八ッ場ダムの現在04~国道145号~ | のめしこき日記

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 中之条町から草津温泉に向かいます。
 JR吾妻線と交差するところから、国道145号線も付け替えです。
 道なりに進むとそれが145号の付け替え線です。
 まずは、左に曲がると旧145号です。しばらく進むと、通行止めです。

 しかし、道の半分があいているので、進んでみます。200~300m行くと完全に通行止めです。どうやら1車線分あいていたのは、住民の生活道路確保のためのようです。

 引き返して、吾妻川を渡り、北斜面にできた道(145号線ではありません)を進みます。
 長い立派なトンネルを抜けると、新しい川原湯温泉に到着です。こちらの道の方が川原湯温泉に近いです。オヤジは自転車だったのですが、広い歩道・自転車道があって、安心して運転できました。外は雪の舞う寒い天気でしたが、中は案外温かです。
 2枚目の写真に戻って、直進します。新しい145号です。
 こちらも長いトンネルがあります。標識には二つトンネルの名前がありましたが、この二つはつながっているようです。こちらの道の方が広く交通量もあります。

 よく見たら、自転車のハンドルが写っています(こういうところに注意が行き届かない性格)。排気ファンも回っているのですが、周りの空気がきれいなだけに、自転車だとちょっと排ガスがきついです。
 進んでいくとヤマドリのオスの死骸がありました。ヤマドリはキジと同じく、空を飛ぶよりも駆け回る鳥なので、トンネル口からはいりこんで出られなくなってしまったのでしょう。暗闇の中、轟音をたてて行き来する物体の横で、さぞ不安なことだったでしょう。スズメも一羽死んでいました。自動車では気づかぬ発見でした。

 川の向こうに旧川原湯温泉街の廃墟が見えます。


 145号線沿いにもだんだん生活基盤ができつつあります。そば屋さんとうどん屋さんができていましたが、両方とも煙抜きを乗せているところがオヤジ好みです。
 対岸の川原湯温泉側とは3本の橋でつながっています。下流から、八ッ場大橋。
 真ん中が、不動大橋。

 この二つの橋で、川原湯温泉側と145号線側を周遊するコースは、都会の人には自然に触れ合える良い散策・散歩にお勧めできます。冬は半端なく寒いですけど、そうした寒さも楽しいかもしれません。


 145号線から不動大橋を眺めます。そんなに大きくない川ですが、こんな高さまで水がたまるのでしょうか。
 最上流の丸岩大橋です。3本の中で最も短い橋で、最初に開通しました。

 

 


 一部は4車線になっています。ダム関連でたくさんの資金が投下されているのが判ります。
 八ッ場ダム湖と川原湯温泉を中心に、こうした環境整備にふさわしい地域振興が行われることを、隣接地域の住民として願ってやみません。