ。













到着したら担当者が

(・∀・)「準備はできているよ! さあ、始めよう!」

えっ、あっ、、まだ、、、心の準備が、、、
なんて暇もなく、いきなりスタート! まじか。
こっちは割と時間に正確なのよね。












Σ(=°ω°=;ノ)ノ おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!


プ、プリント! プリント! プリントされて行く! 
当たり前だけど!








MADE IN FINLAND の耳ネーム。 フィンランド製の OTTAIPNU の生地が誕生。 それがどうしたって感じですが!









版も巨大だ! 大きさでごまかしてやるわ! わははは





オートスクリーンなので、あっけないくらいあっという間に終了して、次の柄をセッティング。
















ヾ(*~▽~)ノ おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!


刷っている! また刷られて行く! いちいちうるさいですが








またまたあっという間に終了。


賞味、約2時間。 たった2時間。

たったこれだけの為に、あんなに考えて、あんなに焦って、あんなに落ち込んで、あんなに心配して

それでも本当に嬉しい。涙が出る。 心配していた事もうまく行った。吹っ飛んだ!
まだ仕上げ行程前だけど、良い出来ではないかなあ!



最後、担当の人が
( ・(ェ)・)「何でわざわざフィンランドでプリントしようと思ったの?」
って聞いて来たのですが


えーっと、何でだっけ? 忘れちゃったなあ。

どうしても知りたい事があって、わざわざこんな所まで来て、やってみたんだけど

やってみれば分かるかも!と思ってやってみたけど、結果的には




全然分からなかった!



でもしびれた! 楽しかった!

ずっと分からなくてもいいや! またこういう事が出来るなら。




\(T▽T;)/ プリントテキスタイル、バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ! (意味不明)




ヘルシンキ3日目、4日目





午前中は宿で仕事、午後からあれこれ用事、夜は知人と食事、という日本ではとても考えられない様な規則正しい日々を過ごしております。

この日は午後からアアルト大学内で行われたテキスタイルのセミナー会議に誘われて聞きに行って来ました。






テーマはテクノロジーとテキスタイル。
もちろん英語だから、三分の一も理解出来ていませんが、それでもけっこう考えさせられる内容でした。
主に、自分のやっている仕事がいかにテクノロジーやデジタルな世界との関わりが薄い、というか何も無い事に対して、とても考えさせられました。

うーん、良いのか?これで。



翌日、メーカーとのミーティング




意図した訳ではないんだけど、社内的に重要な発表がある日にバッティングしてしまったらしく、当日になって時間の変更やら何やらでもうバタバタ。

もっと語学力が無いとなあ、、、この先乗り切れないなあと痛感。
テクノロジー以前の問題だわ。