初代総社藩主秋元長朝の父秋元景朝の墓が元景寺(前橋市総社町)にあります。
中央にある宝篋印塔は祖霊塔です。
向かって左の笠塔婆が秋元景朝の墓です。
1587年(天正15年)没 63歳 春光院殿気山元景大居士
景朝の経歴はよく分かりませんでした。息子の長朝が元景寺(秋元景朝の名から付けた)を開いたのは1590年ですから、1590年より前に秋元氏が総社の領主になっていた(初代総社藩主は1602年)のは間違いないでしょう。いつの頃か景朝が総社領主になり長朝が継いだと考えられそうです。
この墓碑は1590年頃建てられたものかについては懐疑的です。秋元長朝(1628年没)が晩年に建てたかだろうと思います。
秋元景朝室妙耕院(上杉憲政養女春)の墓。
1580年没 光厳院殿心月等清大姉
秋元長朝の父、秋元景朝・妙耕院夫婦は曹洞宗元景寺に眠っています。
そして、初代総社藩主秋元長朝以下の秋元氏は光厳寺に眠るってのはどういうことなのか?