信州はそばで有名です。
信州のそばに詳しい訳ではないし、食通でもないので、話半分ということで。
別所温泉安楽寺から上田城に向かいます。しかしその前に昼食です。昼は何を食べようか迷うことはありません。妻氏も娘氏も、そば！ なのです。
上田周辺には有名店や人気店がたくさんあります。と言っても、入ったのは「刀屋」と「草笛」くらいしかないのですが。刀屋は作家の池波正太郎が愛した店とのことで、平日の昼でも行列ができています。草笛は本店は小諸市の懐古園にありますが、上田にも店を出しています。周辺に６店舗を展開する人気店です。
オヤジ一家がよく行くのは、上田城の隣にある、「千本桜」です。上田市観光会館の１階にあります。刀屋や草笛に比べて店構えでは損をしています。何しろ、通の客が行くような立地には思えません。刀屋はいかにも歴史を感じるたたずまい、草笛上田店は新しく立派なたたずまいです。
初めは、期待しないで入りました。しかし次からはほぼこの店ねらいです、上田のお昼は。刀屋や草笛は新規開拓で出かけたのですが、オヤジ一家はやはり千本桜が合っているようです。もちろん刀屋も草笛もお薦めです。食べログでは、総合ランキングで草笛上田店５位（3.54）、刀屋６位（3.53）、千本桜16位（3.44）です。注文は常に田舎そば。そば殻もひいてある黒っぽいそばです。
何が合っているか。
量・・・合っています。大いに合っています。これで普通もりです。でも、これは上田周辺では当たり前のようで、刀屋も草笛も同じような「山」です。大食いなオヤジには上田のそば屋は天国です。注文するときは、他の客をよく見て、量を確認してから注文するのが良いと思います。上田ではオヤジも大盛を注文するような無謀なことはしません。
香り・・・よく分かりません。
こし・・・よく分かりません。
つけ汁・・・甘めの汁で、好みです。
舌触り・・・これが気に入っているのでしょうかね。自分でもよく分かりませんが好きな蕎麦です。
今回オヤジは野菜かき揚げ天ざる田舎そばを注文しました。上の蕎麦にかき揚げが１枚乗っかっています。ちくわで六文銭がデザインされています。デカイ‼
かき揚げも軽い仕上がりでとても美味しかったです。
千本桜も昼時は満席状態です。12月はシーズンオフとはいえ観光客もいるし（オヤジ一家も観光客です）、地元の人も多いように思いました。
一つだけ不満を言わせてもらうと、調理スタッフの人数が客に比べて少ないのか、あるいはオペレーションの問題か、注文から提供されるまでの時間がやや長いと思います。
それでも、オヤジの一押しのそば屋です。ばか舌に押されてもかえって迷惑か（笑）。