国指定史跡蛇穴山古墳。一辺44m、二重の堀を含めると82m、三段築成以上の大型方墳で、7世紀後半(※)の築造され、上毛野氏の王が葬られたと考えられています。
心霊写真みたいな説明板になっていますが、安心してください。履いています。
横穴式石室で、入り口は八の字に開く羨道の痕跡みたいなものがあります。写真を撮るのめしこきの立ち位置あたりの広場で祭祀が行われたと考えられています。
石室内から祭祀が行われる広場を眺めます。左右・天井・玄門の石、どれも大きく平らに加工され、
この技術は当時の上野にはなく都との深いつながりを思わせます。石室全体に漆喰が塗られています。平面に削られた巨石を漆喰で塗り固めた凹凸の無い白い空間は権力の大きさを示すものだと思います。
これは木棺を乗せた棺台です。
(総社歴史資料館の方が出てきて解説していただきました)。
頂いたパンフレットと見学時にわざわざ総社歴史資料館から出てきていただいた解説員の話をまとめました。
※ 頂いたパンフレット(前橋市教育委員会:総社古墳群)では7世紀後半、解説板では8世紀初頭となっています。