悪だくみの前振り~朝日新聞のウソ247~ | のめしこき日記

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「朝日新聞のウソ」は当該記事を削除させ、教育現場の名誉を
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 本日は朝日の詭弁テクニックを紹介します。

 小さな間違いに見えますが、三段跳びに例えると今回はホップ・ステップ、次回ジャンプして立派なウソに成りすまします。

 これだけでも立派な悪だくみですが、実は次回指摘する悪だくみの前振りなのです。

 これは末尾記事の②のウソにあたります。

 教職員→教員→退職者と用語を巧みにすり替えていることが判ります。最後の【退職者】で数値を教員のものと誤読させるテクニックです。

 

 【退職者(予定者含む)は埼玉123人、佐賀36人、徳島12人、熊本1人】は教職員の数値です。

 教員なら「教員(予定者含む)は埼玉108人、佐賀26人、徳島7人」です(文科省の発表)。

 菊池功さんは「教職員」と「教員」の用語の混乱は認めて(それなら訂正しなさい!)【反省】したフリをしていますが、核心の【退職者】を入れたことには触れていません。

 記事を書いたのは大津正一記者・氏岡真弓編集委員で、氏岡さんは教育問題専門の編集委員ですから、不注意で「教員」と「教職員」を混同することなどあり得ませんし、不注意ならわざわざ【退職者】を入れるのではなく「教職員」と書くはずです。

 

・騒ぎを大きく見せたいから数値は教職員のを使いたい。

・でも、関心があるのは教員だから、【教員が相次いだ】という用語を入れたい。

 

 ということで、教職員の数値を使い、

ホップ:【教員が相次いだ】の文言を滑り込ませた。

ステップ:【退職者は】とぼやかして、教職員の数値を教員の数値と誤読させたかったという事です。

 

 このテクニックは、大津・氏岡さんだけのものなのか、朝日の伝統芸なのかどっちなのでしょう?

 いずれにしろ、こういう地雷を仕掛けられたら、読者はたまったものではありません。

 

 次回は、このウソがジャンプして立派なウソに成りすます事実をご説明します。