妻の詰子は1ヶ月ごとに血液検査のために診察を受けている。
その検査で一番注意しなければならないのはHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)という値だ。
食事に気をつけないといけない。

駐車場の車内で待っていると、診察を終えた詰子が戻ってきた。

「詰子ちゃん、どうだった?」
「問題なしだよ」
「良かったじゃん」
思わず笑みがこぼれる。

「でも、カリウムが足りないんだって」
「ほぅ〜、かりうむ!?」
「生野菜を食べろって言われた」
「ほぅ〜、なまやさい!?」
「なので、今からブロンコビリーでサラダバーを食べるよ」
「ハハハハ」
 

あとがき

ブロンコビリーでハンバーグと牡蠣フライ、そしてサラダバーを美味しくいただきました。
ブロンコビリーは愛知県を中心に展開するステーキハウスです。
そして、あいかわらず、料理の写真を撮るのを忘れました……。

さて、詰子の検査結果も安定しており、先生からも問題なしのお墨付きをもらっています。
サラダバーがあるからという理由で来ましたが、お目当てはハンバーグと牡蛎フライ。
牡蠣フライは、この季節だけの贅沢。
サクッと噛んだ瞬間、口いっぱいに広がる濃厚な旨みが最高です。

まぁ、こんな感じで過度な食事制限はせず、楽しんでやっていこうと思います。
それにしても牡蛎フライ美味かったな。
 

 

昨日のオツト日記にて——
「詰子が半袖短パンで真夏のような部屋を作ってる」とのこと。
ふふん、言いたい放題ね。

でもね、寒がりなのはいいけど、家の中でダウンベストってどうなのよ。
まるで登山家。

それに、あのリビングのドア。
私が「開けておいて」って何度も言ってるのに、
毎回、律儀に閉めるのよ。
「寒いから」って。
でもそのたびに、家全体が冷えて、結局また暖房フル稼働。
エコの敵よ、まったく。

「詰子ちゃん、この部屋、暑いよ」って言われたとき、
私は思ったの。
「じゃあ、ダウン脱げば?」って。
でも言わなかった。
大人だから。

ちなみに、誕生日にあげた“オーラストーン繊維のあったかグッズ”、あれ、暖かいって言ってたのに、ブログでは一言も触れてないのよ。
あれで手首と足首を温めれば、体感温度が全然違うのに。
文句ばっかり書いて、まったくもう。

でも、まあ、そんなオツトくんが好きなんだけどね。
(あ、これも書かれるかな…)

さて、今日も我が家は、「暑がり」と「寒がり」の攻防戦。
でも、きっとこれが、私たちの冬の風物詩なのかもしれない。

——詰子より

 

 

 
オーラストーン繊維のあったかグッズ

 

めっきり寒くなった。
先日、我が家のある名古屋でも初雪を観測した。
完全に冬の到来だ。

僕は寒がりなので、長袖長ズボン、靴下を履き、家の中でもダウンベストを着ている。
一方で妻の詰子は暑がりで寒さに強い。
だが、そんな詰子でもこの寒さはこたえるようだ。

僕は暖房の効いたリビングに入り、ドアを閉めた。
そこで詰子は半袖短パンで座っており、暖房とガスファンヒーターを同時にフル稼働させ、まるで真夏のような空気を作り出している。
寒がりの僕だが、さすがにこの部屋は暑く感じる。

「詰子ちゃん、この部屋、暑いよ」
「オツトくんがドアを閉めるからダメなの。ドアを開けっ放しにしておけば家全体が暖まる、って何回も言ってるじゃん」
「ーーーー。(いや、今、閉めたんですけど…… )」
 

あとがき

12月に入り、一気に寒くなりましたね。
僕と詰子は体感温度がかなり違うようで、夏も冬も部屋の温度管理で意見が合いません。

さて、寒がりの僕が、今一番気になっている防寒商品はヒーターベスト。
想像するに、ストーブを背負ってる状態と思うんだけど、どうなのかな。
一度使ってみたいです。

それにしても早いもので12月、もう師走。
年末です。
早めに年越しの準備をしないといけないな。
タイヤも冬用に変えなきゃ。
 

 

僕は寝酒に焼酎のお湯割りを飲む。
台所でスマホをいじりながら飲むのがいつものスタイルだ。

リビングから鼻をすする音が聞こえてくる。
振り返ると、妻の詰子がティッシュを手にしていた。

「詰子ちゃん、どうしたの?」
「鼻が詰まった」

そう言うと、詰子は小瓶を取り出し、襟元に液体をちょんとつけた。 
数分もしないうちに、台所までその匂いが漂ってくる。

「……くさっ」
思わず声が漏れる。

「ハハハハ」
詰子は笑った。

「何か臭ってきたよ」
「アロマエッセンスつけたの」
「はぁ〜、焼酎を楽しんでいたら、くさい臭いが襲ってきたよ」
「ハハハハ。アロマじゃん」
「くさいわ〜」
「はぁ〜、気が合わんな〜」
 

あとがき

僕は香水や芳香剤などのニオイが苦手です。
たまに詰子が部屋に芳香剤を振りまくのだけれど、その度に昔の便所のニオイを思い出します。
1980年ごろのシャルダンとかサワデーとかのニオイ。
別に芳香剤を否定しているわけではありませんよ。
単に僕が苦手というだけの話です。

さて、世の中、加齢臭がするオジサンは嫌われるけど、香水がきついオバサンも厄介ですね。
それを僕みたいなオジサンが言うと、そのオバサンに嫌な顔をされるから、さらに厄介。

満員電車で強い香水がすると、気持悪く、下手をすると頭痛がしてしまいます。
「ちょっと香水がきついですよ」と言ってあげたほうがその人のためになると思うんだけどな。

僕はそう思いながら、焼酎の湯気の向こうで鼻をしかめるのでした。

 

僕は歯が悪い。
上手く噛めず硬い食べ物が苦手だ。
それに加え、熱い飲み物や冷水が染みるようになってきた。
食事の度にストレスになり、楽しむどころかただの試練になってしまった。

その症状は酷くなるばかりだが、どういうわけか、今日は違った。
料理を口に運んでも、あの嫌な「染み」がない。
妻の詰子に話しかけた。

「なんか、今日、染みないよ」
「ハハハハ、そんな訳ないでしょう」

もう一度噛んでみる。
やはり、染みない。

「染みないよ」
「気のせいだよ。悪くなることはあっても、良くなることはないよ」
「ーーーー」

翌日。

「詰子ちゃん、今日も染みないよ」
「ハハハハ」
また言ってるな、という顔で笑う。

「詰子ちゃん、大笑いしてるよ。完全に俺のことバカにしてるよ」
「ハハハハ」
「気のせいかな?」
「気のせいに決まってるでしょ」
 

あとがき

気のせいでした。
たまたまでした。
また、染みます。
痛いです。
ストレスです。
怒る相手も場所もないのがツラいです。
はぁ〜。
やんなっちゃうな〜。

さて、今度、歯医者に行く日は12月上旬。
歯を抜くか、神経を抜くか、とりあえず何とかしてほしいです。
また、報告します。