なぜ反論しない?~朝日新聞のウソ246~ | のめしこき日記

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「朝日新聞のウソ」は当該記事を削除させ、教育現場の名誉を
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 朝日新聞はウソの指摘に、訂正記事を出したり、【重く受け止めます】(※)と書簡をよこしたりしました。

 朝日はマズい記事だとは思っている(名前は伏せますが、海外支局の記者から「あの記事は問題があったと思っている」とメールをもらったことがあります)のでしょうが、いまさら削除や訂正はできないということなのでしょう。

 これから13通りのウソを、1つ1つ挙げていきます。

 

 今日は末尾資料の①のウソです。

 朝日新聞東京本社版(2013年1月22日)では教育現場に対する信用を失う【理由】として「退職金減額を免れるために埼玉県では100人以上の教員らが早期退職を希望した」ことを千葉大名誉教授(行政学)の新藤宗幸さんがコメントしたことになっています。

 違和感があるのは専門外のことにコメントしていることです。相撲評論家がサッカーのコメントをしているようなものです。

 

 ところが、同日の朝日新聞埼玉地方版では東京都市研究所常務理事の新藤宗幸さんが【減額を急ぐ必要はなく、児童や生徒に迷惑が掛からないようにするべきだった。先生や学校に対する信用を失うだろう】とコメントしています。記者はこちらも大津正一さんです。

 

 東京本社版は退職金減額を免れるための早期退職を、埼玉地方版は急な制度改革を【信用を失う】理由としています。肩書は違いますが述べているのは同一人物です。

 

 意味の違う文脈に

 同じ人物が

 同じ言葉でコメントを出す、

 しかも一方は専門分野外のコメントを出す

 そして両記事を書いたのは同一記者

 

 この件に関し新藤宗幸さんにメールで質問したのですが返事はありませんでしたから、この件については朝日新聞も反論できるのです。「同一人物が同じ文言で2通りの意味のコメントを出しました」と。

 なぜ反論しないのでしょう?

 

※ 様々なダマしのテクニックが使われています。今回の①の「識者コメントの流用」は大津記者以外でもよくやっているのかも知れません。

 

※ 「重く受け止めます」という表現は、慰安婦・原発のウソを認めた時の木村伊量社長(当時)が繰り返した名言です。それを菊池功さんも踏襲したのでしょう。意味は、「(本当はしていないけれど)反省したふりをします」程度の意味でしょう。

 

※ 記者有論の⑨⑩⑪について出した訂正記事(2015年3月30日)。危機管理としてダメな典型で、訂正記事でもウソをついています。上記菊池功さんによる訂正記事です。